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都立中高一貫校/都立高校トップ校 受験専門 渋谷で創立30年

まなぶくんとしおりさん 都立日比谷都立戸山都立青山難関国立難関私立の受験塾 都立小石川都立桜修館都立中高一貫校の専門塾

2021.10.11

 

◎まなぶくんとしおりさん

 まなぶくんは、少々いい加減なところがあり気が向けば熱中するけれど嫌い、飽きるともう放り出す。しおりさんはなんでもきちんとやらなければ気が済まない性格です。学校の宿題もきちんとやります。予習もするし復習もする。当然学校のテストは悪くても90点、100点を取ることもよくあります。いわゆる優等生です。まなぶくんは、宿題も適当です。復習、予習なんかやったこともない。それでも要領がいいのか、学校のテストは80点取ることもありましたがたいていは60点前後でした。
 さて受験の6年生になって、まなぶくんも受験をすることになり、塾に入りました。しおりさんと同じ塾です。
 1学期が終わる頃、二人の成績に大きな変化が現れてきました。しおりさんはもうかなり頑張っているのに塾や模試の成績が頭打ちになってきました。これに対してまなぶくんは日を追うごとに成績を伸ばしてきたのです。そして夏休みが終わった頃には、とうとうまなぶくんはしおりさんを追い抜きました。
 これはどうしたことでしょうか。
 受験ではこれまで解いたこともない、見たこともない問題が普通に出てきます。習った問題なら確実にこなしてきたしおりさんは、見たこともない問題ではどうしようもなかったのです。
 他方まなぶくんは、見たこともない問題を却って喜んで熱中して考えたました。今度はどうして解いてやろうかと習ったことのない問題に胸をワクワクさせながら考えたのです。まなぶくんは知らない問題を考えるのが面白くて仕方なかったのです。
 しおりさんは習った問題なら難なく解けていました。それが普通の小学校の優等生なのではないでしょうか。
 興味はないけれど、言われたことはきちんと守る。だから予習や復習は真面目にやる。興味がなければ想像することもない。だから習ったこと、学んだことはできる。しかし、習ったことのない問題については、できない。しかし、それでは受験には通用しないのです。
 ちなみに、習ったこともできないという子たちの群がいることはご存知のとおりです。こういう子たちというのはそもそも受検云々の話しではない。時間をかけて基本的なことを習得できるか、させるか、という話しである。
 竹の会がこういう層の子たちを対象の外に置いていることは周知のことです。こういう子たちは受験を目的としない、補習塾に行くしかないのではなかろうか。そういう子たちの将来がどうなるのか、心配なこととは思いますが、竹の会にはどうにもできません。竹の会が巷の補習塾よりずっといい仕事ができるであろうことはわかっております。ただそれは竹の会の仕事ではない。

 面白い、興味があるから熱中する、それは実は知能が高いということなんです。ひとつのことに熱中する、没頭するというのは、興味を持つ、関心を、持つ、つまり、好奇心というのは、高い知能の証しなのです。興味は面白いという感情を呼び起こします。想像力とは、情熱であり、興味であり、好奇心であり、好きなことを追い求めるのが、ほかならない実行力である。この問題については、またいつか述べてみたいと思うが、できるとは、実行と等値である。できる人間はほかならない実行する意思、行動において、卓越している、ということである。

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