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絶対に合格するという、鞏固な心~7回解き直しの真の意味

2019.01.12

おはようございます。東京ではこのところ低温が続いており、体調の維持に、四苦八苦しております。自然のもたらす超低温という地球環境と体温が命のわたしとの鬩ぎ合いです。

🔵絶対に合格するという、鞏固な心
 本番まで、3週間ほどになりました。この時期をどう過ごすのか。今日は、ひとつあなたたちに、わたしからの、最後のアドバイスをしたいと思います。
これからは、心静かに、規則正しく生活することのみを心がけてください。テレビは、見ないでください。やることは、これまでやったレジュメ、過去問の解き直しだけです。ひたすら7回繰り返す。7回をあっという間に終わらせた子がいます。またいました。こういうのはダメです。解き直しの意味がわかっていない。解き直しでは、答えを求めては、いけません。思考の過程を繰り返すのです。本番では、どう考えていくべきだったか、時間内に解けないとしたら、部分点を取る戦略に切り替える、そのタイミングをはかる、難問は躱す戦略、問いにどう答えるのか、問いは何を求めているのか、そういう問いの見直しは何度でもやっておく。資料の読み取りのポイントはどうなのか、数値で何を示すのか、解き直しとは、そういう見直しのことなのです。たった一日で7回解き直した、という報告をした子がいましたが、そんなに簡単に終わらせて、済ました顔をされても、そんでええの? と言うほかない。違うでしょ、わかってない。
解答を7回書いて、覚えてしまうことでない、
7回解き直しの想定を超えた効果
 竹の会では、竹の会開設当初から、7回解き直しは、ずっと取られてきた方法でした。その原点は、わたしの受験時代の方法にあったということは、すでにこのブログでも何回かお話ししたと思います。繰り返すことで、解法の骨格というか、エッセンスのみが、頭の思考経済のはたらきによって、一人歩きする。本人の意図とは、無関係に、頭の中で、再構成される。そういうことではないか。多くの過去問を解き直すことで、解法の抽象化が、進められるのではないか。抽象化というのは、さまざまな事象について、共通なものを抽出する作用のことです。数学の因数分解と似ています。数学では、共通因数で括り出す、そういうことをやりますが、この共通因数を括り出す作業こそが、思考経済学では、抽象化と呼んでいるのにほかならない、のだとわたしは考えています。思考経済という概念もわたしの創作言語なのかもしれません。思考経済では、共通因数こそが、重要で、他は切り捨てられる。人間というのは、忘却という、自己防禦の方法を先天的に、持って生まれたのではないか。忘れることが、つまり、過去を忘れることが、未来を生きることになる。人間は、未来に向かって生きることに、価値を見出している。人間の記憶倉庫には、共通因数だけが、格納される。そういうことなのではないか。複雑なものは、できる限り単純なものとして、脳に取り込まれる。様々な似た事実、仮説は、共通因数だけが、取り込まれる。そうなのです、抽象化というのは、人間が、頭の格納庫に、整理して、格納する技術のことだったのです。抽象化のできない人間のことを頭の悪い人間と呼びます。7回解き直しを誤解して、7回答えをノートに書くことと思いこんでいる子がいました、またいますが、そんなことをしても、頭は、ボンクラのままです。
 

 竹の会の伝統的な、受験指導の中核は、この7回解き直しに、尽きます。竹の会では、昔から、過去問を使った指導というものが、取られてきました。元代々木教室には、高校入試の過去問集、中学入試の過去問集が、それぞれ数百冊備えられておりました。わたしは、時宜に応じて、どこの学校の、何年の問題というものを、神の記憶で、たちどころに取り出し、コピーして、生徒に解かせたものです。生徒が考えた結果を採点し、解説は、わたしの手書き解答を渡します。当時は、わら半紙に、私の手書きのオリジナル解答が、書かれたものが、渡されました。何人かいるときは、コピーしたのですが、原本の取り合いになりました。原本は、色鉛筆を使って、分かりやすかったこと、それにわたしの手書きということが、当時の子どもたちには、魅力のようでした。ここに、今のレジュメの原点があります。子どもたちは、過去問コピーをファイルしていましたが、わたしの解説も共にファイルする、すると電話帳ほどの厚さになる。子どもたちは、そういう電話帳を何冊か、持つことになる。なにしろ都下の偏差値60以上の高校なら、各10年分前後を網羅的にやるから、その量も半端ではない。竹の会で7回解き直しというときは、この電話帳の解き直しのことでした。あなたたちは、知らないでしょうが、昔の電話帳は、厚さ、10㎝はあった。竹の会では、この方法のことを、「過去問合格法」と呼んできたのです。竹の会の輝かしい過去の合格の成果は、何を隠そう、この「過去問合格法」が、もたらしたものにほかならなかったのです。

 竹の会は、平成24年の一年間に、わたしが執筆したレジュメ〜竹の会入会試験シリーズ、合格答案への道、算数をクリアにする〜のシリーズが、過去問合格法と訣別し、レジュメ指導へ転換した、記念すべき、三部作でした、翌年には、つまり、25年には、この三部作を使った指導で、小石川中等、白鷗附属、桜修館中等に、合格したのです、竹の会のレジュメ指導への切り替えが、完全実施された年です、24年1月までは、過去問合格法が変わらず主力の方法だったのです。20年〜22年にかけて、わたしは狂ったように、レジュメの執筆に明け暮れていました。高校入試に関しては、平成17年〜19年にかけて、高校入試体系の全レジュメ化を完成させ、平成20年には、このレジュメ世代の子たち2名が、都立西、豊島岡女子、立教新座、桐蔭理数などに、合格したのです。この二人は、後、それぞれ東大文II、お茶大に、進んでおります。レジュメ指導は、高校入試の方が先行した形ですが、それは、元々わたしが、大学受験の経験から、高校受験専門となったことが、大きいのかと思います。中学受検のレジュメ化が、遅れたのは、そもそもわたしが、割合を理解できない小学生のあまりにも多いことに呆然となり、いつからか、その克服法の開発をライフワークとして、研究に没頭し、そこで時間を費やしたからです。竹の会では、今はあたりまえの、ミクロとマクロの割合理解は、わたしの苦しい研究時代の産物でした。この方法は、今年の夏頃には、アマゾンから、出版されることになっている、「竹の会魔法の算数」で、全国の割合に悩む小学生に、紹介されるでしょう。
 竹の会の7回解き直しの歴史を知って、あなたたちは、7回解き直しの凄さを信じる気持ちになってくれたでしょうか。わたしは、あなたたちが、わたしの、最高に完成されたレジュメを7回解き直し、わたしの選んだ過去問コピーを7回解き直し、あなたたちが、想定を超えた抽象の域に達することを願っております。
 竹の会の小6の皆さん、あなたたちは、竹の会の過去に証明されてきた、最高の教材と最高の指導を手にしてきたのです。あなたたちが、受からないはずはない。本番まで気を抜かず、適度な緊張感を維持し、もちろん体調には、気をつけて、絶対受かる、と信じて、合格へ向かって突き進んでください。
 わたしは、残された3週間、わたしのできる最高の、そして最後の指導を粛々とやっていくのみです。後はあなたたちに託します。ありがとうございます。

 

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