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都立中高一貫校/都立高校トップ校 受験専門 渋谷で創立30年

筑駒・開成合格塾/駿台模試都立日比谷志望者第1位塾/渋幕特別特待生合格塾/桜修館のための名塾

2022.05.16

本日の「新草枕」

正確な知識だけが役に立つ

国語の解き方第5回講義

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◎今の塾がおかしいのか、親がおかしいのか

 今の塾がおかしいのか、親がおかしいのか、純粋過ぎて、理想と現実を曖昧にして、塾も親も子も突き進む。純粋な子どもは洗脳されやすいから、子どものせいばかりにはできない

 都立中高一貫校の受検の現状は、かつてとは様変わりした。それなりの成果を出し始めた公立中高一貫校制度は、もはやかつての牧歌的な時代とは事情が違う。あの頃公立中高一貫校専門の大手に多くの親子が群がった。背景にはもちろん学費のかかる私立中学受験全盛がある。安い費用でいい授業を受けられる。しかも大学受験まで面倒見てもらえる。これはこれまで受験を我慢していた小学生、特に、女子にはまさに文明開化の響きがあったに違いない。当時は私立難関受験者にはそれほど関心はなかったように思う。

 この制度も10年以上が経ち、事情は様変わりした。今は、私立中堅(芝中レベル)志望者を中心に、果ては開成などの難関受験者までもが、受験の重要な併願先として、都立中高一貫校を選ぶようになった。小石川や武蔵、桜修館などはおそらく併願率が90%を越えているものと推測される。

 さて、このような時代に、もはやこれまでの公立中高一貫校対策塾では対応できないことは明らかであった。今や、都立中高一貫校の有力な合格校は、サピックスや早稲アカなどの難関私立中向けの大手塾となりつつある。都立中高一貫校には、今は、並みの子は受からないのである。もって生まれた才能がなければ8倍の競争率を突破できないのは理の当然である。

 ここは勘違いしてはならないのに、相変わらず公立中高一貫校向けの大手塾には大勢の並みの親御押し寄せているのが現状と思える。

 竹の会では、中1の指導を引き受けるのに吝かではないが、中学生というのは、いずれ勉強から脱落していくのがほとんどであることを知り抜いている私からみればまずはどこまでがんばれるのか、見届けてみよう、ということである。多くの中学生が成功するかどうかは、あげて小学時代に基礎力を、つまりは自分で理解して考えるスタンスを身につけられているか、にかかる。

 だから受検のための勉強というのは無駄にはならない。ただし、わたしの知る限り大手塾出身者で基礎がしっかりとできていた子というのは、ほとんどいない。Z会に2年間通って、小5の末に竹の会に来た子にしても基礎は不十分なものであった。ただ素直さと才能、まじめさが少ない指導で合格をもたらしたのだと思う。

 中学生の指導というのは、ただに勉強しなくなるという一点でわたしには早々と切り捨てるしかないことが多い点であまり気の進まない仕事である。熱心な子だけが竹の会に残る。しかし、部活をやりながら勉強にも前向きだったはずの子が都立に落ちたことがあったが、中3の夏も合宿、試合練習など、ほとんどまともに勉強に取り組めなかった。いくら試験直前期にその気になってももはや手の打ちようはない。中には、高い内申をとりながら、秘密主義で事実上わたしに指導を放棄させた子もいたが、これも悲劇であった。自尊心の高い生徒にはこういう子もそれなりにいて、親も教育に費用をかけのにそれほど熱心でもなく、最低で最高を取ろうとする傾向が強い。

 部活をやって受験に成功することはまずない。竹の会で中学で成功するには、まず小学生時代にできれば小2から徹底して基礎力を鍛えておくことである。これがベストである。何度も言うが、小5では遅いのである。しかし、それでも基礎力だけはつけておけば将来高校入試では必ず役に立つ。それは間違いないのでそれならば意味がある。

 竹の会では、開成・筑駒でも合格させられる。しかし、わたしがその気になって、日比谷志望者を募集してもだれひとり、この小塾に興味を持つ人はいない。みなさん迷わず大手に行きます。昔から知能の高い、期待していた中学生が、中2が終わる頃、よく大手に転塾したものだった。竹の会では受からない、日比谷でさえも受からないと親子で判断したのかと思う。竹の会がそう見られたのは残念だが、竹の会は竹の会を信じた者だけが来ればいいのであって、信用しない、信頼しない親子は去ればいい、ただそれだけのことであり、わたしはなんとも思わない。

 竹の会の指導を受けてもいないのに、推測で批判する人も多々いるが、実際受けて見た親子の多くが感動と感謝に溢れているのは知る人ぞ知るである。知らないからわからない。どんなに凄いかわからない。それまでの塾がなんだったのか、とは、よく親御さんから聞く話しである。もっと早く来たかった、というのは、多くの竹の会の親子が言っていってこられたことばであった。

 わたしは他塾をどうのこうの言う気はないのだが、ただ子どもたちをどうも蔑ろにしているようにしか見えない。それで辛口を言うことにもなる。計算もまともにではない、割合のテンプレートにはめて解く、公式を使うことばかり考えて事実を見ない、そもそも考えるという訓練がまるでできていない、大手に2年以上通ってこれかとわたしを慨嘆させたこと数知れず。文句の一つも言いたくなる。

 とにかく竹の会は近い未来に東京の塾からはなくなることになるだろう。もう竹の会の指導には会えなくなる。・・・

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