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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山/小石川、武蔵の東大合格数は何を語るか/桜修館を受けると言うな

2016.06.16

 おはようございます。本日は午後から雨が降る予報です。今日はオフなので少しだけ心は軽い、こういう日にはなぜか朝から仕事に取り組む、時間に制限がないというのは、そういうことなのですね。試験というのは、制限時間があるから、心が自由にはたらかない、そういうことですね。だから時間を意識した、選択、判断、決断を意識して生活していかなければならない。

 「気になること」

 小5の指導で、「先生、わかりません」と持ってくる、「何分、考えたの」と尋ねると、「5分くらい」。

 「先生、わかりません」と別の子、ただ問題を眺めているだけ、「図をかきなさい」と言う、すごすごと席に戻っていく、しばらくして教室を見回して、件の小5がじっと問題を眺めているだけ、つまり、考えるということができてない。

 先の「5分、考えた」という小5は、何分もしないうちに、「先生、やっぱりわかりません」と持ってくる。

 まあ、しかたなく、説明はしましたけど、何か違う、考えるということがわかっていない、あきらめがいい、わたしのヒントが解決になにも結びつかない。これが見どころのある子だと、「あっ」とくるのだけれど、どうもいけない。

 ひとりいる中3、私の指示に食いつきがいい。こんな天才見たことがない。なのに内申がこんなにひどいとは。参った。

 実は、ひとりひとり指導の状況というのは、「気になること」だらけで、そういうことをいろいろと分析する、分析してもわからない、迷う、そんなことばかりやってます。

 中2から竹の会にきた女子がいます。普通中学から竹の会に入るとなかなか竹の会の指導というものに、馴染めないものですが、この生徒は、そういう違和感はまるでない、もう最初から竹の会の雰囲気に順応していた、そういう気がしますし、なんでも勉強上の悩みを打ち明けてくれる、相談してくれる、それでわたしが解決に腐心する、そういうのが、指導の澱みを解消する、流れを復帰させるのにプラスになる。

 かつて平成22年に都立富士高校に合格した女子がいましたが、この生徒も、実は中2からでした。無口でほとんど何も言わない、わたしの指示をきちんとやる、中3の内申は、9科目中5が6個でした。推薦倍率4.6倍を切り抜けて合格。彼女が竹の会にどんなに感謝していたか、合格した後、お母さんから彼女の竹の会への思いを初めて聞かされて、知りました。そういうわけでわたしは彼女とほとんど話したことはなかった。

 そういうわけで、特に、女子生徒というのは、思いを中々語らないものですが、その子の性格もあると思うのですが、中3女子なんかも、思っていることをそのままぶっつけてきますけど、わたしには何を考えているのか、わかってとてもいいですね。

 話しは、変わりますが、実は、昨日竹の会のスタッフですが、小石川の教育関係者対象の説明会に参加して、情報収集してきまして、一般的な小石川の宣伝中心なんですが、資料の中には、何かしらの真実を探る情報もありました。小石川からは絶対にネットでは公開しないでくれ、ということですので、書きません。7月には、桜修館でも塾対象の説明会がありますので、こちらもすでに予約、スタッフに出てもらいます。

 都立中では、小石川と武蔵の躍進が目立ちますが、そしてそれぞれの学校で教育方針の成功を語りますが、要は、優秀な生徒がどれだけ入学したか、それがすべてでしょ。小石川について言えば、私立難関校の併願先と言いますが、そのことは、小石川が決して開成や桜蔭といった名門受験校と同列の位置として捉えられているわけではない。やっぱり開成、桜蔭が上なんですよね。小石川を併願としているのは、中堅難関私立の受験生が中心です。となると、小石川の伸びもそこそこ限界がある、ということにならないか。

 都立高校のトップを走る日比谷にしても、結局どこまで天才を集められるか、にかかっている。日比谷、西を受験する生徒というのは、開成高校受験者もいる、私立難関高校受験者も多い、内申なんか、オール5があたりまえの高校である。日比谷、西の教育ももちろんいいのだろうけど、それ以上に天才が集まる学校というとではないか。

 要は、都立日比谷、西、戸山と言うのは、天才が集まるところ、ということではないか。だから教育の質も高い、これも当然だ。いい教育が受けられる、これも当然だ。いい環境というのはこれは自ら勝ちとるしかない。かつてわたしの長男は都立新宿に通ったが、それまでの区立中学の質の悪い生徒、程度の低い教師という環境とは天と地の差、均質のとれた優等生ばかりで、いじめとか、荒れるとか、そういうものがない、教師の質も、少なくとも区立中よりはずっといい、もっとも体育教師にはひどいのもいたようであるが、とにかく、質のいい子の集まる都立に行くというのは、そういう環境を手に入れる、ということである。

