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トップ都立専門塾/都立中専門塾/竹の会という指導体系について

2017.01.08

 おはようございます。せっかくの冬期を(おたふく)風邪などのため後半出れなかったという子が2名も出ています。わたしのほうは正直乗り切れるか不安があったのですが、なんとか終えることができましてほっとしております。今冬の冬期は穏やかな天候に恵まれ私にはとても過ごしやすかったのですが、ひたすら体調を崩さないように気をつけておりました。いつも子どもたちからもらう風邪のウィルスもマスクを徹底して感染しないように気をつけました。今日は昨日に続けての指導になりますが、「渋谷A」の1月第1回目の指導日となります。

 さて、今日は特に「退塾」ということについてわたしの正直な意見を述べておかねばと思いました。というのは、わたしが退塾相当ということを伝えましても親御さんのほとんどがなかなか受け入れてくれない、という現実に突き当たり正直困惑しているからです。この渋谷教室での指導はわたしには「おまけ」というのがあります。竹の会は、昭和60年10月に小さなマンションの一部屋からスタートしました。平成何年のことだったか、平成8年にはすでに授業で全室を使っていましたから、一ケタだったことは間違いありませんが、その時にマンションの一室すべてを塾として供するようになりました。それから2011年の10月に満27年を迎え、2012年の5月6日は「渋谷教室」を開設いたしております。わたしには旧教室閉鎖のときに「竹の会」はその役目を終えた、という気持ちがずっとありました。ですから渋谷駅の近くに渋谷教室を開けたのは天のいたずらと思っております。だから「おまけ」なんです。渋谷教室ではもうわたしの信念、理想を第一としたい、ずっとそう思ってきました。

 子どもたちのようすを観察しておりますと、これはもう退塾相当というのが直感的にあるわけです。それは勉強の態度というか、姿勢がわたしを失望させている、としか言いようがないわけです。将来成績不振になる、失速するであろうというのがわたしの中ではかなり明確に予測できているのです。その時がきてしまって親御さんを失望させる前にわたしのほうからお断りしていたほうがずっと良心的な対応ではなかろうか、ずっとそう思ってきました。ところが、親御さんにはわたしのこのような唐突とも思える判断が受け入れられない。最近は子どもどうしの摩擦から小さなトラぶルも発生していますが、正直問題を起こす子はすんなりと退塾させて平穏な指導環境にできたらと思うこともあります。しかし、子どもの「竹の会を止めたくない」という意識は相当強く、すんなりといかないという現実に突き当たっております。

 親御さんが竹の会に期待をもって熱い視線を送って下さるのは重々承知いたしております。が、どのように信頼をしていただいても、わたしには「もう無理かな」という限界が常にあります。わたしが退塾を言うのはそういう心情があるからです。早晩「その無理」がどうにもならない形で顕現するときがいずれ必ず訪れる、わたしにはそういう負の予測だけはかなり正確にわかるのです。

 どうかわたしが「退塾を」と言うときは、大層なこととしてとらえてほしくない、竹の会という指導とはそういうものだ、と了解されて、「わかりました」と禍根なく対応していただきいのです。

 わたしはこの渋谷教室の指導をわたしに残された「おまけ」の期間と考えております。もはや塾を大きくしてどうのこうのという気持ちはないのです。わたしのやりたいようにやりたい、そういうことに同意いただける方だけにきていただければいい、そう考えております。ですから、なにか竹の会に注文があるという親御さんは、竹の会に是正を求めるのではなく、退塾されるという選択肢しかないと思います。わたしは親の意向に阿って商売繁盛を目すという気など毛頭なく、どうぞお止めになってください、という意識しかありません。

 それからたまにですが、「面談してお話しを伺いたい」という方がいます。それは入会を前提としない面談はご勘弁願いたい、という認識がまずあるわけです。わたしは竹の会イズムというものを啓蒙活動するつもりなどないのです。竹の会という塾に関心のある方に入会を前提に面談をする、それはもちろんあります。しかし、ただお話しするというのは、竹の会の精神を啓蒙する気もないわたしには分不相応と思っています。

 それに世の中には不可解な人がいまして、わざわざ竹の会を批判するために面談を求めてきた人がかつていましたが、竹の会を批判するなら自分の子を竹の会には入れない、それだけのことでしょ。わざわざ会ってそのことを告げる行動が意味不明、不可解としか言いようがない。だからわたしは「お話しをお伺いしたい」という申出にはかなり臆病になっています。

