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竹の会における季節集中指導の意義

2021.05.15

竹の会における季節集中指導の意義
 中学の部
 竹の会の季節指導は、いわゆる他塾の季節講習とは全く違うであろう。よく季節講習だけ受けるという人がいますが、それはその季節講習だけで完結性のあるものならありかなとは思います。その場合、その短期に即したテキストなんかも用意されるのかと思います。大手の講習などは通常指導とは別のもの、いわゆるオプションとして広く外部から募集しますが、営利団体であれば当然の商法なのかと思います。
 竹の会の季節講習は、通常指導の延長線上にあります。竹の会の指導は、1ヶ月、2ヶ月、あるいは半年後を見据えての指導です。だから例えば、夏だけ来て指導を受けるというのは、2ヶ月後には、いないのですから、そもそも竹の会の指導そのものが本来成り立たないのかと思います。
 これはよく退塾の申し出をしてから、残りの回数を出て指導を受けるということをやる親がいますが、それと同じです。止める子になすべき指導しうものはないのですから。1ヶ月先を見据えて指導するという関係にない。ただ「元を取る」という発想なのかなと思いますが、そういう思考だから竹の会でうまくいかなかったのだとも思います。とにかく止める前提の指導は本来の指導ではない。それで退塾する申し出があれば以後の指導は打ち切りとすることを、入会規約に入れることとしました。規約の変更については、近日新規約として配布します。
 さて前振りが長くなりましたが、中学の場合、季節講習、いや季節指導は、ひたすら時間の許す限り、前へ進める、ことに意味があります。
 中学は、どれだけ早く中3までの履修事項を終わらせられるか、ということにすべてが集約されています。それが受験の成否を決めることになるからです。
 竹の会では、中学の場合、季節講習で一気に学校の先の先まで進める、ということに意義があります。そもそも学校と同時進行はありえない。学校に遅れたならそれは間違いなく退塾事案です。
 竹の会では、季節講習不参加のデメリットはあまりにも大きい。そのことは季節指導参加を一度なりとも見送った人なら実感するはずです。入会時「慣れるまで」ということで見送るのは、竹の会の場合、あまりにもデメリットが大きい。参加者と不参加者の学力充実度、その後の伸びの差があまりにもあからさまだからだ。まだ慣れないから参加を見送るのではなく、慣れるために参加するのではないか。
 普段の指導との違い
 なんと言っても、集中して長時間思考体験指導をするメリットが大きい。
 集中指導のたびに力をつけていく、これが竹の会の季節指導の真実なのではないか、と思う。

 中学の場合、例えば中1の一夏で中2までの数学、英語を一気に終わらせるという芸当をやってのけた生徒もいる。

 小学の部
 低学年 基礎導入の過程を一気に短縮させる、絶好の機会である。小数とか分数の計算初級で時間がかかるのは悪い兆候です。本来退塾事案です。低学年の段階で一気に計算をかけぬけることが成功の目安となります。
 竹の会における指導の流れに乗ること、これが大切である。「遅い」ことは、指導が円滑に流れていない、ということにほかならない。時間がかかる子については、よくのみ込みが悪いなどいいますが、また一旦のみ込んだら、つまり理解したらできるなどと言う母親もいますが、のみ込みが悪いのは、遅いということです。つまり知能の問題です。ただこういう子も今の竹の会の指導の力をもってすれば、時間をかければ壁は突き抜けるところまでは行くのかなと思います。ただ今の私にその気はありません。
 
 竹の会の場合、指導で伸びていく、これは間違いない。だから「つまみ食い」的な出方をする中学生が、伸びるわけがない。しかし、これがよくいたのです。部活を毎日やっているから塾に来るのは、いつも夜7時、竹の会は8時に終わりですから、結局何もまとまったことはやれない。どころか居眠りしてますね。まあ、こういうのはすぐ退塾の運びとなりますから、消えていなくなります。中学は部活やってたらもう違う世界に進んでいますね。日本というのは、高校でまず選別される。ただ高校入試に失敗してもまだ敗者復活戦の余地は残されていますけどね。高校入試の次は、大学入試が待っている。高校三年間なんて高校で習うことの量ではとても足りない。だから少しでも遊んでいたら確実に落ちこぼれる。高校こそ一日7時間の勉強が必要なところです。
 竹の会は「指導」がすべてです。だから指導の時間、回数が多いほど伸びる。特に、季節指導は、ある程度まとまった時間を指導に当てるからその効果は普通に考える数倍の効果があるのではないか、と思っています。
 竹の会の指導は、竹の会開発の教材(レジュメと呼ばれる)なしには語れない。レジュメと呼ばれる、指導のための、指導の効果を最大限発揮することを考えて制作された補助教材を使います。私はこの指導のための補助教材の執筆に、ある時期没頭してきました。人生を賭けたというのは大袈裟かもしれませが、私は平成17年から寝ても覚めてレジュメの執筆制作に明け暮れていました。鞄の中には、いつも声の教育社の灘中とか早稲田中なんかの過去問が入っていましたね。待ち時間では必ず問題を解いていました。高校入試の場合、レジュメのネタはそれまでに解いてき過去問を軸に有名な市販の参考書や問題集なんかも一通り目を通していました。竹の会のレジュメについては見識の高い親御さんからよく賞賛と感嘆の声が耳に届きます。

 竹の会のレジュメはわたしが指導をしやすいように制作したものです。本来指導の手段であったのですが、あまりにもレジュメの質がよすぎたため、これだけで力をつけてい子たちが出てくるようになりました。

 こうして竹の会では、指導とレジュメを核とした、現在考えられる最高の指導ができるようになったのです。

 季節講習は竹の会で飛躍する唯一の機会と思います。ただ定数の関係から全員が参加できないのは残念です。定数はわたしの指導の物理的限界を見て決めております。

 この夏は、新型コロナでどうなるかはわかりませんが、一応実施の方向で6月にはご案内の予定です。

 また冬の講習は、1コースのみで、定数の関係から全員参加は無理かと思います。ご了承くださればと思います。

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