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恵みの一日だけの秋晴れ/中学でも竹の会には応えられない/仮合格のこと

2017.10.18

 おはようございます。わたしにはこれほど仕事が詰まり仕事に追われる日々にいつまで堪えられるのか、全く自信がありません。かつてのように少々無理をしても頑張り抜くということができなくなりました。何時間も本を読みパソコンでワークするということで身体に変調を来している、それは実感しています。だから騙し騙し仕事をしてます。

 今日は恵みの一日で明日からまた模様は悪化するようです。しかもなんと台風が日本列島を縦断する、今度は確実に東京を通りそうな気配です。一荒れ来て本格的な秋の訪れになるというのでしょうか。もしかしたらいきなり冬ということになるのかもしれない。

 今日は渋谷Aの指導日です。小6は受検まで11月と12月を残すのみとりました。1月、特に冬期以後の1月は予定には入りません。もうあの時期に何かやって力がつくということはまずない。あの時期はこれまでにやってきたことを心静かに見直す、そういうことしかできない、いや何か新しいことをやって心を乱してはいけないのです。よく言うことですが、実は、夏休みこそ実質的な最後の勉強の機会であったということです。世の親子は9月になって本気になるなどということを言いますが、時既に遅しです。それでも習い事や稽古事を続ける親子もいる、わたしには当然と思うのですが、こういう親子ほど落ちて嘆き悲しむものです。試験というものがわかっていないのです。ですから中学になっても相変わらず部活や家族旅行と忙しい、勉強は当然のように先送りする、そして高校受験でまた同じことを繰り返すわけです。

 わたしはよく受検の小6に大晦日やお正月に紅白などのテレビを見てはいけない、そういう人は必ず落ちます、そう言ってきた。模試なんかの成績もよかった人が落ちたとき、大晦日のことを聞いてみるとしっかりテレビを観ている。これはダメでしょ。12月、1月というのは、日々が適度の緊張を維持継続するものでなければならない。緊張が緩むのは試験の敗北につながる。よく不安からおしゃべりになる子がいますけど、こういう緊張に耐えられない子というのは必ず失敗します。試験というのは、耐えることなんです。緊張に耐えて自己をコントロールしていく。だからこそ普段から自分を律する訓練をしていく必要がある。子に甘い親は結局子を社会的に抹殺することになる。子というのは自己を律する心を自己の内に宿すように教育することこそ大切なのである。勉強を先送りする、積み残しをすることを何とも思わなくなる、これは律する心を培うどころか逆に律せない心を飼養していることにほかならない。

 親が大義名分を翳して子の勉強する習慣を簡単に覆す、ひっくり返すというようなことをやっていては子どもは勉強とはその程度のもの、都合さえあればどうでもいいもの、都合とは勉強に優先する絶対のものという意識を少しずつ強化していくことになる。何をおいても勉強で成功したいのなら勉強を親の都合で平気で中断させることだけはしてはならない。

 習い事、稽古事、スポーツなどは、もし受検ということが絶対なら害以外のなにものでもない。これらの共通の害はなんといっても勉強を先送りする口実になることである。中学だと差し詰め部活がこれに代わる。部活を口実に勉強を先送りする子たちが増殖するのが中学である。先送りというのは、勉強の積み残しを常態化することにほかならない。竹の会ではこういう先送りを常とする家庭については入会そのものを忌避するのが信条としてある。特に、部活先送りの中学生は早晩落ちるところまで落ちることはあまりにも明白である。小6でも早晩成績不振となることがわかっているのに中学でも見るというわけにはいかない。よく竹の会の小6が中学でも竹の会を希望することがあるけれども、わたしは学年トップクラスに位置するほどの子でなければとりたくないというのが本音である。中途半端にとれば早晩行き着くところまで行き着くことは目に見えてわかるからである。中学ではまじめに満遍なく勉強する子だけが伸びていく。満遍なくである。科目で好き嫌いを言う子はだめである。中学程度の科目で好き嫌いもない、当然の素養でしょ。

 それから指導というのは「隠す」子には無理である。中学だと定期テストの結果をまったく報告してこない、通知表も決して見せない、これはわたしには何も見えない状況で指導しろ、というようなものである。成績を隠すなら竹の会などに来るべきではない。そもそもレジュメを出さないなどありえない。竹の会はレジュメを出してなんぼでしょ。自分でこそこそしていて意味がわからん。中学生は中3になって模試で英語35点なんかとったら終わりです。こういう点は中1から全く勉強していない子がとる点でしょ。「隠す」というのは、破滅以外の何ものでもない。どんなに悪くてもわたしには報告しなければ指導もできない。小6には模試の結果が悪かったのでしょう、結果を見せてこない子たちもいます。いいときだけ報告というのは「隠す」心理の真理です。受検は隠してはならないのです。現実を認めたくないというのでしょうが、今の自分の現実を認めてこその次の一手です。悪い自分はほんとうの自分ではない、というのは、自己の力をつけることに何も寄与しないでしょ。

 ◎またカレンダーの時期がやってきた

 毎年冬期申込者、といっても全員なのですけれど、には、竹の会カレンダーを配っています。竹の会の子どもたちならたいていは持っています。このカレンダー、どうもある程度年齢を積み重ねられたみなさんに好評で、毎年そうした需要も見越して発注しております。わたしはあの絵が気に入っています。毎日一言が書かれていますけど、健康というか、病気関連が多い。わたしにはわのわからんことばかり書いているとしか思えないのですけどとにかく絵がいいので気に入っています。というかもう十年以上も配布しており、竹の会の定番カレンダーになってしまっている。来年は戌年ですが、今年から発注先を変えたので出来上がりが不安です。

 家には、必ず大きな日めくりとこれも大きな3か月カレンダーがある。毎年11月に新宿の紀伊國屋で購う。塾というのは3か月先をいつも考えて行動しているので、重宝している。このカレンダーを買うために新宿紀伊國屋を訪れるときはいつももう1年が経ったのかと感慨深い。今年も元気にとにかくカレンダーを買いにこれた、そのことがなぜかうれしい。今年も元気でいられた、ただそのことがうれしい。

 ◎竹の会冬期指導要項配布

  渋谷A 10月22日、 渋谷B 23日 配布予定

  申込は11月中まで

 

 

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