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小石川を超える日比谷、西、戸山合格をめざす!! 失速する中学生が続出する予感

2016.02.29

 おはようございます。2月29日になりました。どんよりとした曇りです。また今日も無事に朝が迎えられたことに安堵しております。お天道様が毎日顔を出す、それだけで感謝の気持ちです。天変地異はいつ訪れるかわからないけれど、人間はそういうことにも都合を言いそうです。原発のように自然災害が重大事故をもたらすようなものを日本のここかしこに設置するなどということが許されるはずもないのにどうして人はここまで平然権力者の為すがままにしておられるのか。

 さて、いよいよ明日から3月となります。竹の会では、3月2日(水)から、高校受験に向けた新中1指導が開始します。1学年3人を目安として最大でも5人を超えることのないように調整していく方針です。新中2につきましても、直近の通知表審査で入会を許可する方針です。高校受験に関しては、今年1年、日比谷、西を想定したレジュメ制作に専念することとしております。と言いますのは、去年は小石川、桜修館志望の小4の2月入会生を全く集めることができなかったためです。

 23区でも巨大塾エナが侵攻し各所に新教室を展開しています。加えて駅前塾の最大手栄光ゼミナールも、エナに負けじとばかりに23区の小学生を大量に集める勢いです。通信添削最大手のZ会は栄光の親会社となりました。そのZ会も新教室を次から次に展開しているようです。

 こうした大手塾が大量の小学生を集めれば集めるほど、世の中にバカが大量に出回ることになります。あのZ会も少数の教室だからよかったので、これから教室が増えれば増えるほどバカ製造塾へと変身していくことになるのでしょう。

 そもそも日能研やサピックスといった進学教室は、もともと落ちこぼれが大量に出ることを前提としていました。その大量の落ちこぼれはそうした進学教室の経営を支える大切なお客様です。超少数の天才たちが大手進学教室の表看板ですが、実体は落ちこぼれ集団です。難関校に合格するのは、5%という人もいますが、もっと少ないと思います。95%は第二志望、第三志望に甘んじる集団です。開成や麻布、早稲田、慶應などの美味しいパイは少数の天才たちが一人で何個も食ってしまいます。食いかけのパイに辛うじてありつける少数もいますが、大半はそういう華々しさとは無縁です。その他の集団は落ちこぼれです。進学教室のために補習塾に通ったり、家庭教師についたりと、バカの手当も大変です。

 つまり、昔から落ちこぼれはいたわけです。公立中高一貫校ブームはどう決着したか。今年の結果を見る限り、小石川一強が鮮明です。これは辞退者を見れば推測できます。さらには、公立中高一貫校でも白鷗や両国、富士、大泉などの都立高校附属には看過できない変調が見てとれます。高校受験の集計では、白鷗は全入です。倍率はなんと男子で0.9倍、女子で0.87倍です。

 ほかに富士、両国、大泉だってほぼ全入に近い。これはどうしたことか。高校入試ではさっぱり人気なしです。

 多摩地区の公立中高一貫校になると、さしたる大学進学実績が「ない」と思われてもしかたない。

 さてそういう状況でエナあたりが、合格数を誇示しても、またその数がどれだけ信用性があるかということもあるけれど、とにかく虚しいばかりです。

 もともとエナや栄光など大量の小学生を集めるところでは、そういうところで1年2年と通った小学生には、思考力どころか、基礎力のない子ばかりです。竹の会なんかには全く脅威ではない。そういうところに大量に通ってバカになっていくのは、竹の会の受検の子には大歓迎です。

 さて、結局は、高校受験で一流都立とされているところが「強くなっていく」ということになるでしょうか。

 進学指導重点校の日比谷、西、戸山、国立、青山、立川、八王子東 以上7

 進学指導推進校の新宿、駒場、小山台、国際、町田、国分寺 以上6

 23区の中学生なら日比谷、西、戸山でしょうか。青山、新宿、駒場、小山台まででしょう。

 結局、これからはもともとの3年型都立が伸びていくと思います。

 最後は、どこの大学に入ったかでしょ。将来の大学を見越して中学、高校を選ぶ、そういうことです。

 思考力のない中学生、勉強のスタンスのない中学生というのは、早晩失速していきます。小石川を除いて、その他の公立中高一貫校では、これからは、そうした失速中学生、ついて行けない中学生、落ちこぼれたちが絶望の淵に立たされることも予測に難くない。

 なによりも重要なのは、思考力、いや素直さ、です。学ぶ姿勢の素直な中学生が伸びていくことになる。もともとの頭の悪い中学生は結局どうあがこうと落ちていくのは自然の法則です。バカな子に親がいくら悩んでもどうにもならないということです。

 少子化ですから、どんなバカでもかつては入れなかったような日大レベルの高校にだって入れる時代です。高望みしなければ高校はどこかに入れる。

 世の中なんてのは慶應入ったからといって1割はバカが出る、日大はわからないけれど、明治あたりなら慶應のバカ学生を凌ぐ学生も出てくる。だから蓋然性の問題なんです。戸山に行って法政大というのもたくさんいる。新宿から東大というのも少ないけどあるわけです。

 わたしは、ただカリキュラムをこなして、授業を受ける、それだけでバカになっていく、そういうのは、塾じゃないと思っている。

 思考力を育てること、とにかく考えさせる、考える小学生、中学生をと考えている。勉強のスタンスがなければダメでしょ。稽古事、習い事、部活で勉強なん二の次という生徒には用はない。そういう生徒はただ高校に行き、どうでもいい大学に行き、どうでもいい人生を送ればいいわけでしょ。1時間も机についていられない、そういう子がいったいどれだ使いものになるのかということです。

 親はもっと考えなければならない。自分の子どもをバカにするのは、安易な親の怠惰のせいでしょ。

 これだけエナのように大手が小学生を独占するようになると、世の中には失速中学生が溢れる予感しかしない。

 それは竹の会には好都合ですけど。

 今年のように、竹の会では、ほとんど勉強量の足りない子でも合格したりする。

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