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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

竹の会の道

2018.05.13

おはようございます。午後から「渋谷A」の指導がありますので、本日は要点のみをお知らせいたします。

 まず、今日は夕方から激しい雨が降る予報です。傘、合羽の準備をお忘れのないようにお願いします。

 ◎漢検 6月9日(土)実施が確定しております。実施時間の詳細につきましては、後日お知らせいたします。

 ◎無断欠席については、勉強姿勢を疑う、という認識をいたしております。ただ単に、サボるということであれば、退塾相当です。欠席理由につきまして、親御さんが承知であれば、報告していただけるものと考えておりますので、報告がなければ、子どもさん限りで欠席したと理解せざるを得ないからです。

 ◎家庭学習について

  受検の小6は平日5時間、休日7時間以上(理想は10時間)がこの時期の理想です。この時期の不勉強が9月以降の失速につながった小6が続出したのが、去年の真実でした・ちなみに、中学では、中3に限らず、中1、中2も当然にこれだけの勉強が常識です。少なくともトップ都立をめざすのならあたりまえのことです。

 ※5月、6月の勉強量で、決まる 平日5時間、休日10時間を敢行せよ。 今、しかない。 7月、8月は、さらなる勉強量が求められるとして、9月からは、勉強の質が違う。 そう、受検は、時期によって、勉強の質が違うのだ。 思考を鍛える勉強ができるのは、8月まで、 9月の勉強は、培ってきた思考を様々な試練に遭遇させて、臨機応変、柔軟に事態に即した対応をとる訓練に徹する。これは思考力あってのことだ。 この試練による思考錬磨は、10月まで、 11月の質は、またちがう。「つなぐ」である。 バラバラな、知識をつなぐ。 解き直し7回がこれを可能にする。

 ※解き直しの効果

 思考の仕方が、横断的に、抽象化されていく。 バカは、具体的にしか、定着しない、この問題のこの解き方としてしか、勉強できない。だから、過去問を何度もやって問題と答を覚えるだけで終わる。 個別化、特殊化してしまうのだ。 抽象化というのは、共通した知識の抽出である。 解き直しとは、抽象化の追求にほかならない 。おわかりであろうか。9月から勉強できるというのが、誤解であることが。今です、今しかないのです。 なのに、まだ5月66月だからと、好きなことに時間を費やす。それで受かると思っている。9月から勉強に専念したとしても、その勉強は、対症療法的、臨床的なものになるのがオチである。 落ちて泣く、そんな茶番は、そういう家庭、子どもがやってればいい。 竹の会で、受検を依頼して、その指導を、受ける、なら、わたしの指示にしたがってもらいたい。 もし自分の、家庭の事情、考え方を「だけ」論理で優先させることが ゆずれないのなら、どうか今すぐ退塾してほしい、 竹の会を利用するのはやめてほしい。 この子はサッカー観戦が好きで朝までワールドカップを見ていた、そういうことを平気で言う親がいた。それでも能力があれば受かると思っていたのであろう。しかし、受検というものをわかっていない。 生存競争というものを舐めた意見である。 生きるというのは、競争する、ということにほかならない。 勉強するのは、生き残るためである、 だから必死でやらなければ必ず蹴落とされる。

 ◎早稲田進学会模試 

  該当の小6はすでに受付中ですので、申し込んでください。小石川志望者は、小石川対策模試を、桜修館志望者は、そっくり模試の小石川を、富士、九段志望者は、そっくり模試の富士で受けてください。また、富士、九段志望者は、11月からは、大原の模試だけでかまいません。

  模試は、実力者の中での自分の位置を知るためです。まだ実力がないので受けないという選択肢はありません。常にできない自分の現状を認識することに意義があるからです。

  “そっくり模試”(小石川・武蔵・大泉対策) | 早稲田進学会

 2018年度 実施日程

実施回〈第1会場〉〈第2会場〉
第1回7月7日(土)東京セミナー学院(池袋)7月8日(日)大正大学7号館(西巣鴨)
第2回9月22日(土)東京セミナー学院(池袋)9月23日(日)大正大学10号館(西巣鴨)
第3回11月24日(土)東京セミナー学院(池袋)11月25日(日)大正大学7号館(西巣鴨)
第4回1月5日(土)上智大学2号館(四谷)1月6日(日)大正大学10号館(西巣鴨)

※〈第1会場〉または〈第2会場〉のどちらか1日を受験してください。
※“そっくり模試”(小石川・武蔵・大泉対策)と“そっくり模試”(白鴎・富士対策)には共通問題があります。どちらか一方のみ受験できます。

“そっくり模試”(白鴎・富士対策) | 早稲田進学会

そっくり模試”(白鴎・富士対策)対象校

  • 白鴎高等学校附属中学校
  • 富士高等学校附属中学校  ※九段志望者はこれに申し込んでください。

時間割

9:30~10:1510:30~11:1511:30~12:0012:45~15:30
適性検査Ⅰ適性検査Ⅱ適性検査Ⅲ解説授業

※ 12:00~12:45は昼食の時間です。弁当を持参して室内で食べられます。
※解説授業は、保護者の方(1名)もご参加いただけます。(自由参加制)

2018年度 実施日程

実施回〈第1会場〉〈第2会場〉
第1回7月8日(日)大正大学7号館(西巣鴨)——–
第2回9月23日(日)大正大学10号館(西巣鴨)——–
第3回11月25日(日)大正大学7号館(西巣鴨)——–
第4回1月5日(土)上智大学2号館(四谷)1月6日(日)大正大学10号館(西巣鴨)

