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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山を死守/絶対都立なら九段中等・都立富士高附属・白鷗という選択/竹の会来年2月生新規募集開始/部活で人生を棒に振る選択/

2017.09.04

 おはようございます。今日は午前中は雨ですが、午後から止む予想のようです。どうもそうは見えないのですが。今日は「渋谷B」9月第1回目の指導日です。実は、昨日はAの指導日でしたが、数人の小5,小6が夏休み中の勉強の記録を提出してくれましたので、その中の出色のものをこれから何回かに分けてご紹介していきたいと思います。未提出者ももちろんいますが、報告すべきほどの勉強時間はない、ということなのでしょう。ただほとんど竹の会の指導時間だけだったという小5もいますから、それはそれでわたしにはとても参考になります。

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 上記は渋谷A小6男子の夏の記録です。

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 上記は渋谷A小6女子の夏の記録です。

 いずれも1日7時間以上の日が多くを占めているのがわかります。

 本日は、渋谷Bの指導日ですので、報告が楽しみです。

 勉強したのが、竹の会の指導時間だけというのは、落ちてもしかたない、と覚悟しておくべきです。

 ◎夏の自滅的な過ごし方

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 ◎部活で人生を棒に振る中学生は後を絶たない

  特殊なケースは考えません。確かにフルで部活をやって受験に成功したという高校生を1人だけ知っております。また竹の会に問い合わせてきた中学生に少なくとも2人は部活命の生徒がいまして、いずれも学年2番ということでした。そういう人がいることは否定しません。わたしが言っているのは大多数の凡人中学生のことです。凡人と言いましても学校では上位にある子たちです。こういう子たちが中1、中2の時期を部活(日々暗くなるまで練習し、合宿や応援にかり出されるなど)に捧げて、本来ならそれなりの都立に行けたであろうに、結局は都立にも行けない、行けても中以下クラスの都立に甘んじてしまうという現実について言っているのです。

  これは高校受験というものを知らない、無知な親子が多いからです。学校の授業で間に合うのは、間に合うというのは、内申がとれるという意味ですが、中2までです。中3になると、もう8月後半にはVもぎなどの模試が始まります。毎月1回以上は受けることになります。最終的には全範囲が出題の対象です。とすれば中3の数学や英語の専門性の高さからすれば、遅くとも中2が終わるまでには中3の少なくとも基本事項は終わらせておかねばならないということです。理科、社会についても、全範囲を早めに終わらせておくことが必須の前提となります。こういうことに全く無頓着で中3になっていったいどうしようというのでしょうか。脳天気な親子のここで息の根を止められること必至です。そういう親に限って「中3になったので、そろそろ高校受験のために塾を探さなければ」などという全く脳天気なことを言っているわけです。高校入試というのは、遅くとも小6の2月にはスタートさせなければならない。そのスタート時点で基本の勉強は終えていなければもちろんダメである。計算力、割合力、思考力、長時間の勉強に耐えられる心的態勢などが確立されていなければならないのです。そうするとどうしても遅くとも小5からの訓練が必要となるでしょ。

 部活命はいい、しかし、東京では、独自クラスの都立、共通だと駒場、小山台クラスに行かないと社会に出てどうにもならないでしょ。私立難関はカネがかかりすぎです。都立なら入学金も数千円、毎月の授業料も1万円ちょっとでしょ。トップ都立になると大学受験に必要なことはみなやってくれる。予備校なんて行かなくてもいいのです。私立単願で受験もしないで高校に入ってどうなるかということです。単願推薦で入った子というのはたいてい勉強なんかしないでしょ。今は少子化で日大桜ヶ丘クラスもかなり格落ちになった。そもそも私立高校が定員の50%を推薦でとるようになったときから、レベルは落ちる運命にあったのである。こうして私立難関クラスしか行く意味がないということになっている。それか都立トップクラスかである。

