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竹の会の真実(2)

2015.11.14

 今日は朝から多忙でなかなか時間がとれずに今ようやく一息ついたところです。明日の準備は、木曜日に黙々とやりまして何とか目鼻はつけておりました。

 昨日から「竹の会の真実」と題して書き始めたのですが、さて真実とはと考えて、はたと考えこんでしまいました。さしたるアイデアもないのに書こうとするとこうなります。それにしても昨日は我が家では全くの私的なことですが、祝い事がありましてそのために普段はあまり飲まない日本酒(獺祭という酒です)を過ごしてしまいました。

 竹の会の子たちについて言えば、この時期からぐんぐんと伸びていく子がいるというのが本日の竹の会の真実となりましょうか。その前に大手の子たちのことに触れておかねばなりますまい。

 すでにわかっている親御さんもいるのかと思います。いや大手に子どもさんを通わせている親御さんのことです。この時期、というか実はもっと前からなのでしょうが、もともと優秀であったはずのお子さんの成績が伸びないことに、いやむしろ下がっていることに、気づいているのではないでしょうか。

 わたしはかつて四谷大塚や日能研に小4から通う中学受験の子たちを見てきました。彼らの多くが小6になって受験が近くなってくると、伸びない、成績が下がってくるという現象をずっと見てきたのです。

 なぜ伸び悩むのか。 いや言い換えれば、大手の何がそうさせるのか、大手に何が欠けているのか、です。おそらく大手に惹かれてお子さんを大手に入れた親御さんというのは、大手で同じような子たちの多くと刺激を受けながら順調に力をつけていく、元々優秀と言われた我が子の成長を楽しみにしておられたことでしょう。

 しかし、わたしに言わせれば、大手というのは、中身は手抜き工事、不良施工、外見というか、パフォーマンスだけは一流ということではないか、と思うのです。横並び授業では、思考は育てられないでしょ。過去問の類似問題ばかりを解く、せいぜいやっていることはその程度です。いや、都立中高一貫校がスタートした当時、何をやったらいいのか、どこの予備校もわからなかった、あの時期、結局、やったのは「似た」問題をやることだけだったのです。そして予備校はそういうところで特化していったと思うのです。

 たとえば、割合ひとつにしても一体どれだけ時間をかけているかということです。というか、割合などというのは、つまるところは、思考を鍛える手段というか、道具なわけです。割合終わらせましたではなく、どれだけ思考に時間をかけてきたかです。わたしは常々に言ってきましたが、最良の受検対策は、つまるところ思考をどれだけタフにしたか、です。そもそも似た問題、類似問題、小石川なら小石川に出そうな、似た問題ばかりを、カネをとってやるせる、というのが、語るに落ちている。つまり、知識偏重ということです。思考軽視です。こうなると、親も子も、知識ばかりを追うようになる。蟻地獄に落ちていることにも気がつかない。

 だいたい大手で何を学びましたか、そう学んでばかりいて、いったいどれたけの時間を思考に費やしてきたか、ということです。類似問題を追うのは知識に毒された証拠です。

 竹の会のあるお母さんは言いました。小石川などをめざす、もともと優秀な子たちが大手で伸び悩んでいると。こういう子たちが竹の会にきていればきっと模試でもいい成績をとるのだろうと。 さらにこうも言っておられました。竹の会の子たちというのは、他の予備校の模試でいい成績をとる、これはすごいことではないか、と。その予備校に通う子たちがとるならわかるけれどと。

 ただ竹の会の真実を見抜いて、竹の会に入会した、親御さんだけは、竹の会の真実を十分に納得し、理解しているのだろうと思います。

 竹の会に嘘偽りはありません。1年間、わたしの思考訓練を受けた子たちが、伸びていくリアル、これはまるで絵に描いたように鮮やかな成績上昇曲線です。

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