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草枕・第三部

2015.10.31

 おはようございます。本日から新草枕(草枕第三部)を開始します。

 新しくなった竹の会のHPはいかがでしょうか。

 竹の会では初めてHP制作会社に委託しました。いい会社に出会えて幸運でした。いい仕上がりで満足しています。

 さて、すでにお知らせしました冬期集中指導のお申し込みは11月中となっております。渋谷教室へ移転して満3年を経過し今では十分なレジュメの蓄積があり、これだけでも十分な指導が可能ですが、本年の問題の分析を通して新たなる戦略を組むだけの時間がとれるということがうれしい副産物です。レジュメ執筆に追われていたらできないことでした。

 今年は特に「適性試験Ⅲの研究」、「適性検査のための計算問題」の2つ力を入れております。回を重ねていくごとに精妙ないい仕上がりのレジュメができあがっていきます。かなり本番のレベルに近いものができているのではないでしょうか。本番特有の判断に迷わせる、誤解しやすい、トラップをしかけた、問題というものにこだわりをみせています。これも豊富なレジュメのストックを抱え、余裕があるからこそできることです。こだわっているのは、簡単に解決されるような問題を与えて子どもの脳を粗雑にしてしまわないことです。 竹の会の子どもたちが各種の模試で上位をとるのはなにを暗示しているのかです。近頃ニュースを騒がせているデータ偽装はやったのが本来信頼できるはずの大手だから深刻なわけです。世の中の親というのが何の根拠もなしに大手になびくというのは今年6月に九段で経験したことでした。竹の会で配った千枚以上のビラには一件も反応がなかったのです。大手に引き寄せられた親子の数は大変なものでした。

 わたしは大手塾というのは資本をかけて見事に偽装していると思っています。1年、2年通ってもほとんどの子どもはバカのままでしょ。騙された親もアホですが、一番の被害者は子ども本人でしょ。10月に大手の模試を受けた竹の会の小6がいるのですけど、約1500人中の12番、2500人中の40番台だったそうです。2000人余りが大手に通っているという、その実数にも驚きましたが、わずか数人しかいない竹の会の子たちがわたしの1年余の指導で見せる実力は当然とは思っていたことですが、大手はただの偽装、張り子の虎というわたしの認識を裏付けたものでした。

 戦略という。確かに、相手の弱点がわかっていれば好都合でしょう。大手が適性類似の問題を作って練習させるというのも悪くはない。ただ竹の会ではそういうことはやりませんけど。しかしです。しかし、ひとつだけ尋ねてみたい。母親にあるいは父親に、いや大手の戯作者に。敵の弱点を知ることはたしかに大事なことだけど、その前に自分の弱点を知っているのか、と。相手の事ばかりを気にして自分のことは何も知らないのではないか、と。

 ちょっと込み入った小数の計算だと100%間違うというそのことです。単位あたり量の思考の手順も知らない、そのことです。ベタな割合、たとえば、「・・・の5%は」という問題がギリギリ解ける程度の理解のままに1年、2年といったい大手で何を勉強してきたのですか、と。あなたたち、いやあなたたちの親が信頼して止まない大手です。「似た」問題、「そっくり」の問題をやることで安心するその精神にはとてもわたしにはついていけない。かえって関わりをもたなくてよかったと安堵さえします。

 草枕は新展開です。これまで以上に辛口、毒舌が過ぎるかもしれません。元々口が悪くて済みません。

 これからも竹の会の「草枕」をどうかご愛読ください。

 新しい編集画面が慣れずかなり書きにくい思いをしています。

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