 さて、そこで部活命でやりながらトップ都立に入れるのか、である。入れなければそれだけで人生は自分の意図とは関係のない方向へと進まざるを得ないことになる。学校の教員だって臨時の教員が溢れている時代である。二流私大出ても教員にはなれる。社会には大学出ても非正規で働く人ばかりである。何か国家試験にでも受かれば別だけど、とにかく人生というのは、勉強しないという選択をすれば、つまり選択を誤ればとんでもないことになるのは、戦国時代の弱小の武将の末路と変わらない。

 多くの親は子どもに勉強を仕込むということの意味がまるでわかっていない。安易に大手に入れてもう安心している。特に、公立中高一貫校の大手塾というのは胡散臭すぎる。私立難関中のための大手、つまりいわゆる進学教室なら、天才なら安心して任せたらいい。しかし、凡人だと落ちこぼれるだけかもしれない。

 何がだめなのか。訓練しないからである。テキストを売りにして、授業中心に、講師がしゃべってなんぼのやりかたでは子どもはまずバカになる。自ら考えるということをまずやらなくなる。こういうところにやる親というのはたいていが過保護で子どもを甘やかし放題というのが多いから、我慢のきかない、気に入らなければ不満ばかり言うバカ息子、バカ娘ばかりいる。親はバカ息子、バカ娘の言うことをそのまま信じて、クレームばかり言ってくる、親の当事者適格のない、わたしの大嫌いな人種ばかりで、こういうのがうようよいるのが、進学塾大手なのであるが、公立中高一貫塾だって変わらない。だいたいはでなチラシの謳い文句で動かされるというのは、自分に軸がない証拠で、だからバカ親ばかりである。

 ◎竹の会これからの指導

  小6向け 朝勉用テキストを配布の予定です。適性問題48問を扱った書籍(未完、9月末発刊)をまず使います。塾専用教材を使用します。なお、竹の会ではテキスト代は取りません。

  小5、小6 「読解百選」を週1回のペースで実施します。これは中学受験過去問の国語物語文を扱ったレジュメシリーズです。作文テストについては、2学期も続行します。 

  正直に告白すれば、今年の竹の会の受検生はそれほどできるという子たちはいません。少なくとも平成27年に指導した子たちのような天才はいない。最初どこまで伸びるのかと期待していましたが、意気消沈したのは確かです。しかし、少なくとも努力する子たちについては、なんとかしたい、と考えるようになりました。いや合格をとりにいく、とまで気を取り直しています。これからが勝負です。

 

 ◎夏を自滅的に過ごした人のその後

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 ◎小4募集、小3募集開始、中学生の入会についてなど

 現小4については、入会時期がぎりぎりの譲歩時期になろうかと思います。これは受検成功の蓋然性から見た時期的限界です。小3については、これから1月までに漸次入会を認めていくことになっています。来年2月開始ですから、来年1月までに入会していれば可ということです。もちろん新小4になっても前半までは定数に満たなければ募集していきます。

 中学生につきましては、現中1については、お問い合わせくだされば、結論を出すことになります。内申がいいほど受け入れの可能性は高いでしょう。

 小5については、高校受験目的の入会のみ受け入れております。

 ◎指導レジュメについての注意

 指導レジュメにつきましては、指導のため使うことが目的であり、よく「まとめてほしい」などという親御さんがいますが、それはできません。わたしが指導に際して子どもの理解の反応を見ながら診断と指導を的確にするために創られたのが指導レジュメです。特に、これから受検直前となりますと、その日の指導で何を使うかを戦略的に見ながら決めていくことが多く、欠席した場合でも、指導という目的の手段としてのレジュメは配布できません。欠席したからその分の配布をするということはありません。

 また課題レジュメについても、先々の分をまとめてということは想定しておりません。これは家庭での課題であり、それなりの家庭学習時間を確保していただく趣旨もあります。もっともなんらかの事情で遅れている方が2回分を請求されるのは許容範囲内です。

 さらに詳しく申しますと、指導レジュメでも家庭で時間をかけたもやってほしいというレジュメ類がありまして、これについては、まとめて発行配布をしております。これからの指導では当日にどれだけの時間をかけて解けるかを見定める趣旨のレジュメが多く出されると思いますが、これはわたしの指導の見定め用ですので、仮にお休みしてもこれを出すということはありません。

 

 

 

 

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