画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

日比谷、西への道/両国、桜修館という選択/竹の会の矜恃

2016.11.15

 おはようございます。今ようやく一区切りがついたところです。実は、今日は、まだ原稿執筆の仕事を抱えております。原稿といっても、私ごとです。「逆算」をわかりやすく説いたもの、新しく「入会試験Ⅰ」に変わる試験問題の創作、今日は、この2点です。新逆算は、小3や小4がこれから逆算に入るという子たちが増えたきたことから、これまでの逆算レジュメとは違った視点で、「コナンの冒険推理」というテーマで書き下ろしていき、楽しくマスターできるものをめざしています。さらに、竹の会ではもっとも信頼できる「入会試験Ⅰ」に替わる試験をと試作してまいりましたが、どうも難し過ぎる難があり、思案しておりましたが、わたしが、創作的に修正して、なんとか素案を仕上げて、今後の入会志望の小4にモニター的に試用して精度を高めていきたいと思っています。

 前回の指導に際しては、小5対象に「抽象化という思考作用」という新創作レジュメを配布しました。わたしの長年の思考開発の構想の具体的第1作となります。本日は、すでに提出されていた2通について、添削すべく、わたしの「参考答案」及び「第2回」分の製作をしたところです。

 「教養のための理科」については、毎回3通課していますが、中には、1通とか2通という子もいますが、これはもし「渋谷A」なら不適格です。1通では、「教養のため・・」は終わらないでしょ。

 現在の勉強環境は「渋谷B」のほうがずっと静かです。最近の渋谷Aは騒がしい。中1は男子も女子もおしゃべりをする。小6は落ち着きがない。おしゃべりでは小5も負けていない。静かなのは中3、中2と小4だけです。さすがに中3の子が「うるさい」とわたしに訴えてきましたが、わたしの我慢がどこまで続くのか、そろそろ限界に近づいております。「渋谷A」の伝統を壊さないでほしい。特に、教室での私語は絶対しないでほしい。先日はなにやら騒がしいので覗いて見ると、どうも小6がニタニタ笑ってざわざわしている。なにか正当な理由があるようなことを言っていましたが、正直渋谷Aの静寂な環境を壊すならすぐにでも退塾してほしい。これがわたしの本心です。

 ◎竹の会の矜恃

 先日「冬期は絶対に必修ですか」というお尋ねのメールがありましたが、必修です。これは、入会時にお渡しした規約にも書いてあります。またこのブログでも再三注意しております。11月までに申込がなければ自動的に退塾通知を発しますから、退塾の申出は不要です。わたしとしては、感情的なやりとりなどなく、事務的に処理していただければと思います。

 わたしは常になにか問題があれば最悪退塾ということを考えて対応してきました。竹の会では退塾というのは常にあると思っていたほうがいいと思います。もちろんみなさまから退塾するのは自由でありそれができるのはあたりまえですから、ここでいう退塾は竹の会からする退塾のことです。わたしには意に沿わぬ指導はしない、という矜恃があります。親御さんからの苦情については常に真摯に受け止めて善処できるところは即応してきました。ただ親御さんの苦情が竹の会の指導法そのものに関わることであれば、まずクレームすることはない、すぐ退塾してくれればいい、と考えております。親御さんの意に沿わぬ指導ということで気に入らないというのであれば、わたしに是正を求めるのは筋が通らないからです。竹の会の指導方法が「わからない」という親御さんがいましたが、「草枕」を読んで指導法について理解されて入会されたのではなかったのでしょうか。もしそうでないのなら、よくわからないのに入会申込をされたのでしょうか。それならまず退塾したほうがいいと思います。わたしからあらためて竹の会の指導について説明し、説得するということは順序が逆ですし、わたしにはそこまでして、いてもらいたいという情熱はないからです。

 わたしは竹の会の精神についてはこの「草枕」を通じて主張してきたつもりです。わたしは世間の塾のように、決して親や子に媚びることはしません。そういうことで竹の会の指導の精神を簡単に無に帰するというようなことは絶対にありえません。もう今のわたしは自分の思い通りの指導をしたい、親に媚びて親の要求に屈し、自分の指導のやりかたを親の気に入るように変えるなどということはやるはずがないのです。

