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新型コロナウィルス感染の正体 わたしたちは事実のみを見なければならない、巷の根拠のない推測でもう不安にさせられるのは止めよう

2020.04.15

 新型コロナウィルス感染の正体

  新型コロナは人との接触で感染していると決めてかかっていいのか 

  新型コロナの感染者数が日々増えていることに違和感をもたないか

 世の中にはバカばかりである。ネットでは推測とデマが飛び交い、テレビのワイドショーは日々不安を掻きたてる。識者? コメンテーター? わたしたちはもういい加減にこのようなバカたちを相手にするのは止めようではないか。

 ワイドショー見て、トイレットペーパーを朝から行列で買い漁る。いったい何なのか。都市封鎖と聞けばたちまちスーパーにかけつけ食料を買い漁る。いつかB層が日本を滅ぼすと言った人がいたが、もっと賢い行動ができないものか、気持ちはブルーになるばかり。

 3月に入って公立学校はお休みとなりました。また国や都は頻繁に外出自粛を呼びかけてもいました。3月の感染者数の増え方はたいしたことはなかった。ところが4月に入って、緊急事態宣言が出て、都の都市封鎖宣言が出されて以降の感染者数が急に増え始めた。これは普通に考えるとかなりおかしなことである。

 緊急事態宣言前までの増え方とかなりの自粛が行き渡った宣言後では、宣言後の方が増えているというのはおかしなことではないでしょうか。

 人の接触はかなり減っているはずなのに、どうして感染者数は増え続けているのでしょうか。

 もうひとつ病院の院内感染があちこちで起きています。感染には慎重なはずの医師、病院関係者がなぜそのようなことになってしまうのでしょうか。

 バカはただ不注意だったんだな、と考えるかもしれないが、少なくとも医療従事者ですよ。それなりに注意していたのではないでしょうか。そういうとウィルスの対応が甘かったのではないかと突っ込むコメンテーターもいるかもしれない。そうだろうか。一般人以上に注意していたはずですよね。

 さて、名探偵コナンならどう合理的な説明をしてくれるのでしょうか。

 政府はさらに8割の非接触率を強く事業者に求めていますが、これは、前提として、人と人との接触が主たる感染源と考えてのことでしょう。専門家会議のみなさんもそう考えているのだと思います。

 これに対して、中京大学の武田邦彦という学者がいるのですが、この人が、もしかしたら人ではなく物から物を通じて広がっているのではないか、ということを疑っておられます。武田さんは、福島の原発事故のときもさまざまな発言をしてきた人で、わたしはあの当時この人の新書を何冊か読んでいます。放射能などの基本的な知識を丁寧に解説してくれます。

 武田さんがもっとも疑っているのは、トイレですね。新型コロナウィルスというのは、とにかく小さい。吸い込むと直接肺に流れこむものもあるが、大半は食道を通して胃の中に流れこむと思われる。これがやがて便として出る。そのときトイレに広がる。特に水洗トイレの水を流すとき、一気に舞い上がる。あまりにも軽いので数メートルも飛び交う。

 病院のトイレはやばいでしょ。職場のトイレだってやばい。

 わたしは武田さんがどういう論文を書き、あるいは発表しているのか、知りません。本当なら学者の質を確かめるにはその人の論文を読むべきなのですが、時間に追われて、つい新書のようなダイジェストで済ましてしまいましたが、この事実はアメリカなどではすでに指摘されているようです。

 問題を整理してみましょう。

 都市封鎖の前後の状況
 都市封鎖により、人との接触は圧倒的に減っているのに、どうして感染者数が急に増え出したのか?
 一つの説明は、タイムラグである。すなわち都市封鎖前に感染した人たちが、都市封鎖後に感染が判明したという説明である。
 しかし、通常潜伏期間は、最大で2週間、通常は5日前後とされており、これだともうとっくに前の潜伏期間は過ぎている。にもかかわらず今も増え続けている。
 もう一つの説明は、PCR検査の数が増えたからではないか、というのが、考えられる。
 これについては、前も後もPCR検査の実数は公表されてないこと、国の対応を見ていると、できるだけPCR検査はやらないという姿勢があからさまであること、から、後にややPCRが増えたという見方もできる。
 ただ「やらない」姿勢は、変わらないから、なんとも言えない。

 一つは、死者数を見てみる、ことである。
 これは可能性として、考えられることであるが、少なくとも都市封鎖の後は人と人の接触は減っている。激減している。それでも感染者数が増えるのはなぜか。
 私たちは、頭から、「人と人の接触から感染する」と決めつけていないか。

 そういう先入観念でやたら人を攻撃する、愚かな人が多い。
 確かに、院内感染や老人施設、保育園などのクラスターと言われるものは人と人との接触による感染に違いない。基本はもちろんそこにある。しかし、人との接触が今はかなり減少している。にもかかわらず感染者が増えている。180度転換して考えてみると、そう、人の手→物→人の手→人の顔・口 が感染の正体ではないかと考えて見ると、いろいろと説明できるではないか。

 感染者が触ったスーパーの商品はウィルスが付着したまま店頭に戻される。感染者が触った物には最大3日間はウイルスは生き続ける。感染者が唾を吐けばそれをだれかが踏む。その靴の底に居すわったウィルスは家の玄関に持ち込まれる。感染者の触ったエスカレーターの手すりにはコロナが付着し、だれかの手に移る。

 感染は 物から物へ、そして人の手を通じて、口まで運ばれる!!

 わたしたちは、人からの感染ばかりに気を奪われて、本当のことが目に見えなくなっているのではないか。

 医療関係者の感染が多いのは、病院に感染者が集まるということは確かにあるとしても、それはその人たちが、病院内のトイレを利用し、エレベターを利用し、ドアノブを触り、待合室の椅子に触り、あちこちにコロナを付着させているからなのではないか。

 人から人への感染ばかり気にして、マスクをしてない人を異端視し、咳をすればにらみつける。ちょっと待てよ。違うのではないか。ウイルスは、人間の愚かな行動、それはあちこちを触りまくる、そういうところから広がっているのではないか。

 そんなと思う人がいるでしょう。宅急便の段ボールの表面にだっているかもしれない。とにかくわたしたちは用心しなければならない。目に見えないウイルスの拡散のしかたをもういい加減にわからなければならない。

 

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