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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山/小石川、桜修館、九段へ/合格する親しない親

2016.09.02

 おはようございます。本日も清々しい秋晴れの朝を迎えられてこれほどうれしいことはありません。残暑と言っても真夏のそれとは趣も違い朝夕の涼しげなる空気は十分にもう秋の装いを予感させるものがあります。夏の日程をなんとか無事に終わらせられてそのことにまず安堵しております。竹の会の入会試験は見事に入会後の指導の成否を予測することを証明しております。ただ入会試験だけではやはりだめて学校の内申もやはり子どもの社会性、協調性などをよく汲み取っての「よくできる」の判定をされているのかなと感心しております。小学校の先生はよく子どもを診ていると思います。中学の内申のつけ方にはかなり疑問なところもありますが、それにしてもIQの超高い子、日比谷の問題を難なく解く子の内申がこれまた都立目黒程度の評定しかないというのは驚きです。

 竹の会では入会に際して内申で「よくできる」が80%前後あることを求めています。これは小学校の先生の評価が能力だけでなく、性格をも診てのことだということがまずありますが、知能が高いだけでは小学生というのは指導できないものです。素直に指示にしたがう、責任感をもって処する、社会性、協調性といった能力も指導の成否には欠かせない要件です。

 仮に入会試験に合格して入会できたとしても1か月、2か月の指導で「指導困難」という事態もありますことを入会された親御さんにはご承知願いたいと思います。しつけということで塾でもていねいな言葉遣い、静かに勉強に集中する、その他周囲に迷惑をかけないようにいろいろと教育的指導はすることになると思います。しかし、塾は学校ではありませんから、そうしたことが注意するだけでは困難と判断した場合は即刻退塾していただくこともあると思います。特に、竹の会は静かな環境で勉強に集中できることを絶対的な理念としておりますので、これに反する行為には他塾のような寛容はない、とご承知おきください。

 本年竹の会では1年以上指導した8人中4人が合格しておりますが、実は、志望校を選ばなければ全員合格できたということを竹の会の親御さんならみなおわかりになっていることと思います。高校受験とちがって都立中受検ではそこまで受験指導を徹底させない、つまり、親子が志望するところを受ける、合否に関係なく受ける、というのが一般です。たとえば、小石川ならかけになるが、両国ならまず受かるという判断もあるわけで、わたしは小石川にかけている親にはそういうことは言わない。志望校にそこまでこだわりのない場合は言います。今年も、去年も富士合格者は、実はわたしが志望校を変えさせました。去年の女子は小石川志望でしたが、入会時期が遅すぎてわたしは無理だと判断し、変えた方がいい、と言いました。平成25年に桜修館に合格した男子がいますが、この男子は小石川志望でした。わたしが10月に小石川は無理なので桜修館なら受かると思うから変えたほうがいいと言ったら塾を止めてしまいました。結局桜修館を受けて合格しています。高校受験だともう後がないので、落ちるとわかっていて受けさせることはない。今年も都立駒場志望だったと思いますが、無理とわたしが言い、三田はどうかと尋ねられて、「否」とし、文京にしました。その文京だって危なかったのです。ただいったんここと決めたなら、つまりわたしの指示にしたがってくれたのなら、何があっても合格させる、それが竹の会です。

 高校受験では、紙一重のところをわたしはいつも切り抜けてきたという実戦感覚があります。マルの数でその子の点数を瞬間に判断します。都立当日に取るであろう点数もほとんど数点の狂いほどで言い当てます。それは普段の指導で自分の指導する生徒の力を完全に見切っているからできることです。その生徒に何が足りないか、たいてい把握していますから、「次の一手」を打つ、これが受験指導の本質です。ダメなものはダメ、受からないものは受からない、はっきりとそう告げます。

 世の皆さんには、竹の会という塾が実は何もわかっていない。竹の会をわかっているのは実際に竹の会を信頼して合格した当の本人と親のみです。ただ竹の会に1か月でも体験指導を受けてみると、中には竹の会の片鱗を悟る親御さん、子どもがいる。わかるのですね。わかる子にはわかる。竹の会の底知れない価値というものを本能的に悟る。バカな親ほど竹の会を見学に来てもなにも悟らない。そのバカな親の子だから子ともだって知れたものです。わたしには大手に行けばたいていどうなるか、結果は見えているので、勝手にすればいい、それで1年、2年経って、わかればいい、それも社会勉強でしょう、と思います。ただ子どもの将来はもうどうにもならないでしょうけど、それも親の選択の結果だからしかたないでしょ。

 多くの親は、実際に竹の会に見学にきても実は無知です。迷う、疑う、そういう親がほとんどです。そういう親たちの中にあって、ひとり、またひとりと「竹の会しかない」と信念をもってこられる親御さんがいます。わたしの書いた「草枕」をよく読み込み、竹の会のことならなんでも知っているという竹の会オタクの親御さんも多い。ほんとうになんでも知っている。

