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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

港区、目黒区の塾と言える距離

2016.01.16

 おはようございます。1月16日、土曜日、快晴、現在8℃まで上昇しました。

 竹の会というのは、もともと渋谷区でも狭いエリア、元代々木町を中心とした、初台、西原、代々木、上原、大山といったところが守備範囲であったように思う。本町はなぜか(甲州街道に遮られているためか)、ほとんど敬遠されてきたように思う。代々木中学と上原中学の生徒がほとんどであった。そういう時代が長く続いた。元代々木教室は、渋谷駅から京王バスで甲州街道方面に向かって山手通りの初台坂下で降りればすぐのところにあった。私鉄だと小田急線代々木八幡、地下鉄だと千代田線代々木公園から徒歩8分ほどのところにあった。こういうのは、平成19年頃から公立中高一貫校受検の児童が遠くから竹の会に通ってくるケースが増えていったからだ。

 2011年3月福島の原発事故の年、竹の会は転機を迎えていた。元代々木の地で塾を営んで27年目のことであった。渋谷駅の徒歩圏内に竹の会を移転したい、という積年の夢を実現すべくわたしと家族は真剣に物件を探す毎日であった。その年の4月に建設のための基礎作りをしていた今の場所を見つけた。その場所が竹の会となるには、それから1年に及ぶ苦難の折衝、奔走があった。何度かあきらめかけたこともあった。行く先のない竹の会に焦り、竹の会の閉鎖も視野にあったこともある。それでも次から次に立ちはだかる障害、障壁を乗り越えて、2012年3月、わたしたち家族は今の地を手にすることができた。それから什器を揃えて教室開設に向けてまたまた奔走した。元代々木教室からの引っ越しも大変であった。膨大な書籍も半分は処分した。本棚も大半は廃棄してしまった。それでも大変な量の本が残った。

 忘れもしない、2012年5月6日、竹の会渋谷教室のスタートの日であった。卒業生の鈴木君がかけつけてくれた。竹の会というのは、卒業生がいつまでも忘れないで懐かしがってくれる、そういう塾なのです。元代々木教室時代の卒業生はそれは夥しい数います。

 今年の5月6日は、渋谷教室4年目になる。きっとまた卒業生たちが懐かしがってきてくれるかもしれない。

 竹の会は、渋谷の塾というより、今では、23区の塾になってしまった。いやこれは言い過ぎか。

 渋谷の3年間で子どもたちの住まいのある区をあげてみると、渋谷区は当然として、江戸川区、江東区、文京区、板橋区、練馬区、品川区、世田谷区、中野区、目黒区、港区、千代田区、中央区、新宿区、豊島区などである。杉並区と大田区はまだいない。江戸川区からでも40分ほどらしい。意外と近いのが、港区で、バスで10~15分で、塾のすぐ近くのバス停「渋谷車庫前」に着くらしい。これは、どうかすると同じ渋谷区内から通ってくる子たちより速い。目黒区も近い。竹の会のある場所は、渋谷駅と恵比寿駅の中間地点で、どちらからも10分ほどで着く。渋谷でも南口(埼京線)なら徒歩7分である。去年都立戸山高校に受かった生徒は、小5の2月入会であったが、中野区から通ってきた。確か、阿佐ヶ谷駅までバス、JR中央線で新宿、埼京線で渋谷と乗り継いで4年間通ってきたことになる。品川区から通ってくる子だと、東急大井町線で自由が丘、東横線で渋谷駅という子が多い。世田谷区だとバス派とか井の頭線などの電車派もいる。練馬区の小竹向原から来てた子は、副都心線(急行)で渋谷まで30分だった。副都心線ができてから、練馬方面が近くなった。

 今では、竹の会は渋谷区にありながら、渋谷区の子が少ない。なんと言っても、港区が近い。バスで1本、10分というのはありえない立地ではないか。竹の会は渋谷区の塾であるけれど、港区、目黒区の塾ではないか。そうであれば東横線沿線の方たちにも是非来てもらいたい。

 東横線なら渋谷駅と考えているいる人が多いと思いますが、代官山駅で降りて、徒歩10分かからない。代官山駅からキャッスル通りを抜けて、JRを歩道橋で渡ればもう竹の会である。

 東京の公立中高一貫校にゆきたい、そういう人たちを合格まで道案内してくれる塾、そういう塾があなたの区から少しだけ遠出をすれば「ある」ということを思い出してください。

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