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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

小石川、桜修館、九段、富士受検まで2か月/台風が去って秋深まる予感/忘れていた敵前逃亡の時期

2018.10.15

 おはようございます。今日は薄曇り、薄らと透けて見える雲の層に覆われてこれから深まりゆく秋の情景に思いが及ぶ。部屋にいると心なしか蒸し暑いのにベランダの外気は肌に刺す毒のように冷ややかである。これから季節は秋本番に向けて深まりつつやがて訪れる初冬のもの寂しくてもの悲しくもある情景へと移るゆく。しかし師走の気ぜわしさにすべてを忘れて夢中にはたらき続けるのが毎年のわたしの真実である。少年の頃の秋は、中山香という山奥にある阿部本家の所有する山々に分け入り、山芋掘りをするのが常だった。山中はうっそうと暗く、時々雉打ちの鉄砲の発射音が響き渡り恐かった。雑木林に山芋(自然薯)のつるを見つけ、つるの根元までたどり、根元の直前を掘っていく。深く掘るのがこつで、掘り進めると、固い石に邪魔をされて、格闘することもあたりまえのようにあった。山の土は黒い土の層を突き抜けると粘りのある赤土が広がった。赤土は掘り安く、赤土の中では、芋も真っ直ぐと下に伸びている。山芋を折らないように掘るのが玄人で最初の頃はよく途中で芋掘りの刃が入りザクっと切れたものである。夕方本家のある里に寄ると、大きな自然薯の束が村人から届けられていたりして、結局それを持ち帰るということが多かった。いつか自分で大物を掘りたいと少年の心は遠く駈けめぐる。本家のある中山香はほんとうに山奥にあり、昔は別府から機関車で40分ほど、駅を下りて本家まで4里を歩いた。途中で阿部本家の場所を尋ねようと民家を探したら、みな阿部姓なので参った。ところが阿部本家と言ったらすぐわかった。道の途絶えるところに、忽然と屋敷が見えてくる。平氏の落人の長として生きてきた阿部本家の古い家が見えてくる。わたしの祖父はこの本家を勘当されて、一家は祖母の実家のある別府に流れ住んだ。広大な山々がみな阿部本家の所有であったが、わたしたち家族は無一文で放り出された。放蕩を尽くした祖父は行方を眩まし、祖母と父と妹が赤貧の暮らしをしながら生き抜いてきた。苦労した祖母を父は大切にし、祖母の言うことにはさすがの父も口をつぐんだ。そういう光景をわたしは幼い頃から見てきた。父が16歳から国鉄に入り、祖母と妹の生活を支えてきたことは知っている。父は28歳のときに別府の中心地に土地を求めようやく自分の家を建てた。わたしはこの家で育って大きくなった。学歴のなかった父はいつもそのことを悔やんだ。九州では、九州大学はだれも行けない、難しいところというイメージがあった。九大出というと人びとはたちまち驚き賞賛した。わたしが中学3年生のとき、「九大に行きたい」と言ったら、級友に「阿部、お前は受からない」と言われた。当時、わたしの中学は、1クラス50人前後、12クラスあった。わたしは、最後の実力テストの成績は覚えていて、クラスで1番をとったが、学年では10番ほどで終わったと思う。級友がなぜわたしに「受からない」と断じたのか、今もわからない。

  🔵敵前逃亡の季節が、やってきた

 忘れていた、直前逃亡のあることを。 かつては高校受験の中3が、突然受験勉強から逃げるという例が、必ずあった。様々な事情、理由で、勉強をしなくなる、勉強放棄、そしてそれは受験放棄へとなることもあった。受験が近づくと体調不良を訴えて、塾に来なくなる、学校さえも行かなくなる、そういう子が出てくる。親を悩ませる。公立中高一貫校がスタートして、当然のように小学生にも突然の受験逃避、放棄という子が出るようになったのは、平成23年あたりからか。突然に受検を止めました、という子が出たのは、原発事故のあった年。一挙に3人もの女子、小6が受検を放棄した。いや昔から高校入試では必ずそういう生徒が出たものである。一人、二人といた。最初は、何が起きたのか、わからなかったが、落ち着いて、冷静に、考えてみると、四囲が見えてきた。普段から勉強しない子に受験という魔物が襲いかかる、ある種特有の現象であった。勉強しない子が必ず陥る病といっていい。勉強しないというのは、なかなかに広い意味あいがある。 ただに怠けるというのがもっとも普通であるのはもちろんである。いちおう本人も受検ということを口にしている手前大っぴらには怠けないが、勉強を先送り、回避するばかりで、結局「遅い」ということがひとつの徴表となる。こういう子がやがて本番が近づくにつれ、ある種の葛藤に苛まれ、現実逃避を図らんとすることは理の当然と思われる。勉強しないというのは、部活名目でやらない、習い事、稽古事でやらないというのも含まれる。ほとんどの日を部活で、塗り潰して勉強しないのも同類である。こういう子らがいずれ失速を来たし、我が身の立ち位置を失うことは変わらないからである。小学生ならまだ逃げても次がある。高校受験がある。しかし、こういう子というのが、同じ轍を踏むことはこれまた世の倣いのようである。逃げる子はまた逃げる。中学生になって、頑張るという本人の意思表明も虚しく、たいていは、逃避者の性向さながらに、再び怠けた生活に押し流され、先送りと現実逃避の生活は変わらず、中3になっての敵前逃亡は予定の行動であったことがわかる。高校入試は後がない。しかし、よくできたもので、少子化も手伝って、バカ高校の単願推薦というのがあって、たいていはこの無試験制度によって当面は取り繕われる。しかし、こういう高校の中途退学率は半端ない。中途退学した者が社会に吐き出される構造は現代の断面でもある。こういう逃亡璧のある人たちが、社会に出て、その持ち前の逃亡根性が随所に発揮されることにはならないか、懸念は尽きない。

