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都立中高一貫校受検/都立高校上位校 受験専門 渋谷で創立30年

信用ならぬ連中

2015.12.09

 おはようございます。本日は、渋谷Aの指導日です。早、12月も9日となりました。残す指導は4回、これが終わると、26日~30日、3日~7日の冬期集中指導に突入です。1月の指導は、8日からまず渋谷Bが始まり、31日まで過密日程です。1月31日は、小6受検生の最後の指導日です。2月3日本番、9日合格発表(ただし、九段は6日)。

 この時期にできる勉強などしれたものです。ほんとうにじっくりと勉強できるのは、8月までです。このときに1日7時間以上勉強に集中できたか、です。悲しいかな、わたしが夏に「昨日は、何時間したの?」とよく尋ねていたことの真意が伝わった人は少ない。多くて「4時間そこそこ」、中には、2、3時間、いや特になにをするということでもなくぼんやりと過ごすという子もいたようです。私的なさまざまなことで勉強しない日も多々ある。凡人は事態の深刻さを危難に直面するまで悟らない。人間というのは、動物とちがい、近い将来の危難を予測して動く知恵を持ち合わせている、と思うのはまちがいで、未来を楽観し、現実に溺れるのが人間の、いや凡人の本質のようにも思える。

 成功する人とは、実行力において秀でている人である。凡人には、実行する意思もなければ、実行する力もない。これが真理である。

 と言ってみたところで今更どうすることもない。竹の会では、それぞれに「解き直し」に取り組むよう指示が出されています。「解き直し」と言っても、みな状況が違う。つまり、これまでにこなしてきたレジュメの量も違えば、そのレジュメのひとつひとつを考えることで、そして合格はんこを積み重ねることで終わらせてきたのか、合格はんこがとれずに思考時間もそこそこに解説ばかり読んでかたちばかり終えたことになっているのか、中には、これまでにこなしてきたレジュメの量が極端に少ないという人もいる、あるいは指導レジュメについてこれなくなったという人も出ている、つまりは、現況は人それぞれということである。だから「解き直し」と言っても千差万別の様相を呈することになる。一様ではありえない。課題レジュメにしてもこれまでほとんど出してこなかった人たちがいるし、そういう子たちには解き直しそのものの対象がない。

 12月のこの時期に、もはやこれまでのような指導体裁はとれまい、ということです。やり残してしまったレジュメをやる時間はないはずです。なぜって、解き直しと毎回の指導レジュメでていっぱいのはずだからです。もうこの時期にじっくりと時間をかけて合格はんこを積み重ねていくという、時間があり余るときにだけとれる指導はとれない、ということです。今、そういうことをやれば、解き直しは疎かになり、頭が荒れることになる。時間があり余るほどあるときに、のんびりと勉強もしないで過ごしてきた子たちには実は処方箋はない。

 表題は、「信用ならぬ連中」としました。羊のような体を装い実は狼だった、という連中が、うようよいるのが社会です。病気は医者がつくる、というのが、本質を突いている、と思えるのです。外科医は切りたがり、内科医は薬を出したがる、近藤誠さんによると、これは、もうかるからだということになる。福島県では、小中学生の甲状腺ガンが確実に増えているのに平然と「原発事故の影響とは考えない」と断言する県立医大の幹部医師たち、これは科学的見解でもなんでもない、ただ「東電、国には、なんの責任もありません」と言ってるだけ。言っただけで話が終わる、それって可能なのか。だれも責任をとらなくていい体制、社会全体がそれをゆるす雰囲気、これを寛容ということばで形容して話をぼやけさせるのはさすがに抵抗がある。

 オレオレ詐欺でもなんでも犯罪者は犯罪者らしい顔をしているからまだいい。わたしたちは騙された、騙されたと大騒ぎするくせに、それらしくない騙しには平気でひっかかり文句も言わない。わたしに言わせれば大手塾に1年、2年も自分の子を通わせて、今、小6のこの時期に、伸び悩み、伸び止まり、いやたいしたこともなくきてしまった大勢の子たちが、騙されたと感じることもなく、大手のくりだすこれでもかという特別対策にカネを出し、本番をむかえ、落ちても文句を言うこともなく、大手が臆面もなく合格を報告する影で、さみしく去って行く、なんとおとなしい人たちであったろうことか。

 信用ならぬ連中を信用する人たち。大手建設会社が売り出した、素晴らしい設備ばかりが謳い文句の建物を買って、実は欠陥でした、というときに、わたしたちは、何を学ぶのでしょうか。一見して絶対的に信用できると思っているものが、実はいちばん信用ならぬものということに次第に気づき始めているのかもしれない。

 東大大学院の原子力工学の教授が、実は、爆発を見て首をかしげて「わからない」と言った画面を見て、わたしたちは信用ならぬものの一端を見たはずなのに、・・

 

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