 今のわたしは、わたしの思い通りに子どもたちを指導してわたしの所期したとおりの成果を出せればいい、それ以上に親の機嫌をとるなどということは考えてもいません。わたしももう歳ですから、わたしの長年に培ってきた信念にしたがって思い通りに子どもたちを指導したい、それだけなんです。気に入らなければすぐにでも止めてください。竹の会にクレーム言うのなら、退塾するのが筋です。少なくとも指導の根幹にかかわるところでは竹の会に文句を言うよりも退塾するのが筋だと思います。

 去年なんか、いくら募集しても欲しかった小4の逸材なんかひとりも来なかった。3月に一人小4がきただけです。入会試験に落ちた子なら山ほどいました。親御さんの熱意に絆されて、中から入会を認めたこともありましたが、これは正直指導が不透明になる危険性を覚悟してのことです。もし指導が成功裏に進まなければ難しい局面になるであろうことは承知しています。どうなるか不安をもちながら指導しているというのが正直な気持ちです。もしうまくいかなければお詫びして指導を辞する(退塾していただく)しかありません。

 去年は余りに生徒が来ないので、正直竹の会も潮時かと覚悟しました。高校受験の指導も再開しました。わたしはいつ塾が潰れてもいい、わたしの思うようにやりたい、もうそういう歳なのだから、と達観しております。少なくとも親御さんがいろいろ要求してきても、突っぱねる、つまりどうぞ退塾してください、という態度は一貫して不変です。

 ◎強い塾、いい塾と絶対の確信をもって言える塾

  わたしの夢は、東京の渋谷駅のそばに「こんなにいい塾があるんだよ」と23区の心ある方たちの評判になること、それだけでした。昭和60年10月に渋谷区のどこの駅からも遠いところにあった、マンションの一室から始めた塾が、30年の風雪に耐え抜いて生きながらえてきた、もういつ止めてもいい、常にそう思ってきました。いつ潰れてもいい、いつ止めてもいいと腹をくくっているから、わたしは、強い塾でいられる、そう思っています。気に入らなければこなければいい、ただそれだけのことです。今の世にこれだけの、確信に満ちて結果を出せる塾があるか、決してないだろう、とわたしは確信しています。わたしには、子どもたちを、子どもたちの脳を引き上げる高度な技術がある。そう確信しているのです。わたしの手にかかれば、ある一定の層、学校の優等生、それは「よくできる」が8割が目安になる、そういう子というのが前提なのであるが、たちまち能力を右肩上がりの急カーブを描くが如く高めることができる、これは事実に裏打ちされたことであり、決して嘘偽りはない。

 もし竹の会で成績が、能力が伸びないというのなら、それは自ら持ち合わせた能力のせいです。だから願うらくはすみやかに退塾されるほうが賢明なご判断です。ただそういうことをわたしの口から申し上げることはとてもできないことではないですか。飽くまでも親御さんのご判断に委ねる、子どもの心のことを考えると、あまりにも繊細な問題だからです。

 ◎何度も申し上げているのですが、来年、つまり2017年2月を例年新規募集としてきましたが、今期は募集しないことと決しております。来年1月には中3、小6が竹の会を去りますが、その補充はしないこととなりました。定数を18名にまで縮減するためです。竹の会はこれでも多いくらいです。

  また、多くのみなさんが誤解されていますが、「渋谷B」は、いまでは、「渋谷A」よりも静かで勉強熱心な子たちが集まっています。加えて、来年2月から、「渋谷B」は、月・木・金指導になります。回数制ではなく、月の月・木・金の祭日を除く、16時30分~20時を指導にあてるものです。渋谷Aに比べて若干時間は少ないけれど、回数、つまり指導の機会は絶対に多い。ただし、回数は、12回を最大とします。

 

 

ページトップへ