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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

大事に育ててきた渋谷Aの小4にようやく光が差し始めたことがうれしくて涙してます

2017.04.25

 去年の渋谷Aはガランとしていました。だから入会試験も甘かったのかもしれない、いやそれよりも小3から小4になったばかりの子たちの伸び代を期待する気持ちが強かった。竹の会には小4の早期から来てくれる子なんてめったにいなかった、それがとてもうれしかったのかもしれない。小3の2月にきてくれた子たちも少ないけどかつてはいました。平成23年に小石川に受かった男子は小4の8月、26年に都立駒場に受かった女子は小4の5月でした。28年九段合格の女子は小3の2月です。小4に竹の会にきてくれる、竹の会を選んでくれた親御さんにはとてもは感謝しています。無垢の状態からわたしの好きなように育てていいという信頼を頂いたのですから。

 小5に来る子というのはたいてい小4のときに大手に行っています。竹の会には小4から来てくれる子というのはほとんどいない。それで小4の2月を開始時期とした。それでも竹の会のような小塾に来る子というのはほとんどいなかったのです。平成28年には4名の合格者が出ておりますが、このときの子たちは小4の2月に集まった子たちでした。入会試験は小4の10月に実施したのですが、10月から入会という申出はまずなかったですね。わたしに小4から育てさせてくれる親御さんというのはほんとうにたまにいるくらいです。

 だから去年小4が来てくれたときは本当にうれしかったのです。たどたどしく小数の計算をやってましたね。なかなか分数に入れなかった。それでもがまん強く待ちましたね。分数に入ると通分に時間がかかりました。あのときはドリル使っていましたが今はレジュメが完成しました。逆算も大変でした。今は「魔法の逆算」というレジュメができてかなり楽になりました。竹の会の定番の計算テキストに入ってもなかなか進まない子もいましたね。早い子と遅い子の開きが出てこのブログで書いたらお母さんが心配してメールくださいましたね。早い子はいいのです。どんどん進められますから。遅い子のことが心配でいつも心につかえがありましたね。それでまた割合の入門をいろいろ書きました。入門レベルのレジュメをいろいろな角度から書いたのです。子どもたちがわたしのミクロマクロ思考をしだいにわかっていくのが目に見えてうれしかったですね。いちばん遅かった子がようやく「割合感覚ドリル」を終わり、「算数の魁」に入ったときはほんとうにうれしかったのです。指導を終えて夜飲んだビールが美味しかった。なにかホッとした安堵感が心に広がりその日は幸せな夢を見ることができたのだと思います。

 今うれしいのは渋谷Aの小4の子たちが、ひたすら考えるという姿勢を身につけたということでしょうか。簡単には諦めないで何時間でも考えてる。こういう子は伸びます。すぐに「わかりません」と持ってくる子はダメなんです。

 小4に竹の会に来るということはこんなにも稔りある子に育つのですから絶対にいいに決まってます。小5に来た子たちはどうしても最後は時間が足りないという事態に追い込まれる。小5に来ればその時から小数、分数、割合と勉強していくのですから、小5のかなりの時間を費やすことになる。急げば思考が育たない。小4から指導した子たちが小5に並ぶのは昔から竹の会では見られたことでした。平成23年に小石川に合格した男子は小5のとき小6より算数ができるようになった。小5が終わる頃には適性過去問全国版2冊を終わらせて7回解き直しも終わらせた。竹の会には早くから来るほうがいいに決まっている。

 竹の会にきて竹の会の指導を受けてみれば、塾というもののあるべき姿がわかる、多くの親御さんが竹の会の凄さに驚嘆し感動してきた。わたしは嘘偽りは言わない。多くの親御さんが感謝に溢れるお礼の言葉をあるときは手紙であるときはメールしてきました。

 塾というのは形式なんかどうでもいいことなんです。子どもが計算をすらすらとできるようになる、割合を理解してあれこれと思考をめぐらすようになる、それこそが目的です。ひとつの目的を設定してもっともいい形で導いてやる。わたしにはわたしのやりかたで育てる、育てていくという理想がある。これを理解させたい、そこでもっともいい形で分からせる、常にそう考えて工夫して導いてきました。子どもたちがまるで絵に描いたように伸びていく、わたしはいつもそういう光景を見てきました。他塾のみなさんにはきっとわからないでしょうね。

 中学生だったら、関係代名詞を理解させたい、それでどうするか、そう考えて指導しますね。わたしはよく手を打つという言い方をしますが、たいてい何かテーマがありもっとも効率のいい方法を探して指示しますが、これを手を打つと言っています。

 とにかく小4のときから竹の会にきてくれた子たちがそろって自立の道を歩み始めたことがうれしいですね。

 一仕事終えてほっとして子どもたちの神妙に考える姿を想い浮かべていると、なにか涙が出てしまいます。みななんとかいい形で小5になってくれました。ありがたいですね。

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