 要するに、どんなに苦しくても、逃げてはいけないのである。一度逃げたらそれは逃げる人生の道を選択したことになる。世の中には、悪いことが、3つある、 ①遅いこと、②逃げること、③いたずらに懼れること、 である。体育系の競技は、速さを競うことで、速さの価値を訴える。勉強は速さを競う脳の競技である。勉強において、致命的となるのは、怠けること、不作為という行動習慣である。速さというのは、行動することが前提の概念である。行動しない人間に速さは手にできない。行動は、人間の習性からすると、習慣化することで、担保される。勉強というのは、生活習慣でなければならない。勉強しない子が起こす体調不良、それを取り繕う親の言う「一身上の都合」は毎度のことであり、またひとり社会からこぼれていくだけのことである。

  合格というのは意志である。全身で反撃する、 勝ち負けを忘れた全霊での反撃、全身全霊の反撃の気力を持たなければ合格などできない。もうだめと諦める人間はそれで終わりです。もはや勝者の望みはない。逃げ去る者には、どういう人生が待っているのか、考えたくもない。

 人間の逃走(?)本能にしたがう、弱い子たちのことはいい。 最後まで諦めなかったから受かった、これが合格の真実である。 諦めたらそれで終わり。終わりは自分の為した不始末にほかならない。打たれ強さ、タフな精神が、最期は、あなたたちを救ってくれる。

🔵竹の会、渋谷B教室の募集案内

 対象  小3、小4

 ※渋谷B教室とは

 竹の会の主たるコースとされていた渋谷A教室に比べて、かつての渋谷教室Bは、時間も2時間、指導は月木、祭日は休み、とかなり見劣りがしました。その後、改編され、今は、月、木、金、指導日は、月9回から12回の間で変動いますが、時間は大幅に増えて、16時から20時まで可能となりました。もっとも相変わらず祭日はお休みすみです。これが回数が変動する由縁です。しかし、以前と違ってかなり充実しています。指導の内容に、AとBも変わりませんし、もちろんレジュメも全く同じです。去年初めて、Bから、富士合格者が出ましたが、今後渋谷教室Bから続々と合格者が出る予想です。現在のBは、かつてのBと違い、小4早期から訓練してきた子たちもいまして、それぞれの学年で開花の時期を迎えようとしています。実に、かなり充実したコースとして仕上がってまいりました。Aに比べて、時間は若干少ないが、回数が多いこと、これは指導の回数が多い、つまり小刻みに指導するから、細かな指導が可能となる、指導日の間隔がないので、生徒の忘却手前に指導が入る、さまざまなメリットが際立ってきました。渋谷教室Bでなければだめだとい人が増えてきたのも分かります。なお、親御さんの中には、渋谷教室Aが竹の会の本科コースだなどと思われている方もいる由ですが、決してそうではないことをお断りしておきます。もちろん渋谷教室Aは竹の会の渋谷教室スタート時からのシステムであり、不動の指導体制ではありますが、渋谷教室Bも独自の存在根拠を作り上げている、そう思います。Bに通う子はBが「とてもいい」と言います。

 竹の会というのは、まだ未成熟の、何も訓練されていない子をすでに竹の会では実証済みの定番指導で、訓練していく、それはこれまで塾に行ったことのない人には、竹の会との出会いを幸運なものとして驚き、幸運に感謝するものとなるものであるに違いないし、他塾を経験してきた者には、そのあまりにもの較差に衝撃を受け、これまでの無駄な時間に後悔の尽きることのない思いにかられることとなります。これはわたしの推測ではなく、過去のそうした親御さんたちの言葉から述べていることです。

 竹の会で成功するには、とにかく早い時期に竹の会にくることです。理想は小4の4月前後と思っていますが、能力開花させるには、実は小3の夏あたりから指導するのがベストと思います。竹の会では、現在渋谷B教室について、募集を勧めております。入会を希望する方は是非お問い合わせフォームからお申込くださるようにお願い申し上げます。

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