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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも戸山/小石川、桜修館は小4から準備/適性能力のない親の増殖

2016.10.11

 おはようございます。このところ時間に追われて、なんとか息抜きの時間をとるとすぐにしわ寄せが来てまた時間に追われるということを繰り返しております。ようやく蒸し暑さが消えて秋の気配が漂い始めました。長袖なのかなと思うけど長袖だとすぐ汗ばむ、かといって半袖だとやや肌寒い、こういう季節の変わり目というのはどうしても子どもたちが体調を崩す、突然の発熱ということがよくあります。これから寒くなるとまたインフルエンザの季節がやってきて、国と医師会がワクチン接種を半強制してくるのでしょう。TPPが締結されれば結局EUのようなことになるのかな、と思います。遺伝子組み換え食品が一気に流れこむ。インフルのワクチンは保険会社の保険対象となるのでしょう。今健保が適用されている薬品や手術さえも細かく商品化され、健保の対象から外されていくはずです。実はこれこそがアメリカに忠実な安倍とその仲間たち、自民党の本当の狙いなのでしょう。このまま健保の財政が悪化し続けることはわかっています。だから国民皆保険を国民を騙して事実上廃止しようとしているのでしょ。TPPの条項は仔細に読む必要があります。

 ◎新規募集は、当分の間、ありません。

  竹の会では、入会試験を実施し、その合格者にのみ申込資格を認めています。また入会審査には通知表の「よくできる」が80%前後あることを重視しております。入会試験に合格した者のみ、入会を申し込むことができます。入会申込は入会試験当日を含めて3日以内にする必要があります。申込は入会申込書の提出及び入会金のお支払いをすることによって完了します。当日をふくめて3日経過後の申込は不承諾としています。形式的な線引きが実質的にも意味をもつ場合だからです。

  なお、新規の募集につきましては、少なくとも年内には募集の予定はありません。

 ◎冬期竹の会体験指導(有料)

  11月にはご案内できます。なお、23区限定ですが、竹の会冬期特別指導の外部参加生を募集する予定ですが、詳細については、11月に完成の予定です。

 ◎漢検を受けてこなかった中学生が直面する現実

  平成23年の合格者に文京合格者がいました。彼女は小学から漢検には一切関心がなかったようで受けたことはありません。これは中学になっても変わらなかった。中3になって秋、共通問題の国語の漢字20点分がほぼ0点でした。共通問題だと漢検やってればたいてい満点とります。しかし、漢検やってない人はこういうことになる。漢検やってないのならそれなりに自分で漢字の勉強はやっている、そういうことなのかなと善意に解釈していたら、とんでもないことになっているわけです。わたしは漢検をいつも勧めてきたのですから、それを無視してきたのならこれは自己責任かと思います。

 ◎親御さんから「勉強していない」、「机に向かっていない」とか、「やる気がないのなら辞めてもいいと(子どもに)伝えてある」というメールがありましたが、これはわたしの方からも「退塾告知」をいつでもしてくれ、ということなのかな、と考えてしまいました。もしほんとうに勉強しなくなったということなら即退塾ということでかまわない、それはそういうことなのかな、と思いますけど、受験直前だとほんとうにそれでいいのか、そのような突き放した言い方がわたしにはどうしてもしっくりこないでいる。

  今の小6だってみんな合格するつもりで塾に来ている。しかし、現実は甘くはない。本来この時期に備えておかなければならなかった力というものが、ほとんどつかないままに来てしまって、それでも受検することを選択するのか、考えこんでしまう。早くからいても小5ぎりぎりまで計算しかできなかった、そういう子だっている。実は今年白鷗に合格した子はそういう子だった。わたしが考えている合格のレベルと現実のレベルにかなり乖離があるようなのは気づいてはいたけれど、現実に合否の形で示されると考えることも多い。わたしが、「だめだ」、「無理だ」という子でも受かるのだとしたら、軽々に「あきらめろ」なんて言えない。だから、とにかくやるべきことはすべて尽くす、そういう考えではいる。ただやはり小4の8月あたりから逸材として育ててきたのでなければ小6で早稲田進学会の模試で上位に名前をのせるなどのことはまずできない。

