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都立中は「適性問題Ⅲの研究」7回解き直しで受かる!!

2015.12.13

 おはようございます。本日は渋谷Aの指導日です。朝7時の気温は10℃、小雨が風景を濡らしています。この雨はやがて止み今日は一日ねずみ色の世界となりそうです。渋谷Aのリズムは7日単位で暦の上を飛んでおります。今日は早13日、次は20日、23日は12月最後の通常指導日、そして26日から竹の会では30回目の冬期集中指導を迎えます。最初の冬期はどんなものだったのか、さっぱり記憶にないのですが、昭和60年12月がとにかく第1回目の冬期だったのでしょうか。最初の年はわたしは九州の実家でお正月を過ごしたようにも思います。実家でお正月を過ごすのはそれが最後になってしまいました。昭和62年に初めての高校受験でした。2月には、市川高校、青山学院高等部に合格者を出し、都立は、駒場、目黒、都立大附属に合格したのでした。60年10月~12月入会組を第1期生と呼んでいますが、10月最初の入会者は中2女子3人でした。一人は駒場から芝浦工大へ指定校推薦、一人は目黒から東洋英和へ、そして一人は国学院久我山から国学院大へ進んだと聞いております。設備も教材もなにもないところにいきなり3人のお母さんがやってきて竹の会で面談をしました。後日入会しましたが、なんという英断だったことでしょうか。

 この時期の指導はどうあるべきか、心を落ち着けてよく考えます。小5の一年間をかけてじっくりと鍛え上げてきた子たちです。思考力は十分に鍛えてきたつもりです。もちろん個人差、つまりは能力差というものは確実にあります。課題を実行する力も能力です。与えられたレジュメを一週間経っても、二週間経っても出せない子たちもいました。だから能力は一様ではありえないのです。その中にあって、最低でも入会試験でA合格をとった子たちの中から合格者が出るのであろうことは予測できます。入会試験も変遷があり、今のような6問形式が完成したのは、平成25年6月以降に入会した子たちからで、24年2月から25年5月までは3問形式でした。A合格というのは、小5の段階で6問中5問正解をいいます。全問正解はS合格とよんでいますが、小5の前期にこれをとった者は一名も出ていません。ちなみに、今年合格した2名のうち、桜修館合格者は3問形式のときの入会で、富士合格者はA合格者でした。今年桜修館に失敗した女子は、B合格でした。B合格及び準合格から合格者が1名も出ていません。

 竹の会の入会試験でA合格をとった子が、その後竹の会で指導を受けた場合、合格する蓋然性がかなり高いという事実が証明されています。大手に通う子たちで、竹の会の入会試験を受けていればA合格を確実にとっていたであろう子たちが、エナや栄光にいき、今は伸び悩んでいるという話を耳にしましたが、エナや栄光でトップクラスにある子たちというのは生来の天才ということでしょ。ただ竹の会のA合格者が10月でしたか、エナの模試を受けてみたら、1500人中12番、2500人中40番台だったということです。数人しかいない竹の会の子たちが早稲田進学会の模試で4人とか、5人とか上位に名前を載せたりしていますが、考えてみたらすごいことなのかもしれません。外部生の子たちが大勢の早稲田進学会に通う子たちをごぼう抜きしているのは痛快ではありませんか。

 さて、都立中本番まで、51日です。この時期に何をなすのか。もちろんこれまでにこなしてきたレジュメの解き直し以外はないのですが、竹の会では、現在もっとも制作に力を入れている「適性問題Ⅲの研究」を十回も二十回も解き直してほしいと思っています。このレジュメには都立中合格の粋がこめられています。このレジュメは適性検査問題の現実そのものです。極棚に言えば、冬期から直前までこれだけでいい、それで受かるとわたしは思っています。それから「適性検査 資料から考える」も同じ趣旨のレジュメです。これからはこれにすべてを集中してください。

 それから12月ももう中旬に入ったというのに、「竹の会入会テスト」シリーズをとうとう最後まで終われなかった小6がいますが、試験まで51日と迫ったこの時期に相変わらずの遅々たる取り組みでこれをやっていくのは得策ではないでしょ。切り替えて、「適性問題Ⅲの研究」などに全力をかけるほうがいいかと思います。

 

 

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