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最低でも都立戸山、日比谷、西目標/小石川、両国、桜修館、富士、九段/公立中高一貫校対策のタイミング

2017.05.25

 おはようございます。5月25日になりました。もう6月、7月、8月しかありません。9月になってからの勉強は8月までのそれとはまったく別物ということがわかるときがきます。秋が深まるとともに押し寄せるプレッシャーが冷静な思考というものを駆逐していくのです。これからの3か月は、じっくりと腰を据えて勉強できる、最後の3か月となるでしょう。

 小6の中には思うように指導レジュメが進められずに悩んでいる子もいるようですが、焦らずにじっくりと考えて進めてください。

 なぜ指導レジュメについてこれなくなるのか。

 まず適性検査問題はかなり難しいのだということを理解していないということがあります。いきなり適性問題を解こうとしても解けるものではないのです。それまでに相応の思考ができるような訓練が是非とも必要です。もちろんもともとのもって生まれた能力差がそのまま反映することは当然としてもです。

 親たちは、5年生はのんびりと塾に通いながらいろいろと楽しむことも予定に入れてそれでも間に合うというかなりに楽観した見通しというものを勝手に描いているのか、それとも旅行くらい2、3日行ったとしても大過ないでしょ、と高をくくっているのか、5年になっても習い事、稽古事だけは続けるという親子もいるけれど、それで合間に塾に行けば適性に対応できるようになるということを本当に信じているのであろうか、受検するということのリアルを本番を受けて初めて悟るという想像力のない人たちが多すぎます。

 まず2つの問題点があります。

 大手に行くことが必ずしもいい結果に結びつかない、ということです。小4から大手に行く、という熱心な親子もたくさんいます。しかし、わたしのみたところでは、これで成功する親子はほとんどいないのではないか。1年たって気がつけばいいほうで、中には小5、小6と大手に通い、小6の秋に伸び悩んでいることを悟る人が大半です。伸び悩むというけれど、基本的な思考訓練というものをしてこなかったのだから、もともと難しい適性問題が解けない、というだけのことです。おそらくは小5までは、易しい問題ばかりのぬるま湯の中でできると思い込まされてきた、それだけのことでしょ。習い事も稽古事も続けながら、家族旅行も楽しみながら、盆、正月と人並みに祝いながらやっても大手の生活は余裕のよっチャンだったことでしょう。

 竹の会には、それまで大手に通っていたという親子が多い。これは事実だが大手に1年なり通っていたということが何の糧にもなっていないということだ。たいていは計算はでたらめで、ましてや割合を理解しているという子など皆無であった。小6前後にきた子も同じである。わたしは、いったい大手塾とは何なのか、と憤ってもいる。しかし、そういう大手に右へならへの如くに引き寄せられていった親たちも親たちで、どっちもどっちだ。大手を選択したときに、竹の会をすでに知っていたけれど今ひとつ信用できないから大手に行った、という人も少なからずいるようです。しかたないですね。

 竹の会で過ごす一年は他の塾で過ごす一年と比べようもない、かけがえのない一年となるでしょう。そしてそれは小4の早期こそがもっとも適した時期ということが早晩わかってくるはずです。小5に竹の会にきた子たちというのが、大手にいたという経験がなにも意味をなさないということ、結局計算も割合もすべて入門からやり直さなければならないということ、そのためにそれだけで半年を費やすことになること、そして適性訓練を始めるタイムリミットの小5の1月までに本来の思考訓練に費やす期間が5か月ほどしかないこと、それも習い事、稽古事、家族旅行、盆・正月を予定に入れていればさらに少なくなるであろうこと、そういう一連の負の連鎖の結果迎える適性訓練期間に失速する蓋然性は高い。

 小4に竹の会に来た子たちこそ幸運である。なにしろ小5がやることを速い子なら小4で終わらせてしまうのだから。そうでなくとも小5の前半には思考訓練にすでにして入っているのだから。竹の会の成功者には小4にきた子たちが多い。平成22年両国合格者は小3の2月、23年の小石川合格者は小4の8月、26年都立駒場合格者は小4の5月、27年桜修館合格者は小4の2月、28年九段合格者は小3の2月など。

 小4に竹の会にくるメリットというのは、とにかく小4の間に、計算、割合を神の域にもっていける、ということです。小5にきた子たちが計算を磨き、割合を通して思考を鍛えるということを小4の間に終わらせてしまうのです。わたしは小4という大切な時期を無為に過ごすことを、これほどもったいないことはないと思うのです。大手に行くのは、まあ巷の塾も変わりませんが、ナンセンスですね。あなたたちは塾というものがわかっていないと思います。大手ならいい、信用できる、と思い込むのはあなたたちがただバカなのか、洗脳されたということです。

 ◎竹の会入会試験の厳正適用と仮合格の廃止、退塾のことなど

 

 竹の会の入会試験の内容が一新されました。定評の「入会試験Ⅰ」の良問は残しつつ、さらなる良問を加えて、全10問としました。ただし、小4は6問、小5は8問、小6は10問出題とします。これまでよりもより繊細に知能の微妙な段階を読み取ることができるようになりました。竹の会の入会試験で高得点をとった子の合格可能性は高く、小4期の知能判定にはかなりの精度、正確性を示すことが実証されています。内容はいわゆる偏差値試験ではなく知能の深みを探る構成になっています。

 「渋谷B」では仮合格者が所定の数に達したため爾後仮合格はなしとします。

 仮合格もふくめて勉強不調、指導不調等により「退塾相当」と判断するときは、速やかにご通知申し上げます。退塾相当のご通知は指導打ち切り(一方的告知)の主旨です。

 ◎漢検実施時間の告知

 6月3日(土) 14時~15時 ※時間は若干ずれることあり。 

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