 多くの親御さんが、この大手と決められて大手に通う、テキストをたくさん渡されて、授業を受ける、テストを受ける、そういう日々を送る、しかし、ただ大手に通っているというだけで、確かな手応えというのを感じていない、そういう親御さんがほとんどなのではないか。これは自分の子がそれほどの天才ではなかったということの証しにはなっていますが、ただ大手に通っている、それだけの感覚、子どもは大手に通っている、それだけの感覚でしかない。竹の会ならそんなことはない。まず指導を受けたその日から子どもに変化が生じる。指導を重ねる度に力がついてくのを実感する、常にほんとうにわかったのかチェックされている子どもは、わたしはよく言うのだが、まるで絵でグラフを描いたような上昇曲線を描いて力をつけていく、これが竹の会ではあたりまえに生じることです。

 これまで竹の会に入るのを躊躇していた親御さんというのが、意を決して竹の会にやってきて、入会試験に合格して、初めて竹の会の指導というものを受けてみて、みな一様に驚きと感動、そしてこれまでの躊躇を悔いる、そういう反応を示します。竹の会は嘘偽りのないことを述べてきましたが、ほんとうにそうなのかと疑う、そういう人が多いということをわたしはもどかしい気持ちで落胆してきたわけです。

 竹の会で成功するには簡単です。もう勉強最優先の生活をすればいいだけのことです。わたしが落胆する、失望する行動をとらなければいいだけのことです。いつもこつこつと机について指示されたことを実行しているな、とわたしが感嘆するほどの子が落ちるわけがないのです。今年、九段にA区分で、合格した女子がそうでした。小3の2月にやってきたのですが、それまでにお母さんは栄光やらエナやら大手を回ってきたそうです。竹の会には小3の前半に見学にきていますが、それから大手を回ったみたいですね。それから12月に入会試験を受けて、翌2月から指導を始めた。最初は3時間で帰っていた。小さな子が電車に乗って千代田区からトボトボ通ってきた。帰りはさすがに迎えにきていましたけど。決してできる子ではなかった。だから何度も何度も同じレジュメを繰り返した。まじめな子で言われたことをこつこつこやってくれた。教室ではもうレジュメに没頭していた。他の子のように指導室で時間を無駄にするなどということを一切やらない子だった。家庭学習もきちんきちんと何時間でもやった。小6の模試では、早稲田進学会に一度だけ名前が載ったけど、それまで奮わず悩んでいた。大原の模試でも区内枠で50%の合格可能性とされた。最後でも60%だった。それでも受かった。千代田区にもエナができて、学校の九段志望の子たちはみなエナに入った。お母さんも迷われたのかどうか。結果、エナ組は全員落ちて、竹の会のその子は受かった。しかも、B区分の子たちに負けていない成績である。つまり、入学後も十分に戦っていけるだけの力をつけての合格である。

 受かる子というのは、少なくとも中学受検では無口です。無駄なことをしない。そしてわたしの指示をまるで神の指示のように受け止めて果たそうとする、これが合格する子なのです。これは高校受験とはちがうところですが、敢えて共通点をと言われれば、「実行する」力ですか。勉強とは、実行する、これしかない。なにかと理由をつけて実行しないから落ちるのです。学校行事はしかたないとして、習い事、稽古事、スポーツ、家族旅行なども同じです。実行しないことに変わりはないからです。実行しないから落ちるのです。よく資格試験で落ちる人というのは、方法論ばかりに時間を取られて肝心の勉強をしていない、実行していない、ということがほとんどです。勉強というのは、やりはじめたら中断してはいけないのです。そこのところが親も子もわかっていない。合格するにはそのために必要な実働勉強量というものがあります。どんな説得力のある根拠を言い立ててみても勉強しないで、実働時間が足りないのなら、落ちても仕方ないのであり、なんで落ちて親子で悲しむのか、わたしにはさっぱりわからない精神構造です。

 渋谷Aで勉強されているみなさん、入会してまだ日も浅いみなさん、みなさんに申し上げておかなければならないのは、竹の会では静かな環境で、つまり周りに迷惑を決してかけないように、勉強に集中しなければ、それができなければ退塾するほかないということです。どうかわたしが注意して済まそうとしている間に修正してほしいと思います。

 竹の会では、来年2月にできる空席(おそらく5席ほど)について、すでに渋谷Bにて便宜的に通いながら待機する、高校入試目的の小5、小6を募集しております。おそらく来年2月、その時期にはA入会は無理と予想されます。

 なお、竹の会では、入会試験に合格しなければ入会はできません。さらに、学校の通知表で「よくできる」が80%前後必要です。

 入会試験は、たとえば、定番の「入会試験Ⅰ」なら、全6問構成で、全問正解(S合格)、5問正解(A合格)、4問正解(合格)となっております。3問正解の場合、準合格とされて、これまでA入室を認めてきましたが、現在は、まずB入室とし、伸びる可能性ありと判断されればA入室を認めることとなります。

 入会試験に合格できない場合は、入会できませんが、試験的にB入室を許可した例がありますが、すでに2名を退塾としております。なお、今後はそういう特例入会もありません。

 

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