 底辺都立、低偏差値私立高校、後者は中途退学率が高い、少子化で高校全入、大学だって全入とは言うけれど、こういう環境に好んで行く人もいないでしょ。もって生まれた能力というものは、どうにもならない。ただここでも勤勉性というものが未来を大きく規定するであろうことは間違いない。将来自分の子がどういう中学に行き、どういう高校に行き、どんな大学に行くことになるのか、小学、中学では、親の思いというのもあろうけれど、自分の子どもによりいい環境の中に入ってもらいたいという願いは変わらないであろう。

 さて、そこでです。中学にしても、特に、中1の諸君というのは、そろそろ学校にも慣れてきて、勉強するということの意味が希薄になってきた頃かも知れないけれど、君たちは、今よりももっといい、さらに上の環境をめざさなければならない。少なくとも竹の会は進学指導重点校をめざす中学生諸君のみのはずである。あなたたちはこれからいい環境をめざして自分の力でそれを現実のもとしていかなければならない。だとすれば、どんな理由でも勉強を疎かにしてはならない。わたしが一日最低5時間やりなさい、と言っているのは、あなたたちがこれからよりよい勉強、教育環境を手に入れるためにです。それを実行するかしないかで、あなたたちは将来の快適な勉強環境というものを手にするかどうかが決まるのです。区立中学というのは、教師の質もそれほど高くはない、そしてなによりも生徒には質の悪いのが相当に混ざっている。バカといっしょの環境である。バカが荒れて勉強環境を破壊する、そういうことがあっても、教師も学校も抑えられない、だから環境というものがどれだけ大切なものかわかるでしょ。

 竹の会はネットでは有名である、そう言ったのは、27年都立戸山合格の生徒であったが、このところ「草枕」を読まれている方がかなりの数に上っていることから、もしかしたら彼の言ったことが次第に現実味を帯びているのかなという実感を持ち始めている。学校説明会にチラシを配付するというのもぱったりと止めた。労多くしてこう少なしであった。

 さて、それでである。世のお母様方、まだ大手という毒が体に回っていない、小3や小4の親御さんに、是非とも東京の片隅に、渋谷駅から歩いて10分ほど、南口なら7分、東横線代官山駅から10分、JR恵比寿駅から徒歩10分、ほどのところにひっそりとある塾、竹の会のことを知っていただきたい、切に願っております。

 そういうお母さま方が、小石川、桜修館をめざす、というのであれば、まず竹の会がお子さんがその器なのかどうか、そもそもそれほどに天才なのか、ということを見てあげましょう。もしそういう天才の片鱗があれば、竹の会に正真正銘の天才にまで育てさせてください。これは小3、小4だからこそできることなのです。

 よく小6前後に、「うちの子が小石川に行きたい」と言っているので、塾を探しているという親がいますけど、そういう親子は大手に行けばいい、竹の会には来てほしくない、なぜって、わたしには合格させることができないからです。「桜修館に行きたい」、「小石川に行きたい」という子ならいくらでもいます。小5だとそのほとんどは大手に行くのでしょう。だから竹の会では小5を発掘することは止めました。去年小4を2月に募集しましたけど、募集したと言ってもブログに載せるぐらいですから、だれにも知られない、そのためかだれも来ませんでした。世の中の親が大手志向というか、大手一辺倒なら竹の会のような小塾にはだれも見向きもしない、事実その通りでした。それでわたしは高校受験を再開しました。とはいっても進学指導重点校をめざす小学生だけです。

 わたしの最も得意とする合格への導き方は、小3、小4から育てていって、合格へ導くというやり方です。最低でも小4の2月指導開始が、ベターです。以後指導が遅れれば遅れるほど、合格可能性が遠のく。もっとも天才なら別です。秀才から天才までの段階に応じた微妙な面はあります。竹の会の「入会試験Ⅰ」で小4の1月までにA合格をとれる子なら、「秀才」と見ていい。

 これは都立中受検に限らない。日比谷、西、戸山をめざすにしても、同じです。小4からじっくりと思考を作る、これです。将来、日比谷、西、戸山という勉強環境を手に入れるためにも、是非小4から竹の会にきてください。

 

 

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