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都立中高一貫校受検/都立高校上位校 受験専門 渋谷で創立30年

日比谷・西・戸山は天才の集まるところ/小石川、桜修館、両国合格は逸材が最低条件/問題が解けないという事態/

2017.10.07

 おはようございます。今日は激しい雨予想が一転曇りになりました。気象庁もそうですが、刻一刻と様々な諸要因がどうはたらくのか予測できないとしたら天気予報の確率も信用ならないのはあたりまえです。気象予報士というのは予報よりも予報が外れたときの後付けの理論的な解説が仕事の内容の主たる部分なのかなと思います。

 さて、竹の会は、8日(日),9日(月)とお休みです。わたしは基本、家で仕事をする、ということになります。懸案のレジュメを執筆するのに時間を使うことになりそうです。

 ◎小6の今後の指導方針の転換

  これまで順調に指導レジュメをこなしてきた小6については、わたしの指導計画には、まったく変更はありません。このまま進めていただくことになります。

  9月の早稲田進学会の模試で成績がかなり落ちたという小6は指導レジュメがほとんど進められないのですから、当然の結果とも思います。

  ●竹の会の指導レジュメについて

  「単位あたりを鍛える」「適性試験のための計算問題」・・・①

  「推論を鍛える」「推論を鍛える(標準編)」・・・②

  「初見問題の研究」・・・③

  「新推論を鍛える」・・・④

  「推論算数」・・・⑤

  「算数をクリアーにする」・・・⑥

  「100撰」・・・⑦

  「続撰」・・・⑧

  桜修館合格には①~⑧までを10月までに終えていることが条件です。富士と白鷗については、①~④と⑦及び⑧で足ります。ただし、28年白鷗合格者は①、②、⑦の一部のみしかやれませんでした。28年の九段合格者は、区内枠でしたが、⑥はやっていません。

  現在伸び悩んでいる小6は指導レジュメが解けていないか、解くのに異常に時間がかかるかのどちらかです。⑤とか⑥が解けないようです。

  そこで、次回の指導から、時間がかかり過ぎるとか、いつまで経っても解けない、出せないというレジュメシリーズについては、打ち切りとします。特に、九段や富士というのは、より基本的な思考が問われるということも勘案して、①の続編の執筆と作文重視の方向に転換したいと思います。28年合格者のうち富士、白鷗の合格者は作文で合格したといっても過言ではありません。実は、桜修館にしても、合否の分岐点は実は作文にあるのです。このことは実は平成28年の桜修館について判明したことです。補欠繰り上がりの実態について、適性点が低くても作文点で繰り上がった子たちがいたという事実がある親御さんよりもたらされております。現在、⑤で逡巡しているとか、⑥で逡巡している小6については、きっぱりと基本回帰路線に転向することが良策と判断しました。また桜修館は少なくとも⑥を10月までに終えていなければ無理と判断しています。落ちることを覚悟で受けるのか、合格できるところを受けるのか、それは自分たちで決めることです。しかし、前者の判断は99%地元の区立中学へ行くという判断でもあります。

 「合格はんこ」ないし「準合格はんこ」がとれない状況が続いているとしたら、それは少しも力がついていっていないということです。不合格はんこと解説読んでわかりました、が常態の子は合格は難しいと思います。

 ●指導方法転換者への具体的指導指針

  ①シリーズを充実させる。これはこれから相当量製作していきます。

  ⑦シリーズはすべて終わらせる。

  以上に加えて、合格作文を書くこつをつかむ、ことに専念する。

◎小5の1月までは徹底して算数を鍛えろ

 現在小5で一番進んでいるのは、「2010算数」というレジュメ集に挑戦している子です。このレジュメはなんと難関私立中学の算数の問題を特集した超難問ぞろいです。これを唯一やったのが、平成25年桜修館合格の男子(24年10月退塾)です。適性合格には算数を極めること、これが確信的真理です。このレベルにまで達するには、逸材であることは当然の前提として、まず小4の7月以前の入会が必須です。そうでなければ小数の計算からスタートしてここまでに達することはまずない。

 ※竹の会の算数レジュメ段階

 ①算数の魁 ②思考の鍵 ③小学思考の素(割合問題編) ④新小学思考の素 ⑤小学思考の素(その他の問題編)

