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竹の会という指導のシステムはやがて終える日が来る

2019.01.05

 今年は大晦日から元旦とずっといい天気に恵まれて、天に感謝です。毎朝6時に起きて7時に家を出る、7時半に教室を開け、夜20時15分終了もそれから掃除をして家に帰り着くのが夜9時、帰ってからいろいろやっているとたちまち午前1時半、慌てて布団に潜り込み、また朝6時を迎えます。睡眠は4時間ほど、かなりきつい。こういうことをやれるのも今年が最後のような気がします。1月には竹の会の多くの子がいなくなる予定です。小6,中3は当然寿退塾となりますが、小5についても、仮合格の子たちについて、入会時期が遅かった等のために、竹の会の想定する、希望水準に到達していない場合には、個別に退塾を打診しております。竹の会は、学力不振児の子を支援する塾ではありません。現在竹の会の指導基準を遙かに下回る子もいまして、なんらかの事情で入会テストを経ていない子もいます。こういう子らについては、正式に入会試験を経た子とは当然区別して、退塾勧奨をすることもありうると思います。また入会試験を経ても、学力が伸び悩むことはありうることで、その他さまざまな事由で指導に支障を来す場合は、当然退塾の対象となります。どうかご理解のほどお願い申し上げます。

 おそらく多くのみなさんは、この世に、このような、入会すれば、確実に、子どもが変わり、躍進していくことを、目の当たりに、まるで劇場で観劇しているような感覚で、目撃してしまう、そういう塾の存在することが信じられないことでしょう。しかし、一旦竹の会に入会した親、子が、なんでもっと早くに竹の会に来なかったのか、と切実に後悔している、わたしはそのことをよく知っております。わたしは、ずっと、竹の会がすばらしい塾です、と言うことを訴えて、参りましたが、わたしのこの言葉を多くのみなさんが胡散臭いものとして無視してきたことはみなさんが一番よく知っていることです。竹の会に入会されました親、子のみなさんが、竹の会を知り、竹の会というものの本物なることを実感されておられる、わたしはそのように了知しております。

 一旦竹の会に入会されたみなさんが、仮合格は6か月ほどで退塾をしていただくことがあると了解していただいても、なかなか親御さんやお子さんに快く受け入れてもらえることは少ない。そういうことをふまえて、本年は仮合格は「なし」とすることにしましたが、この1月を機に、退塾をお願いすることになることもありうることをどうかご了解くださればと思います。

 わたしは、早くから訴えてまいりました。竹の会に来るなら、小3の秋から小4の6月までにきてください。小4でも年を越えたら遅い。かつての竹の会は23区の親御さんの共通の認識として、小5でも早いという方がほとんどで、わたしもやむなく譲歩して、小4の2月募集をしました。しかし、それでも来ない。多くの親御さんは小5の末にそろそろと考えている。かつて小4の2月に来た親は、もっと早くに始めていればと悔やんでおりましたが、実際入会試験を実施した小4の秋には、その気は全くなしでしたね。

 小3後半から小4の4月、5月が限界、これが本当のところかと思います。

 竹の会の指導の実際は、わたしの指導を受けてみればわかる、としか言いようがありません。こどもの目は輝く、生き生きとしてくる、これはひとつの変化かもしれません。それから確実に地力がついていく、これは子も親も実感するはずです。だから親はとにかく驚く。だから竹の会を止めたくない、そうなのだと思います。しかし、わたしはもう若くはありません。学習不振児に情熱を注ぐほど若くないのです。

 竹の会の指導を語る上で、わたしの作るレジュメを抜きにして語ることはできません。レジュメはわたしの命です。しかし、それ以上に、わたしの「指導」の技術の水準が、重要なファクターであることをわたしは知っています。子どもを一目見て、この子にはどのような指導が最適なのか、たちまち見抜くのはわたしの特技です。子どもの心の揺れ、感情の起伏、能力の機微、そういうものを肌で感じとり、わたしは最適の指導を選択、処方しています。わたしは子どもを伸ばす天才です。わたしはわたしのこの能力を天分と心得ております。竹の会に入会された多くの子どもたちが、親御さんの予想を遙かに超えた、伸びを見せていること、これこそが竹の会という塾の真実の、いや本物の塾の明かしです。

 昭和60年10月竹の会開始。平成30年10月竹の会34年目に入る。竹の会の今は、一年なんとか持った。だから次の一年、だからいつ消えてもおかしくない。ただ今はまだある。竹の会という塾にもし出会うことがあればこれからはほんとうに幸運だったというほかない。竹の会に入会されたほとんどの親御さんの、不思議と一致したことば、「竹の会と出会えて幸運でした」。この言葉はほんとうに竹の会と出会った親御さんのほとんどからわたしに届く言葉です。それでも竹の会を疑いますか。

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