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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山/小石川、桜修館をめざす/都立日比谷・西 完全合格法の完成/現代バカ親図鑑

2016.07.19

 おはようございます。昨日は早朝から木更津に行ってきました。90歳になる妻の叔父の見舞い、妻の実家の母のようす見舞いとアメリカ在住の妻の姉が日本に一時滞在するため帰省した、そういうことで出かけたのですけど、その叔父さんというのが、点滴だけで生きている高齢者ばかりを収容する病院に永久入院してまして、病室には、体をベルトで固定されたり、手に大きな布のグローブをつけられたり、ほとんど動かない、そういう高齢者たちがじっと寝ていました。口からものを食べられないで、点滴だけで生きているわけです。寝たままだからもう筋肉なんかげっそりとない。こりゃーすごい収容所でした。

 三井アウトレットに行きました。帰りは渋滞で東京まで2時間ほどかかりました。そういうわけで今日はあさからいろいろと仕事に追われております。

 ◎課題レジュメが途絶えているケースについて

  本来、課題は提出しますと、添削の上、次回のレジュメを添付して、返却する手順になっております。

  ところが、次回課題の添付がない、という子が2,3名ほど出ています。

  ひとつ心当たりがあるのは、課題をバラバラに小出しに提出するケースです。たとえば、「教養のための理科10、11、12」が課題として出された場合に、まず、「10」だけとか、「11」を先にとか、出すと、次回レジュメを出せなくなります。あるいは、「国語練習帳9」を出したとして、たいてい数枚以上ありますから、そのうちの1枚とか、2枚だけを出しますと、当然に次のレジュメは出せません。

  小5には、数種類のレジュメで次回分の添付がなかったと本人たちは申しておりますが、そういうことは考えられず、そのままに1か月もなにも課題をやらないというケースがありました。去年の小6には、そういう子が3人ほどいましたが、たいていは新課題を紛失しており、こういうことが数か月も続くともはや取り返しのつかない量になっています。親御さんがレジュメをチェック、管理しているらしい家庭もあり、この場合は、レジュメの欠落などにも迅速に対応できていまして、やり残しのレジュメも強制的にやらされているようで、その強制がレジュメを残さずやりきるという習慣につながっているようにも思います。

 ◎都立日比谷、西、戸山を絶対に落とさない指導の妙を確立

  1985年竹の会創設以来、毎年高校受験の合否を刻んでまいりました。平成17年の2月の指導からでしたか、当時の新中1のひとりのためにこれまでの竹の会の高校入試指導の集大成のような仕事に取り組んだのは。新中1は3名しかいなかった。そのうち1名が小6からいた子でした。その子が中1になるに際して、わたしはこれまでの竹の会の指導の集大成として、中学のための教材のすべてのレジュメ化に取り組んだのでした。その子の、女子でしたが、成長に合わせてこれまでの教材をすべてレジュメにしていく作業に取り組んだのです。それはそれは膨大な量でした。それでも、その女子が中3になる直前にはほとんどの教材のレジュメ化を終えました。その子が中3になってからは、今度は新しく、入試問題のレジュメ化に取り組みました。毎回の指導で渡せるのは3通ほどでしたが、わたしは首都圏の難関校の過去問については、ほぼ網羅的に制作していったと思います。このレジュメ化は、初めて詳細な解説レジュメを制作したことでも画期的でした。

 その女子が、平成20年の2月にまず豊島岡女子学園に受かり、続いて都立西高校に合格したのでした。実は、このとき桐蔭学園理数に合格した男子も同じレジュメで育ててきた子でした。この男子は、桐蔭から東大文Ⅱに合格しております。先の都立西に合格した女子は、お茶の水女子大に進学しています。

 竹の会では、平成27年に1人いた中学生が、都立戸山高校に合格し、28年には、2人いた中学生の1人が都立戸山高校に合格しております。二人ともわたしが平成20年までに完成させたレジュメ体系にしたがって、すいすいと合格してしまいました。平成27年に特別なことと言えば、なんといっても、「独自校数学の研究」の完成でしょう。数学については、これで仕上げていけば完璧でした。

 毎年戸山以上の合格者が出るというのは、その後の指導において、さまざまな反省に基づく指導を可能にしました。たとえば、英語の取り組みです。例年原書を訳すことがどうしてもできない。そこで今年は、その反省のもとにまた新対策をとることにした。独自校の受験者がいて初めて指導の技術も進化する。だから、高校入試では、最低でも都立戸山は、竹の会にとっての指導技術の進化のためにも必要なことなのです。

 竹の会は、高校入試指導技術においては、大手はもちろん他のどの塾の追随を許さない、高度の、かつ独自の合格体系を作り上げてきました。竹の会の中学生がわたしの指導に真剣にしたがうなら、必ず第一志望校の合格まで導くことができるでしょう。しかし、ひとたび指導から外れたら、それはないこともはっきりしております。

 中学生は最低でも5時間、できれば7時間の勉強を実行してほしいと願っております。

◎現代バカ親図鑑

 竹の会の「入会試験Ⅰ」については、わたしには想定しない機能を持つに至りました。MRIとCTスキャンは似て非なるものですが、前者は体内の水分を強力電波によって断層化するもの、後者はX線画像をパソコンで立体化するもの、いずれも画像による断層の表示ではあります。わたしは、「入会試験Ⅰ」を実施したのは2013年の7月あたりから、2016年の7月まででもう3年になりますが、この試験の結果は子どもたちの知能の様相を実に先の断面画像よろしく再現している、ということを知りました。この試験でA合格をとった子の最小年令は、小4の10月ごろでなかったか、と思います。次は、小4の11月でした。