 以上の5点をもって、通常は、適性対策レジュメに入ります。ただし、28年小石川合格者は、さらに次の⑥「推理の素」の途中まで、進めています。

 ⑥からは、通常は時間的にやれないのが普通です。小5入会だとほぼ無理です。

 ⑥推理の素 ⑦思考の源 ⑧共通問題 ⑨1%下巻 ⑩算数速解 ⑪2010算数 ⑫2011算数 ・・・・

 竹の会の用意した算数レジュメは無限に続きます。

 しかし、過去の合格者が、この域に達した例はありません。25年桜修館合格の男子にしても、当時「推論を鍛える」シリーズなどない時代でした。

 現小6の中には、「仮合格者」だと③が無理のことが多い、Aには⑤をほとんどやっていないという子もいます。また⑤を駆け足で終わらせた子もいますが、時間をかけられるときにかけてやってないというのが思考を深化させきれてないように思います。

 「仮合格者」は正直にいって未知数です。玉石混淆です。この中から伸びる子も出るかもしれませんが、壁を超えられない子も当然かなりの確率で出るはずです。竹の会の入会試験には、S合格、A合格、合格、準合格とありますが、現在小6で一番伸びている子がなんと小5の夏から竹の会にきた女子で「準合格」だったのです。AにはA合格した子たちばかりですが、すべては伸びていない。わたしが感じているはやはり普段の勉強姿勢にある。危機感をもってやってきたか、楽観して先送りしてきたか、この差が今天文学的な差になって顕現したということです。実は、28年の富士合格者も白鷗合格者も準合格でした。特に、白鷗合格者は、制限時間の3倍使っての準合格でしたから今なら仮合格でした。なぜこういう2人が合格できたのか、いろいろ分析してみるのですが、一番の理由はやはり作文にあったと思います。作文は合格をもたらす女神です。

 「仮合格者」には、入会許可のときに「将来指導が無理なら退塾」ということを了解していただいております。「仮合格者」は常に勉強姿勢が問われていると覚悟してほしいと思います。また同様なことは中学生についても言えます。中学では、90点前後をとるのがあたりまえです。もし数学でも英語でも60点や70点なら竹の会にいる理由はない。塾など行かなくても60点なら取るでしょ。60点とって親が騒いで塾に文句を言ってきたのは過去の話しです。60点とるような生徒は竹の会から願い下げです。そもそも60点という点はどういう点なのかです。これは勉強しない中学生の取る点です。もしかしたら能力の制約の可能性もある。昔なら、そういう生徒でもカネ出して塾に行かせているのだからと塾に文句を言ってくる親がたくさんいました。今でもそういう親はいると思います。なんとも考え違いの甚だしい親であることか。わたしにはありえない親と塾の姿勢です。竹の会には勉強しない中学生はもともと来てはならないのです。

 ◎解けない、時間がかかるという症候群

 25年には、実は桜修館に合格できなかった男子がいました。小6の夏には夏休みのほとんどを学校提出の自由研究に使ったという変わり者です。まず作文が書けない。とにかく書けない。さらに、レジュメに時間がかかる。何時間もかかる。この男子は知能は高かった。これだけは間違いない。この男子は、3年後の28年都立戸山高校に合格することになります。さまざまな理由で受検勉強に専念できない、習い事、稽古事、スポーツというのが普通ですが、この男子のように自分の趣味や心奪われたことに没頭してしまうというタイプも受検には不向きです。家族旅行や家族、親戚の集まりをよくやる家庭というのも受検には向きません。勉強というのは、中断が一番の敵です。中断を繰り返せば将来必ず脳が不完全燃焼を鬱積しておかしくなる。よくこういう子たちがやる先送りというのは、積み残しを増やしていくことにほかならない。積み残しも膨大な量になれば勉強しないのと同じです。20年に九段に落ちた、まじめな性格の知能も平均より上の子が直前に思考不全に陥りましたが、後からわかったことですが、かれの残した大量の積み残しの原因は、12月まで続けた土日の野球でした。野球を優先する、つまりレジュメを積み残す、という道を選択したのです。この子は落ちて憔悴したというけれどそもそもの選択からは落ちるのが通常の事態であるということには思い到らないようです。親もそういうことよりも塾を咎める癖がある。

 ◎課題レジュメについて

 小6は11月までで終わりです。

 

 

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