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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山/都立小石川への道/手を抜く子は失敗する

2016.05.27

 おはようございます。午前中は激しい雨が路面を叩いておりました。この雨も午後からは止む方向です。今日は、渋谷Bの指導日です。今日はようやく風邪が抜けたように思います。ただ用心しないと喉はまだ本調子ではないようです。時折激しく咳き込むのは風邪が抜けるときのわたしの症状です。

 さて竹の会もいよいよ夏休み直前モードに入りつつあります。わたしは、夏のスケジュールを完成させ、夏に何をどう指導するか、特に、高校受験の中2、中3については、焦眉の急の課題があるわけで、今回は市販のわたしの目に適った教材も積極的に取り入れて、対策をとりたいと思っております。特に、英語については、名著、名作が多くあり、これは積極的に活用していかねばならない、と思っています。

 竹の会では、今年も高校受験生が1名います。来年は2名です。都立日比谷、西をめざす中1については、再来年の挑戦になります。高校入試指導を公式に再開した、竹の会にとって、最低でも都立戸山が謳い文句であり、事実、平成27年、28年と連続して、都立戸山高校へ合格者を送り出しております。竹の会が合格目標としている、都立日比谷、都立西については、竹の会には過去都立日比谷を志望する生徒はなく、都立西については、平成13年、平成20年に各1名合格者を出しております。特に、平成20年の合格は、竹の会が初めて高校入試をわたしのレジュメを主軸として戦った年であり、竹の会にはいろいろな意味で転換の年となりました。なにしろ、これで都立西レベルへの合格の道筋がついたわけですから、竹の会には、なんとも大きな収穫の年でした。

 竹の会がトップ都立高校受験の超専門塾であるとともに、今は、小学生指導の超専門家であるということもわたしは強調しておきたい。すでにわたしの開発した算数の極意書は、脱稿し、今は、わたしの使ったソフトが出版に合うようにと、ワードによる打ち替え作業の段階にあります。それももうすぐ終わる見込みのようです。その後は、編集段階、それから、出版社によるデザインなどを経て、ようやく完成、とにかく、すでに私の手を離れておりますが、年内には、アマゾンから全国へ販売の見通しです。竹の会のわたしの算数の秘密を公開してもいいのか、とよく訊かれますが、なに、そんなの竹の会の指導のほんの一部です。それにアマゾンから出たら、竹の会の指定テキスト、参考書として、竹の会の指導でも使う予定です。同時に算数に悩む全国の小学生に使ってもらえばこんなうれしいことはありません。

 わたしの算数の本は、間違いなく、全国の小学生を救うことになるでしょう。竹の会という塾がそういう塾であったということを世の中の人が改めて知ることになる、なんという痛快な話しでしょう。もちろん東京はもちろん全国の塾がわたしの本を買い、チェックするでしょう。それでもかまいません。わたしのノウハウを盗んであたかも自分の塾のノウハウのようにやる輩も出るでしょう。勝手にコピーして教材として使う塾も出るでしょう。学校でも小学生の割合授業にわたしの方法が盗用されるかもしれません。出版するということは、そういう覚悟がいることなのです。ただわたしの算数の指導理論は実はすでにかなり進んでいて、灘や開成の算数をわたしが解き明かす、そういう段階に達しています。ですから、わたしももうそろそろ公開してもいいかという気持ちになったのです。それにわたしの本が売れれば、塾が自分のノウハウだなどとは言えなくなります。どうかみなさんがわたしの、竹の会の本を買われて、へっぽこな塾など要らないのだということを証明してください。日本全国にわたしの算数の方法が普及して、割合がわからない、という小学生がいなくなることを願っております。

 ◎手を抜く子は失敗する

  受検に失敗する子というのは、実は、共通のある性格というものがあるのです。いやわたしはそう思っています。表題にあるように、手を抜く子です。あんなに頭がいいのに、模試でも上位を2、3度はとっていたのに、~そう、この2、3度というのがミソで何ですけど~なぜ、落ちたのか、まことに奇異な、不思議な事実のように思えますが、実は、試験というのは、手を抜く子というのは、実によく峻別していると思うのです。昨今、小学生には、省力型人間、つまり手抜き型人間が散見され、知能すぐれた子も例外ではない。こういう子というのは、いつも全力を出し切ってやることがない。力の半分とか、7分、8分あたりでいい成績をとってしまうのである。普段の勉強も力をセーブし、7時間やる時間があっても3時間とか、4時間、ときには全然やらないという日もある。

 これとは、別に、部活をやっている子というのは、本来勉強にかけるべき時間を部活で潰しているということであるから、やはり手抜きのひとつである。これで失敗する、いや志望校を下げていくというのが、普通であり、部活と勉強を両立させている子というのは、超例外である。もちろんわたしはその超例外を知っているし、竹の会にも昔いた。平成10年に早稲田実業高校に合格した鈴木君は柔道部長、生徒会長だった。学年9番くらいまで落ちたけど、なんと渋谷区で唯一の早稲田実業合格者となり、大手で難関をめざした生徒たちがすべて撃沈した。

 10の力があれば10の力をかけなければならない。わたしたちは天才ではない。普通の人間である。10の能力があるのに、それに甘えて、過信して、相手をなめて、力を抜く、これがすべての敗因である。

 天野篤という、天皇陛下の手術をした、心臓外科医がいる。彼の著書には、次のような彼の恩師の言葉が紹介されている。

 「鉄板のように確実な出来上がりの手術を100例続けると、101例目にはどんな些細な異常でも見つけられるようになる」

 常に、100%以上の力を出し切って、取り組んでこそ、そして常に、確実な結果を出してこそ、101番目かどうかは知らないけれど、本番ではどんな些細なことにも注意が行き届くようになるのだ。

 これをブレがないという。

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