 竹の会で推奨入会時期の2月入会する子では、小4の1月A合格がもっとも多いと思います。ですから、小5になってからだと、A合格をとるのが当然のようにも思いますが、実は、0~2問というのが、意外と多いのです。「入会試験Ⅰ」の第1問及び第2問については、共通問題として、小3用の「入会試験Ⅹ」にも使われております。この第1問が解けない子というのが、学年に関係なく多い。小3で解ける子もいれば、小6,いや中1でも解けない、ということもある。第2問は、最低これだけは解けなければ指導できまい、という問題ですが、さすがに、これは正解率が高い。

 竹の会には入会するには、この入会試験Ⅰを突破しなければならないが、大手に行っていたという子にはA合格する子もいるが、圧倒的に、不合格者が多い。準合格とされる3問とれないのだ。ちなみに、第1問を解く子については、指導の成否を考えて高評価となる。

 ※入会試験Ⅰ 6問構成。全問正解S合格。5問正解A合格。4問正解合格。3問正解準合格。

  入会試験Ⅹ 3問+1問 構成。小3早期対象。

  入会試験Ⅱ、Ⅲも完成。新入会試験Ⅰも完成。

 わたしにはもう確信しかないのですが、竹の会において、入会試験に合格し、わたしの指導を受けることになれば、それは、大変な幸運であろうと自分ながら思うのですけれど、わたにしはそういう子どもたちをしっかりと考える人、ひとりの主体に育て上げること、そういうことにかなりの確信を思っています。わたしの指導というのは、わたしはMRIにしても、STスキャンにしても、相当な有害機器と思っていますが、そのもたらす画像というのはすごいということは認めます。そしてわたしの指導においては、わたしのレジュメ診断法とも言うべき方法によって、現段階の子どもの脳の諸相を画像的に認識することが可能なのだと思っています。わたしの作るレジュメは子どもの知能の段階を画像的に捉えているということに最近わたしも気がつきました。

 さて、世の中には、地元の、必ず私鉄沿線の駅前塾というのがありまして、いろいろな大手が教室を出しているわけです。駅前ですから、しかもビルですから、賃料は半端ないでしょ。こういうところを借りて、講師や職員を雇って塾をやるというのは、相当な資本がなければできない話しです。地元の大手ということで、とにかく人を集める、いやよく集まるようです。こういうところに行かない人というのが、少数なのでしょう。まあこれで世の中のバカというバカを見事に取りこんでいるわけです。1年前とほとんど学力が同じという子らが掃いて捨てるほどいるはずです。

 わたしは、なにかの縁で、いろいろな塾を転々としてきた子たちというのが、竹の会の入会試験を受けて、たいていは落ちるのですけど、ときとして受かる子もいるのですけど、そういう受かった子にしても、計算力というものがまるでない、小5を終わっても割合というものはテキストの単元として済ましただけという、つまりなんにもわかっていないという子たちばかりを見てきまして、世の中の小学生というのが、バカばかりに見えてきます。 日能研で中くらいの成績と言ってもたいしたことはないのはよく知っています。すくなくともわたしの眼鏡には適わない。世の中の親というのは、このように大手大手と自分の子をなんの迷いもなく通わせるけれども、1年経って、2年経って、自分の子がどれだけバカのままなのか、少しはわかっているのだろうか。いろいろなオプション授業や特別ゼミ、講座なんか受けて、それで子どもはできるようになったと思っているのだろうか。もしそうだとしたら完全なバカ親でしょ。竹の会の小4が9月にA合格とる入会試験Ⅰで、小6、中1で0点しかとれないという、しかも大手に2年も3年も通ってそれというバカがどれだけいることか。

 地元で便利? これが理由ですか。大手だから信用できる。これも理由ですね。 理性で判断しているのではないわけです。もともと人間というのは、感情で動かされる動物ですから、しかたないといえばしかたない。小泉が大衆を動員したのも、大衆の感情をコントロールしたからでしょ。人というのは、めんどうくさいから後回しにするということをやる動物です。つまり、感情で行動する動物です。決して理性なんかでは動かない。宝くじが売れるのも、人間が感情的に動くからです。競馬などの賭け事に大衆が集まるのも感情でしか動かないバカばかりだからです。

 企業が悪いことして謝るのも、国は謝罪しろと被害者が泣くのも人間が感情に支配された動物だからです。理性的にではない、感情的に動くのである。バスケが好きなのも感情です。

 竹の会が大手に混じってチラシを配っても、こんなとこ知らない、胡散臭い、と感情で無視されてしまうわけです。仏頂面した親、硬い表情のままの親というのは、なんども見てきました。竹の会が、どんなに真摯に竹の会はほんとうにいい塾ですよ、と訴えてもまず「あっそう」で流される。だからこういう人種にはとりつく島もないわけです。

 この感情で大手に通う、迷いなく大手に通う、大手でなくても、地元ということで塾に通う、その結果、当然のように通う前と通って1年を比べてそのまま何も変わらないというバカ小学生が急増しているわけです。1年でも通ったのなら、少しはましなことになっていなければ意味がないのに、何も変わらないのです。

 わたしが、小4のみなさんに竹の会はいい塾ですよ、とこのブログでいくら訴えてもなかなか耳を傾ける親はいない。そして大手に行き、二進も三進もいかなくなってから、竹の会に半信半疑でやってくるという人もいる。しかし、時既に遅しです。

 ほんとうにごく一部の人のみがわたしの真摯な言葉に耳を傾けてくれて竹の会と出会う、そういうことなんですね。それでもわたしは東京の小3、ないし小4の親御さんにこのブログでしか訴える手段を持たないから、あきらめないで訴えています。 

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