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トップ都立対策に自信あり/都立中受検は通過点/偽社会をどう生き抜くか

2017.01.04

 おはようございます。本日は冬期後半第2日目の指導日です。昨日はおたふく風邪に罹った児童の報告がありましたが、他はみな元気に姿を見せてくれました。今年のお正月は穏やかな天候に恵まれなによりです。これから「荒れる」冬将軍がいつ現れるのかと危惧しつつも目覚めて外を見やり青空に日光の差し込むいつもの光景を目にしてほっとするという日々であります。幸いにして今年は常に体調の変化に気を遣っていたせいか、今のところなんとか乗り切っているようです。去年の今頃は寒が強くてあまりにもの厳しさから早くから春の到来を待ち焦がれた記憶があります。今年は竹の会では小4期の募集においてほぼ入会者なし時の子たちの受検の年にあたります。もともと竹の会では受検の子は3人前後、多くて5人ほどでしたし、受検者が0の年も周期的にありましたから、そう特別のことではないのですが、小4期から逸材を育てていき受検を迎えるという、わたしのもっとも得意とするもっていきかたができなかったことには一抹の空虚感は否定しきれないところです。

 都立中の受検は今や熾烈な戦いになっています。特に、小石川や桜修館は難関私立中学受験の子たちの併願先として、小石川などは私立受験の子たちが合格者の75%を占めています。私立受験の子たちが小4から大手塾に通い、その中には能力のもともと高い子たちが必然かなりの数いるわけですから、都立中を受検するということを小6、小5あたりから考え始める親たちはすでにして時期を逸している、いや私立難関受験の子たちは、サピや日能研の「できる」層なのですから、エナや栄光レベルの塾ではとても太刀打ちできないのはだれでもわかることではないですか。しかし、世の親たちはなんとも脳天気というか、都立専門の大手という宣伝文句に疑いもなく信じ込み1年、2年を過ごすわけですから、救いようがありません。わたしはもうこのようなバカ親たちを相手にしないことにしています。勝手に自分の子をどうにもならない状況に追い込めばいいと思っています。そもそも都立中受検などというのは、大手のようないきなり適性問題を解かせるなどというようなことをやっていてはだめで、まず将来の高校受検をも見越した、子どもの鍛錬にこそ重点をおかねばならない。都立中受検は本来子どもの思考力、勉強力、勉強姿勢を形成していく中の過程に過ぎないということです。その過程において運良く合格できればラッキーと思うことで事足りる。本来の目的は子どもの勉強姿勢、思考力を形成することにこそ重点があるということです。適性問題対策などに振り回されて子どものに本来必要とされる能力の形成を疎かにしてはなるまい。

 そして子どもの思考するという能力開発のもっともいい時期が小4の8月前後、いやできれば小4の早期ではないかとわたしは常々に考えてきたわけです。竹の会では例年2月に小4を募集してきましたが、竹の会のような小塾にそう都合よく来てくれることはない。ただもし小4期に竹の会にきた子たちが、竹の会の入会試験にA合格した子たちであれば、その子たちが小6になればすぐにわかることであるが、早稲田進学会の模試でトップテンに名を連ねるのは自明のことである。それだけの自信が竹の会には常にある。竹の会でわたしが小4期から育てた子たちはほぼ例外なくそういう結果を残してきた。世の親たちが竹の会のこのような言を信じるかどうかは知らないが、竹の会はそういうことで偽りを言ったことは一切ありません。わたしには自分の指導で子どもたちがどのように変化していくかわかるのです。そしてこの子はいずれ模試でトップテンに名を連ねるということもわかるのです。

 今日は「偽社会」ということについて、私見を展開していく予定でしたが、時間切れです。

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