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都立中高一貫校受検/都立高校上位校 受験専門 渋谷で創立30年

頭が荒れる

2015.12.08

 「頭が荒れる」、いやこの時期から注意しておかなければならないことです。急ぎ過ぎて、焦って、ろくに読みもしないで、何を慌てているのか、先ばかりに進めたがる、こういうことをやっていると、次第に、頭がはたらかなくなる、これを「頭が荒れる」と言います。丁寧に読み進めて、立ち止まっては考える、そういうことができなくなくなる症状です。この時期の多くの受検生が多かれ少なかれ陥る病気です。

 よく考えもせず片っ端から問題集を解いていくなど、本人は精力的に、意欲的に勉強に取り組んでいるつもりでも、思考、丁寧な思考というものが次第にできなくなる病です。

 いつもじっくりとていねいに考えていく姿勢、スタイルを崩さないことが大切です。読む速さと考える速さが同じくらいがちょうどいいのかと思います。

 竹の会では、7回解き直しというのをやります。ここで考えてみてほしいことがあります。「かたち」だけ整えて終わったことにしていいのか、ということです。

 特に、合格はんこをとりながら終わったのではない子たちが問題です。

 できないのに、回を重ねる、これがいちばんいけない。合格はんこをとれないのに、かたちだけ終わらせたことになっている。「解説読んで理解しました」と言うけれど、次に、解けるか、いやまた新しいレジュメが解けるか、ですけど、まず解けないでしょ。思考で戦ったという跡がないわけです。戦歴がない。頭は少しもよくなっていない、ということです。

 どうしても解けないという子たちにはやむを得ず解説を渡してきましたけど、思考形成という意味では、意味のないこととわかっていました。そういう子たちが、7回解き直しをしてどうなのか、正直わかりません。ただ7回解き直しには魔力がありますからそちらはわたしの管轄外ですからなんとも言えません。

 解き直しの注意点! いい加減にやると「頭が荒れる」ので注意してください。ていねいにていねいに進めることです。

 これからの勉強について

 解き直しを進めること、です。

 それから、毎回の指導レジュメに全力を尽くすことです。現在の指導レジュメは、「適性問題Ⅲの研究」と「適性検査 資料から考える」の2つです。それから、最近開始した「勝導」がありますね。

 小石川受検組は、現在「算数をクリアーにする」を進めています。

 「適性のための計算問題」(全50回)は、終了しました。解き直しに入ってください。

 課題シリーズは、「読解百選」、「天声人語」、「新国語読解」、「理科をクリアーにする」、「社会をクリアーにする」、「新理科クリア」、「新資料を読む」などがありますが、みな解き直しの対象です。

 夏の課題「適性問題の型と答案のスタイル」も解き直ししてください。

 各種の推論シリーズも解き直しの対象です。

 「合格はんこ」をとりながら進められなければ合格の見通しは限りなく小さいでしょう。しかし、解き直しの魔力にはわたしの予測できない力が秘められている。そう思いたいですね。

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