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都立中高一貫校受検/都立高校上位校 受験専門 渋谷で創立30年

第56章 合格請負人(3)/都立小石川/

2020.01.27

 

第56章 合格請負人(3)
  喧嘩は開き直り
 いったん、死んだつもりで、腹を括って、臨め!
 相手を直視しろ!
 

 試験はどうしても過大評価してしまう。実像の数倍の虚像を見てしまう。虚像にビビり、足が地についていない、ということはよくある。。怖いのは、自分で勝手にこうあるべきものだと決めつけて、ありもしない虚像と戦うことだ。
 自分の弱点を知ること、自覚することは大切である。しかし、弱点を恐れるあまり、萎縮してしまっては、弱点ゆえに失敗したということになりかねない。
 
 竹の会で、高校入試に成功するには、わたしに全ての情報を開示しなければならない。そして何をやるか、について、すべてわたしの承諾を得なければならない。決して自分勝手にやってはならない。通知表、定期試験の成績はすべてわたしに報告しなければならない。
 自分で市販の参考書、問題集を買い、これをやる、特に、竹の会のレジュメに優先してやる、これは必ず悪い結果となる。なぜそう言えるのか、と訝る人もいるかもしれない。過去に、そのために破滅した人を何度も見てきたからである。
 模試は最低5回は受けてほしい。データをわたしが最短で検討できるように、竹の会を通して申し込んで欲しい。開始は遅くとも8月から、早くて7月から、受けて欲しい。都立入試の模試は、信用性が高い。それは都立志望者がこぞって受けるからである。都立模試は、血液検査と同じである。わたしは、模試の結果を見て、いろいろと細かな手を打つ。これまで戸山を受けると言えば、それこそ細かいチェックを重ねて、指示を出し、実行させて、また血液検査から対策を講じるということを緻密にやってきた。成功者は、なにをするにも私の指示を仰いだ。決して勝手に自分の考えで何かを進めてはならない。過去の合格者は、完全にわたしの監視のもとにあった。
 内申は必ずわたしに原本を提示して証明をしなければならない。まず8月ないし7月の模試でこれまでの指示の仕上がりを、診る。特に、中2の夏から、手当てしてきた理科、社会の仕上がりを確かめる。ここで8割ラインを超えたかどうか、が、一つのポイントになる。超えてなければ、これまでの勉強が緩かったのであり、手を考えなければならない。過去の合格者には、8月の模試で、理社5割で、その後毎回の模試でも6割前後とかなり危機的状況であったが、なんとか冬期、1月と手を打って、1月の模試で8割を超えたという例もそれなりにあった。早くからわたしが病気を知っていたからこそ手が打てたのである。1月の模試でも6割だともはや背水というところまで追い詰められるが、2月の入試本番までになんとか8割以上取れるまでにしたこともあった。一人でやる勉強というのは、まわりが見えていない、偏っている、という危険を負うことであり、自分を客観的に見て是正することもない。模試は唯一自分を客観的に見る機会となるはずであるが、一人でやると、自分の超主観的な判断がまかり通る。だから必ず失敗する。要するに、自分流にやったら失敗する。

 1月に模試を受けた人の中には、よかった人もいれば、悪かった人もいると思う。昨今の都立中高一貫模試は、尺度としては、使えない。模試の結果が、また実力を、能力を必ずしも反映していないきらいがある。模試の成績が良くても、落ちることがあるのは、昨今の模試事情からは、当然にありうる、想定内のことである。極端に悪いのはだめだが、トップ層にはいなくても、上位30%前後にあれば、問題ない。過去には、富士の例ではあるが、全体の50%前後にあった者が合格した例が3例もある。模試で毎回早稲田進学会の模試で成績上位者として名前を載せていたが、不合格となった者は、数多いということも付言しておかなければなるまい。世間には、模試の成績イコール本番と疑わない親も多くて、模試が悪いとそのまま本番に危機感を、持つ。しかし、模試イコール本番なわけがない。模試なんてたかが塾関係者が短期間に作った即席問題じゃないか。本番の問題は、少なくとも複数の先生が、知恵を絞って創作し、何度も討議を重ねて、作っては、実際に解かせてみて、不備を見つけ、作り直すという、それこそ念入りに作りあげてきたものである。これと商売目的の模試の問題とをイコールだなどと考えることなどあり得ない。つまり模試の問題は出来が悪い。意味なく難しかったり、どこかの模倣だったり、間に合わせるために作った粗悪品もある多い。どこかの文献から借用した問題も結構あるのではないかと思う。模試は模試である。ただ同じ条件で、同じ志望校を目指す者が、同一の模試を受けたときに、自己の位置を知る意味がある。しかし、昨今の都立中高一貫校の模試には、そのような機能はない。だからその位置を模試で知ることはできない。私たちは各大手塾の主催する、偏向ある模試で、その村(塾)の位置を知ることができるだけである。
 あなたたちは、質の良い、本番の問題で、普段培ってきた思考力を発揮してくればいいのである。模試の成績が悪ければもう模試のことは忘れてもいい。ただあなたの力を発揮してくれる本番の問題を信じればいい。もし模試の成績が良くても、出来の悪い模試の問題にあなたの思考がついていったのはかえって、まともな問題にこける恐れもあるのだから、模試の成績に浮き上がる意味は全くなく、むしろ謙虚に質の良い本番の問題に力を発揮できるように、偏向に満ちた、己が心を戒めなければならない。
 

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