 竹の会という塾に半信半疑になりながらも、とにかく入会の道を選択された親御さんのほとんどが、あまりにもの子どもの意識の変化、そして目に見える形での学力のつくようすに驚嘆されますし、感動もされます。そして中にはもっと早くに来ていればと悔やまれる親御さんも少なくありません。特に、遅くに、竹の会にきた親御さんは、早くからいる子たちの学力に目を見張り、小4、小5を大手で過ごしたこと、あるいは何もしないままに過ごしてきたことを後悔されます。竹の会渋谷教室では、小4の8月前後の入会を強く推奨いたしております。小5期ではやや遅く、特に小5後半以降の入会では日の目を見ない可能性がかなり強いかと思っております。

 高校入試に関しましては、竹の会は、トップ都立、最低でも都立戸山を念頭においた指導を理想としておりますので、そこのところが、入会、そして継続の判断の要諦になろうか、と思っております。

 先ほども申しましたが、竹の会では、入会後たちまち変化していく子どもたちに親たちが目を見張り、驚嘆するということが普通に起こっております。逆に、そういう変化がほとんど「ない」となると、これは逆に親御さんの方から早々に退塾を申し出る契機になろうか、とも思っております。どうか親御さんにおかれましてもそのへんのご判断はシビアにされることを願っております。わたしは効果もないのに子どもを商売のために引き留めるなどという気は毛頭ありません、いやむしろ効果のでない子は竹の会ではお役に立てないことが明らかなのであるから、早々に退塾されたほうが賢明なる判断ではないかと思っております。

 ◎竹の会の凄さがわかるのは竹の会に入会して実際にわたしの指導を受けたときのみ

 よく電話などで問い合わせてくる方、あるいは以前はよくいたのですか「見学」という名の冷やかしで見える方に決まってある誤解というのがあります。竹の会という塾を頭から疑っているのであるけれど一方ではなにか惹かれている、そういうことなのだと思いますが、よく竹の会の内容を質問してきます。それで授業がないのですか、プリントやらせるだけですか、わからないとき質問できるのですか、最初のところはプリント読んで自分で学ぶのですか、・・・質問は尽きないようです。遅くに竹の会にきた親御さんというのは、最後まで竹の会を信じきれなかった、それでギリギリやってきた、そういうことなのかな、と思いますが、世の親御さんというのはみな似たり寄ったり、竹の会をいきなり信頼するということなどあり得ないでしょ。やはり大手が安心という意識が強い親たちばかりですから。しかし、その大手というのが、実は自分の子をダメにしてしまう、そういうことはまるでわかっていない。もちろん大手がダメと言うのではなくて、自分の天分を発揮できる子以外はということです。そしてわたしの経験では、学校で「よくできる」が8割ある子どころか、すべて「よくできる」という子でも潰される可能性は強い、と見ています。としたら、大手進学教室で天才を発揮しているのは、そういう学校の評価とは関係のない、持って生まれた天分に恵まれた子たちということです。そういう天才は大手進学教室に任せるとして、わたしは、学校の優等生(「よくできる」が8割以上)の子たちを念頭に、思考力を鍛え上げていく、ということを考えております。それが、都立中受検であったり、高校受験であったり、ということです。すでに竹の会でお子さんを訓練させている親御さんには竹の会という塾がよくおわかりのことと思いますが、23区の親御さんには、竹の会という塾が今ひとつ見えてこない、そういうことはありうることです。竹の会を理解するには、このブログを過去に遡って読まれるのが一番と思います。わたしが、竹の会とはこうですよ、とわかるように説明するのは不可能です。先の見学名目の冷やかしの親御さんたちが完全に思い違いして、誤解して、もはやその誤解を解くことは不可能なまでに決めつけてしまうということは避けがたい事実なのですから。

 竹の会を小4期に信じて入会された親子は幸いであった、としか言いようがありません。特に、入会試験に合格されて入会した小4のみなさんはかなり目に見える形で竹の会の凄さというものを身をもって体験されていることでしょう。大手、地元塾はダメだということをわたしはこのブログで何度となく指摘してきましたが、そのことが自分の子を「とりあえず」地元の塾に入れてみて「わかる」というのが世の親たちの現実なのでしょう。