 とにかくわたしには竹の会の入会試験でA合格以上とれた逸材をじっくりと小4から小5にかけて訓練していき、鍛え上げて、小6に開花させる、そういうわたしのもっとも理想とする形で指導したいという思いがあるわけです。今年は小4でA合格した子の入会もありまして、久しぶりに喜んでおります。世間では、どうしても受検するというのが小5になってからというのが多いようです。しかし、わたしの理想とする開始時期とはかなりずれがあります。小5だと入会時期が遅れれば遅れるほど失敗の可能性が高くなる、ただし、もともとの知能の高い子であれば、時期の遅れを克服することができる、それもわかっております。小6前後に竹の会にやってくるのはどうか。それまで大手にいたという子でも、いったい今まで大手で何を勉強してきたのか、とあきれてしまう子たちばかりです。計算をやらせればまったくできない、割合なんかなにも理解していない、こういう基本的なことが何もできていない、それが大手の大半の子たちの現実です。わたしは大手に子を通わせる親の大半はバカだと思っています。自分の子をよくあんなところに通わせて平気でいられるものだと思います。竹の会で大手にいたという子に入会試験やってまともにできた子はほとんどいない。塾に行かないで自宅で通信なんかやっている子はどうかと言えばたいていバカです。まともな指導、つまり訓練されていない粗野なままの頭です。訓練しないということの粗雑さがそのままに粗い思考をします。

 適性検査問題というのを仔細に読んで見るといろいろなことが見えてきます。子どもたちは学校当局の考えた適性問題というよくできたトリックにコロッコロかかります。罠に簡単にはまってしまうのです。わたしが今年の小6に悲観的なのはここなんです。あまりにも簡単に罠に陥ってしまう、その幼児性というか、無邪気な素直さというか、そういうものに失望するからです。これはかなりの期間かけて訓練してこなければ一朝一夕には身につかないものです。よく親が適性問題集なんか買ってやらせていますけど、問題はそういうことではないのですよね。問題集で練習したからとかそういうことではない。

 考えてみたら世の中適性のような罠がいたるところに仕掛けられている。世の中詐欺が渦巻いています。お年寄りは簡単に騙される。タレントのえびすさんなんてかなり天然呆けですけど、お年寄りはみんそんなものです。だからコロコロ騙される。オレオレ詐欺で騙されるのは高齢者ばかりです。判断能力が鈍ってるので狙われる。とにかくわたしたちは人の言うことを簡単には信じないことです。新聞やテレビを鵜呑みにしないことです。他人が言ったことは裏が取れるまでは信用してはならないのです。テレビで医師が言ったとか、弁護士が言ったとか、みな眉に唾つけて聞いておけばいいのです。

 大人たちが大きいものになびくのも全く根拠のない行動です。大人たちは「みんながやっている」というところに異常に反応する。こういうのは根拠でもなんでもありません。現代人というのはトラップに簡単にひっかかる普通の人たちということです。今の世の中、何が信じられるかといい、それは自分の目と耳で実際に確かめて自分で判断するほかないのです。わたしたちは、常に判断を迫られている。法律学では、特に民法では、判断に際して、利益考量ということが仔細に検証されるけれど、つまり、利益考量するということは、絶対的な価値などというものは存在しない前提なのですが、これは最終的には、結局価値判断の問題に行き着くのだとは思います。確率論で判断するという人もいます。共通するのは、実証的な裏づけというものが「ない」問題において、論理的に決するということでしょうか。

 わたしたちはできれば裏をとってから行動したい、そう思うのです。「消防署の人間です」というヤツが現れたのなら、電話で裏ぐらいとりましょうよ。近頃は身分証明書も偽造があたりまえですから。新聞というのが取材しなくなって新聞の事実報道をそのままに信じられなくなった、これは政府などの配布する資料をそのまま記事にするようになったからです。記者は自ら現地に取材に行かなくても、だれかがまとめた資料をくれるわけです。テレビや新聞は絶対に触れないことがあって、国民は何も知らされないままに突如として危難に遭遇することがあります。福島の事故のとき被曝情報をもっていながら全く国民に知らせなかったのが政府であり、あのとき政府関係者やマスコミ関係者の家族だけが関西方面に避難したというお粗末な話しです。

 わたしは世の中の親の大半は騙される人間なのかなと思っていますが、それは自分のバカな行動のもたらした結果です。まず判断の過程そのものが稚拙過ぎます。「大きいから信用できる」、「みんなやっているから信用できる」、これでしょ。そんなもの判断の基準にしてるから気がついたらとんでもない、取り返しのつかないことになっているのです。

 

 

 

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