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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

日比谷・西・戸山≧竹の会≧新宿・駒場・小山台/小石川・両国・桜修館・白鷗・富士・九段に常に合格者輩出/年の瀬

2016.12.23

 おはようございます。竹の会、いやわたしには、過酷な日程へといよいよ突入です。今は、とにかく疲れをためていった結果の突然の発熱だけを懼れています。渋谷教室では過去2度も12月30日夕刻あたりから発熱し以後3日間寝込むということを経験しております。去年はなんとか30日を無事切り抜けたのですが、その前に子どもたちからインフルエンザのウイルスをもらいダウンしてしまいました。子どもたちは常にだれかが鼻をすすり、咳をしていますから、いや症状はなくても感染していることも多々ありまして、その度につきあってきましたが、今はとにかく徹底してマスクをするようにしています。マスクは気休めだという医師もいますが、実際にはかなりの効果があるように思います。特に、雑踏の中に身を投じるときなどは切にそう感じます。

 23日(本日)と25日は、特に、小4のみなさんはいろいろと予定があるようで、お休みの届けが複数出ております。実質的には、受検スタートと言ってもいい、小5にもお休みがいますが、さすがに小6と中学生にはお休みはいないようです。冬期については、一点だけご注意願いたいのは、Aの開始時刻が、13時ですが、12時45分からの入室を厳守してください。また45分前に建物の前にたむろして集合することは回避していただきたく思います。12時45分以降に到着するように時間調整をしていただければ助かります。またもし45分以前に到着した場合は、少数ならばそのまま待たないで呼び出して入室してくださればと思います。近隣に迷惑にならないように大声のおしゃべりはしないようにしてください。

 冬期は、寒さで体調を崩す子も出てきます。自分の体調を考えて時間を調整していただければと思います。特に、開始から終了まで「いる」ことだけにこだわり、勉強に集中しない子が例年いまして、周りに迷惑を及ぼし、ひいては塾全体の士気を落とす結果となっています。勉強しないのなら即刻早退すべきで、今冬は、そういう子につきましては、早退させますので、予めご承知おきください。

 また年末年始の帰省等のためお休みする方もたくさんいるかと思いますが、よく帰省疲れと申しますか、突然の発熱、風邪を発症する子が出ます。特に、咳が出る場合、無理して出席しますと、受検生への感染を心配しなくてはなりません。どうかお休みして、ご家庭でじっくりと療養されてまず健康な状態にすることを優先させてくださればと思います。

 小6、中3のみなさんは、決してテレビを見ないこと、特に、大晦日、元旦にテレビに興じて、緊張感を飛ばすというようなことのないようにしてください。わたしもそうでしたが、少なくとも受験直前に人並みのことをしていればまずうまくいかない、そう思います。大切なのは、平常心であり、世間の祭礼、行事にかまけていれば、受験で成功することは夢のまた夢と思います。どんなときでも勉強ということが、日常生活の一部としてあたりまえの生活として、特別に意識もされないという普段着の精神こそが受験という紙一重の世界、天国と地獄の分水嶺を躱すことにつながるのではないかと思います。

 長い経験から言えるのは、受験に成功する子というのは、親の覚悟がまるで違うということです。過去の合格者の親御さんというのを思い返してみても、とにかく勉強というものを最優先させるということに迷いというものがなかった、ということが、絶対的に共通しています。逆に、失敗した子というのは、その子が力がつききらなかったということなのですが、不思議と親御さんというのが、勉強を軽視する意識がある、様々なことを勉強に優先させてきた、ということがありました。要するに、不徹底なのです。またブレがありすぎるとも言えます。勉強を大切だと口に出していうほどに行動が伴っていないという実感をずっともってきました。したがって、合否はすでに親の態度に示されていた。

 小4のみなさんは、みな割合の導入段階に入りましたが、この中から頭角を表す子が出るかは未だ不明です。かつて平成23年に小石川に合格した男子は、小4の8月から竹の会に参加しましたが、それこそ小数の計算、通分から始めて、順調に理解を進めていきました。あの当時は、まだ今のようなレジュメがなかった時代でしたが、秋には、割合の指導に入り、冬期には、すでに小5を凌ぐ、割合の理解を示していました。彼は小5になると、小6と同じメニューをこなしました。特に、算数は当時の小6を凌ぎました。当時の小6には、あの桜修館に合格した杉山太一君や両国に合格した子などがいましたが、彼は、そういう子たちよりできたのです。彼は小6のとき、すでに過去問全国版を3年分終わらせており、わたしが初めて大成した「適性虎の巻」というレジュメ集に取り組みました。またさらに時間の余裕がありましたので、都立中の全過去問の模範解答集の作成に興じました。さらに、開成中などの読解文を連日解き、国語読解を磨きました。かれは朝は毎日1時間朝勉をしてましたが、そのためにわたしは様々なパズル本などを貸し出しました。かれは竹の会が大好きで小4からひとりで品川から通い続けたのです。小5の年の瀬は、30日の指導を終わると、親御さんがそのまま拾って岐阜に帰省し、3日にはもう出席していました。小6のときはもう家族が一丸となって受検に対していたようです。早稲田進学会の直前模試では、480人中の5番でした。ああ、言い忘れましたが、彼は、杉山太一君と並んで、竹の会で「一日10時間の勉強」を実行した人でもありました。どうでしょうか。合格する子というのは、すぐれていることはもちろんですが、どうも親御さんの意識がちがうということです。

 このことは、平成27年に桜修館に合格した女子についても、ひしひしと実感したことでした。彼女は、小4の2月に入会して以来、インフルエンザで2度休みましたが、それ以外で休んだということがありません。このように合格する子というのは、決して塾を休まないのです。そしてその点に全くといっていいほどブレがないのです。親御さんもまず意識が違います。子どもの強い、勉強への意思というものをとても尊重されている、決してその勉強への情熱を妨げるような行動をとらない、ということではとにかく頭が下がりました。インフルエンザで休んだとき、彼女は泣いたそうです。悲しんだそうです。そうしたら親御さんが言われたのですが、自分も一緒に泣いてしまった、のだそうです。こういう子、こういう親子が受からないはずがない。

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