※〈第1会場〉または〈第2会場〉のどちらか1日を受験してください。
※“そっくり模試”(白鴎・富士対策)と“そっくり模試”(小石川・武蔵・大泉対策)には共通問題があります。どちらか一方のみ受験できます。

「小石川合格模試」 | 早稲田進学会

「小石川合格模試」対象校

  • 小石川中等教育学校

時間割

9:15~10:0010:15~11:0011:15~12:0012:45~15:30
適性検査Ⅰ適性検査Ⅱ適性検査Ⅲ解説授業

※ 12:00~12:45は昼食の時間です。弁当を持参して室内で食べられます。
解説授業は、保護者の方(1名)もご参加いただけます。(自由参加制)

2018年度 実施日程

実施回〈第1会場〉〈第2会場〉
第1回6月23日(土)東京セミナー学院(池袋)6月24日(日)上智大学2号館(四谷)
第2回8月25日(土)上智大学2号館(四谷)8月26日(日)早稲田進学会(武蔵小金井)
第3回10月27日(土)東京セミナー学院(池袋)10月28日(日)上智大学2号館(四谷)
第4回12月15日(土)東京セミナー学院(池袋)12月16日(日)大正大学10号館(西巣鴨)

 ◎夏期(8月)要項 5月20日から配布開始

 夏期(8月)集中指導のための要項は、少なくとも7月、8月の指導を継続する、意味合いを持って、お渡しします。 要項をお渡ししない場合、指導契約の打ち切りとご理解ください。 商売重視の大手その他の塾なら、とにかくやめさせないという、のが鉄則ですが、竹の会はちがいます。わたしは、意味のない、つまり、進捗のない、合格見通しも立たない、その意味で、ストレスとなるような指導だけは避けたい、したくない、と考えております。 少なくとも、わたしは、商売第一ではやってない。それはプロですから、お金は取ります、しかし、プロだからこそ、責任の持てない仕事は、やらない、ということです。

◎竹の会の道

 ある卒業生のお母さまが、久しぶりに、「渋谷まで明治通りを歩きました。久しぶりに竹の会の道でした。ライフも懐かしく、通りの店も変わって、何より、歩道橋を渡らず、改札にたどりつけました。あんなよい場所に竹の会があり、そこを知らずにいるなんて、本当、残念なことだと思いました。そして、(我が子)はほんと、恵まれていたなぁ〜と、思います」 のような感想を寄せてくださいました。

 「竹の会の道」とは、いい言葉を教えていただきました。忘れていた、視点でした。竹の会はそのほとんどが他市区から通われる方ばかりです。件のお母さまも千代田区から通われました。正確には通うのはお子さんですけれど、ご両親が何かと送迎されていたやに思います。まだ小3とか、小4の時分から通っていたわけで、それは不安でありご心配なことだったことでしょう。荒川区や文京区、台東区、大田区などのかなり遠方から通う子たちが増えまして、竹の会はまさに23区を対象エリアにした、広域塾へとなってまいりました。そうした遠方から通われるみなさんが、「竹の会の道」を「合格の道」として終えられることを切に願うばかりです。

◎今年の夏期については、8月に集中させたのは、ほかにも理由がありまして、いよいよ最後の時を迎えようとしている、父と数日だけでも過ごしたい、その数日として、7月下旬を選びました。正直7月下旬で間に合うのかもわかりません。事態が急変するのを恐れながら、わたしはその日を待つこととしました。 

 いつか、遠い日のことと思っていました。母はいつも朗らかに場を盛り上げ、父は、母がいたから、わたしとの衝突も避けられた。姉がいて、弟がいて、貧乏だけど、必死に生きる家族が確かにありました。あの時は、母はもうずっと元気だと、そして父もそうなのだ、思っていたのです。いや、ふと頭をよぎる、母も父もいなくなる日が必ず来る、それは間違いのないことだ、それでもそれを振り払うように、今を、今の幸せを、楽しさに嫌なこと考えずに生きてきた。わたしは家にいた時が長かった。だから元気なときの、母と何年か過ごしてきたことが、今はそれがなんと貴重な時間だったのか、思い出されます。東京に出た時は、母は寂しくて毎日泣いたと言っていた。結婚して、孫ができて、今度は、妻と孫が、帰省のたびに、一緒だった。弟の家族と姉の家族が実家に寄り合い、かけがえのない時間を共にした。こういう幸せが永遠に続くことはありえない。母は帰るたびに年老いていった。いつかそういう日が来る、確実に来る、わたしは恐れ慄いた。今、今は元気だけど、いつか予期しない日に突然くる。そういう思いはいつもあったけど、それが本当になったとき、わたしの中から何かが崩れていくのがわかった。 いつか、ずっと先、だから今は考えなくていい、そう思い、いつも、そういう現実から目を避けて、当面の、そう当面の、現実の苦楽に時を忘れて、あるとき、突然、その時が来た。わかっていたことだけど、わたしは、切なさ、どうにもならない世の不条理、なにかわからない悔しさに心は沈むばかりでした。悲しくてどれだけ泣いたことか。父と会ったとき、わたしは泣かないでいられるだろうか。それと知らない父にふだんの顔で接することができるであろうか。

 

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