 あなたたちは「知らない」、そして決して知ることはない事実というものがあるのです。竹の会に入会された親子が、竹の会の凄さというものを実感し、驚く、そのことを正直にわたしに感謝の気持ちをもって伝えてこられる親御さんばかりです。世の親たち、あなたたちは、自分の子どもがたちまちこれまでの塾がいったいなんだったのか、とその落差に驚き、変わる子どもの姿を見ることはない、竹の会という塾を素通りするということが、実は、とてつもない、かけがえのない機会を逸することだということが、入会して初めてわかる。それがまた竹の会という塾なのです。塾というものがみな似たようなもの、そんなものと思ってほしくはない。竹の会という塾は、わたしのみにできる指導のかたちなのです。子どもたちを神業の如く、長い試練を経た粋を極める指導技術で教え導く、脳を鍛える、思考というスタイルを型として作り上げていく、竹の会の真の凄さはそこにあるのです。そして今の私なら、子どもたちを高度の思考力を身につけるまで作り上げることができるのです。竹の会という指導のかたちは、長い年月をかけて、究極の形として収斂した、指導形態です。その凄さを知るのは実際に入会を果たしてわたしの指導を受けた子のみです。

◎竹の会これからの募集情報について

 実はわたしは今生徒を募集することに臆病になっています。そして情に棹をさして入会させてきたことのあることを実は反省しております。いったん竹の会に入会されるととても退塾させるということなど不可能なのではないかという現実に突き当たっています。親御さんがわたしの退塾の論理のようにものわかりがよくはないという事実を突きつけられております。

 ただある親御さんのメールでは、3か月おきに退塾ということも想定しているやに思われる記述があり、こういうものわかりのいい親御さんもいるのだと少し驚いております。子どもの入会後のようすが、3か月ごとに塾継続の判断をする、というかたちで問われるのは、歓迎すべきことです。裏から言えば、わたしのほうから「退塾通知」を一通出すだけで、終わるという形にしていただければこれほど無駄な折衝を省けて、ストレスのないことはない、と思っております。

 渋谷B教室では、2月より制度の改変があります。もっともこれはこれまで通りの通塾形態を維持されるのも自由ですから、希望者のみということです。その概要は以下の通りです。

 

渋谷B の新内容 2017年2月新制度に移行

渋谷教室B(平日コース) 

平日に週3回通塾できるお子様向け

指導日月曜日・木曜日・金曜日 16時30分~20時(月9~12回)

 ※入室は開始の30分前からです。
※月合計 最大42時間 (入室開始より通塾した場合は最大48時間)
※渋谷教室Aと渋谷教室Bで配付されるレジュメに差はありません。
※振替は原則としてありません。
※指導料 月40,000円

  祝祭日を除く月木金が通塾日となり、不足回を翌月へ持ち越すことはできません。そのため、毎月9~12回の範囲で回数は変動いたします。これは、指導回数が増減しても、年間を通じての十分な指導時間は確保しているため、渋谷教室Aと同等の指導が行われると考えているためです。

 なお、既に渋谷教室Bに通塾中の塾生につきましては、従来通りの指導料で月曜日・金曜日に通塾されるか、新内容で通塾されるか選択可能です。
ただし、従来通り通塾される場合、通塾日は月曜日・金曜日のみとなります(お休みされた場合も、木曜に振替を取ることはできません)。

定員 10名前後

◎渋谷Aの募集情報 

 空席が出ました時点で、あるいは出ることが確定的な場合に、補充募集の予定です。

◎竹の会入会試験

 竹の会に入会するには、入会試験に「合格」することがまず前提となります。その上で人物審査によって入会の可否を決定します。28年においては不合格者の入会を認めた例がありますが、これは「仮合格」として、入会後の指導の推移を見ながら指導の可否を持続的に判断し、指導が無理と判断した場合は、いつでも退塾告知できる、という趣旨です。特に、勉強への意欲が感ぜられ、熱心な親御さんの心情に応えた対応です。竹の会では、これまでの入会試験のやりかたをやや変更しております。竹の会がもっとも推奨する入会時期である、小4につきまして、従来の「入会試験Ⅰ」(全6問制限時間45分)を使用します。6問中4問以上正解を「合格」とします。5問正解は「A合格」、全問正解は、「S合格」とします。3問正解については、「仮合格」として、試験的な入会許可とします。

 小5以上につきましては、新しく製作した「入会試験」を使用します。全9問で制限時間は75分、竹の会では初の100点満点で細かい配点できめ細かな能力のスキャニングができる仕様です。今のところ何点で合格点とするか、未定ですが、今後の実施でデータを集めていきたいと考えております。

 

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