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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

日比谷、西への道/小石川、桜修館必勝/指導の手順、合格の手順

2016.08.15

 おはようございます。台風7号が気になりますね。場合によっては、塾をお休みすることになるかもしれません。渋谷Aでは日程が詰まり代替は無理でしょう。12回のうち2回はサービス回数ですので、それが1回減るということです。渋谷Bでは代替は無理してとるほかないでしょうけど。

 今週は、渋谷Aが4回の指導を予定しており、夏の指導も佳境となります。わたしも体調に気を遣いながら乗り切りたいと思います。去年はお盆にかからなかったけれど今年はお盆も日程に組まざるを得ませんでした。しかし、大半の家庭が竹の会の日程を優先していただいているようで、感謝致します。8月末に竹の会がお休みになる日を狙って家族旅行を計画されている方もいるようです。ご協力を感謝します。

 なお、先の話になりますが、9月の連休18日、19日は竹の会はお休みにする予定ですので、このときに家族旅行を計画されるのも一案かと思います。わたしにはこの連休が夏休みになる予定です。

 竹の会については、複数の親御さんが、課題をきちんとやって提出しないと「竹の会を止めさせる」というようなことを子どもさんに言われるようです。実は、そういう話しは過去にも時折、子どもたちの口からわたしの耳に入ってきたものです。この脅しが利くのは、子どもが竹の会が大好きという前提があるからなのでしょうが、筋としては通っています。確かに、課題をやらなければ退塾させるというのは、筋の通った態度かと思います。

 これはこれでいいのですが、さらに進んで親御さんの中にはわたしに「課題をやるように言ってほしい」と言ってこられる方も多々います。わたしの言うことなら子どもがしたがうと言うのです。しかし、これは筋が通りません。課題をやらないのであれば退塾させるのが筋です。竹の会が課題をやらない子を説得するというのは勘違いです。竹の会が課題を課したのです。竹の会はそういう子は本来指導することはできない前提です。竹の会を誤解されているとしか思えない。

 竹の会は小塾ながら、勉強強豪塾をめざしています。ですから、いったん竹の会に入室しても勉強しないということであれば竹の会では指導することはできない論理です。ここで竹の会が、わたしが勉強するように励ますというのはおかしなことで、ここは親御さんから退塾の道をとるというのが筋ではないかと思います。竹の会はいつも言いますように勉強するという強い意思のある子たちの集まるところです。以前にいましたが、竹の会を見学に来た母親が竹の会の熱心に勉強する子どもたちを見て「うちの子もこれを見習って勉強するようになれば」と言って申し込んできたわけです。わたしも深く考えていませんでしたが、こういう子を入室させたのはやはり失敗でした。机につかない、いつも指導室にいる、やはり竹の会の想定する子ではなかった。入会試験は準準合格でしたが、わたしも辛抱強く付き合ってきまして、なんとか合格させることができたのですが、・・、今後はこういう子を入室させることはないし、早めに退塾させることになるでしょう。

 習い事、稽古事が多く竹の会もそのひとつという子もダメです。最初からお断りしておくべき人たちでした。受験に成功することはまずないからです。

 竹の会の理想とするのは、勉強を最優先させる人たちのみです。そういう人こそが竹の会の理想とする勉強強豪塾を現実にしてくれる、そう思っています。今後、退塾ということをわたしから言い出すこともあるかと思いますが、これは竹の会を勉強強豪塾として位置づけている、ただ純粋にそれだけが根拠だからです。客観的に勉強第一とした信念があるかどうか、これだけです。

 よく竹の会の子どもたちが実感をもって言うのは、竹の会に入会してわかるのが1か月の差の大きさです。1か月遅れて入会した子がよくそのことをさとるようです。竹の会の1か月はそれほどに大きく、充実している、そういうことです。1か月という訓練が手順よく進められる、これが竹の会です。

 手順というのは竹の会ではこれほど大切なことはありません。わたしが苦しい中から27年、28年と連続して都立戸山合格を勝ち得たのはこの手順がうまく機能したからです。日比谷の英文がさっぱり読みとれないとか、国語でとれないとか、そういう危機を乗り切ってきたのはすべてこの指導の、合格の手順を知っていたからです。

 高校受験については、もう30年以上の指導経験がありますから、この指導手順、合格の手順というものがわたしにはよくわかっている、見えているわけです。どうすれば合格へ導けるかがわかっています。理科や社会ができないというとき、得点圏へ導く手順というものを知っています。数学の手順、英語の手順すべて知っています。子どもたちがわたしの指示を実行しない、レジュメを出してこない、これでは手順が踏めないわけです。長い間レジュメを出してこないというのは、わたしに手順をとらせないという意味で致命的なわけです。ですから、こういうケースも退塾をしたほうがいいとわたしは思っています。

 都立中受検では長く手順を手に入れるために模索してきました。平成25年の小石川、桜修館、白鷗の合格は、ひとつの手順を見つけたと思います。しかし、26年にとんでもない失敗をしてしまいました。25年の手順を踏まなかったのです。その年だけ、23年使用の「適性虎の巻」にこだわってこれを優先させてしまったのです。これがいけなかった。あきらかに手順を誤った。26年の3人の受検者には悪いことをしたとずっと思っています。うち2人は早稲田進学会の模試で成績上位者の常連でした。合格を逸したのはわたしの手順ミスでした。

 27年桜修館の合格は、わたしの合格手順、指導手順の完成、確信の年でした。反省した結果、25年モデルにこだわりました。さらに、作文指導の重視というのも戦略、手順のひとつとして組み込みました。

 竹の会は勉強強豪塾として渋谷に竹の会ありと言われたい、そのために勉強強豪となるために、それのみを基準として、竹の会の入会資格、継続資格を問い続けたい、そう覚悟しています。

 

 

 

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