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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

日比谷・西・戸山/小石川・桜修館/専門塾/高校入試は長期的な事前の準備で勝つ

2017.01.13

 おはようございます。今日も青空と太陽が恵みをもたらしてくれています。素朴科学的な意見で恐縮ですが、太陽の輝いている日というのは、元気というか、活力が湧くような気がします。「気」というものを遠い宇宙の彼方から送り込んできているような気がしてしまいます。週末は寒波の襲来とテレビが騒いでいますが、泰山鳴動して鼠一匹となることを祈っています。

 さて今日は「渋谷B」の第1回指導日です。1月は全6回です。もともと渋谷Bは1回2時間のコースです。祭日にかかるときは1時間×2回の時間延長をして対応してきましたが、いつの頃から16時半から「可」、さらにその30分前の16時には入室「可」となりまして、事実上最大4時間30分の指導を実施しております。ただ1月や7月、12月その他の月でも6回となる月があるのはこれまでと変わりません。さらに2月からは月・木・金を指導日とすることとなり、木曜日が増えます。これはもちろん申込者のみです。従来の曜日で来ることも可能ですが、お休みしても「木」を振り替えに使うことはできません。2月から最大で月12回、最低でも9回は確保することとなります。この改編によって「渋谷A」に負けない充実した指導が可能となりました。絶対時間数では、まだ「渋谷A」が少し多いと思いますが、「渋谷B」のなによりものメリットは、指導回数が多いことです。これは「渋谷A」にないメリットで、頻繁に子どもたちと接することで、より細かい指導が行き届くことが期待されます。

 それから竹の会のこれからの募集情報ですが、しだいに方針が固まりつつあります。やはりこれからは現小3にしぼって募集していくこととしました。募集期間は、2月から7月頃までとします。コースは「渋谷B」でまず受け入れることとし、入会試験優秀者には、来年の2月から「渋谷A」に移行することとします。詳細につきましては、これから「お知らせ」することとなります。

 受験に特効薬など「ない」ということをまず認識しなければなりません。受験直前期に親がぶれて子どもが不安を増長させ平常心を保てないというのは既にして敗れています。受験というのは1年先、2年先、いや3年先を見越して「手を打って」いく性質のものでる、とわたしは早くから考えてきました。特に、高校受験というのは「そうだ」と思います。中学に入学する前からまず思考力の作法とか、勉強のスタンス、勉強という生活のリズム、そういったものは当然身につけておかねばなりませんが、それとして、高校受験のための準備は、小6の2月から始めるのを「よし」とするでしょう。中学に入る前に、まず英単語アレルギーを解消しておくこと、数学という文字を使った仮説世界にまず計算から入り慣れ親しんでおくこと、これである。竹の会では、高校入試目的の小学生には常にそのようにしてきました。中1からではまず「遅い」。特に、英語は最初の滑り出しで向後3年間の英語学力が決まってしまう。というか英語というのは一旦始めたら「継続」が命で休むことを許されない科目です。高校受験というのは、小6の2月からひたすら突っ走る、これしかないのです。中3になったら高校受験の準備などという脳天気な親子は底辺都立か、低偏差値私立に行くしかないのです。今の、例えば早稲田実業でも、日比谷でも、数学、英語の問題を見てみれば、どんな勉強をしなければならないのか、すぐわかることです。中3の8月には、Vもぎとか、W合格もぎとかを受けます。すると少なくとも中3の7月にはある程度完成していなければならない。中3の4月、5月、6月で何ができるか、考えてみればいい。中間と期末がありますよね。修学旅行など行事もやたら多い。中3になってからでは何もできないのです。ですから、高校入試の基本は中2までに完成させていなければならない。そこから逆算すれば中1に何をやるべきか、中2にまでに何をやらなければならないか、自ずとわかることです。世の中の脳天気な親は放っておけばいいのです。みな落ちていくだけですから。

 そういう準備をしてきたことで、中3になっていろいろ手が打てるのです。わたしは「もっていく」指導というのをよくやりますが、これは長期的にはもちろん、短期的にも有効な手です。理科や社会は早くから「手を打ち」ますが、例えば、理科90点にもっていくとか、社会90点にもっていく、などの手法をよくとります。これは、その子の能力を2年以上かけて磨いてきた結果、とれる技です。数学にしても、英語にしても、わたしは、6か月とか、3か月、時には1年をかけて「もっていく」指導をとります。この時期に、この英解レジュメで、日比谷英語7割にもっていく、といったことですが、わたしの高校入試の指導というのはそういうのです。これは小学生の指導でも当然とっています。小4からきた子にはじっくりとまず思考というものを鍛え上げていくところから指導するのもやはり「もっていく」指導なのです。わたしは、「もっていく」指導ということで、様々な「手を打って」いるわけです。ここで親御さんが家庭でいろいろと教えるというのは、わたしの「もっていく」という目論見を時には無に帰することになっているということを指摘しておきます。

 

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