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都立中を勘違いするな!

2021.02.19

 

◎都立中を勘違いするな!
 頑張れば誰でも受かる試験ではない!
 誰でも塾に行けば受かる試験ではない!
 

 今年の分析は、これからであるが、一つ言えるのは、ちょっと混み入った算数の問題、これが分岐点となることです。自らの思考でこれを乗り越えられる、つまり解けた者は、受かり、全く思考の釘も立てられなかった者は落ちた。
 ただそう単純ではない。私は、算数以外の何かの存在を感じていた。算数はそれなりにできなければならないのは前提である。しかし、算数が特にできる者よりも算数が発展途上の子の方が安定して点をとるようにかなっていった。私は、算数以外の何かの存在を予感した。算数が発展途上であったというのは、入会時期が遅かったからであった。それにしても「何か」の存在に私は思考を馳せることが多かった。算数をやらせると、難度の高い問題は解けない。しかし、例えば、「推理の素」とか、「1%下巻」とかのレベルの問題は確実に解けるようになっている。そして私が注目したのは、「読解の素」の正解率が高かったこと、つまり、国語の文章、つまりそれは文章が語る事実のありようを正確に読み取ることができた、ということである。
 これに関しては、25年の小石川合格者白鷗合格者のことが思い起こされる。小石川合格の女子は、小学5年の3月から、白鷗合格の女子は小学6年の9月から、の指導開始でした。
 当時、どのような算数レジュメを使ったのか、よく覚えてない。多分、「その他編」とか、「推理の素」くらいまでだったのではないか。それらとは別に、なぜか「2010算数」はすでにあったけど、小石川受検者でもこれをやることはほとんどなかった、と思う。私の記憶では、28年小石川合格者でも、「推理の素」までであった。これは入会時期が遅かったこともある。
 ここで特筆すべき事件があった。まさに、私には事件であった。当時、竹の会には、私立難関中学の読解問題ばかりを扱ったレジュメがあった。もちろん今もある。わたしは、これを受検の子たちに使ってみた。ところが、驚くべきことが起きた。小石川合格の女子と白鷗合格の女子の二人が、満点を取り続けたのだ。待てよ、このシリーズは、過去にも何回か使ってみたことはあったけど、その正解率は20%前後だった。早稲田中学とか、開成中学とかの問題だったから、仕方ないと思っていたけど、まさか、満点を取り続けるなんて、しかも二人揃って。採点していると、正解と一字も違わないほどの正確さで答えている。まるで解答をそのまま見たかのように。私は目を疑った。
 早稲田進学会の模試の成績はどうであったか。
 小石川の女子は、なかなか模試に結果が出ず、10月のことだったか、塾の始まる前、相談があると言ってやってきて、泣き出した。「まだ、解き直しが、7回終わってもないでしょ。それからだよ」とわたしは言った。
 彼女は、11の模試で初めて上位に名前を載せた。
 白鷗の女子は、11月と1月に、名前を、載せた。
 私は二人の合格を確信した。

 さて、ここで、今年の桜修館合格の女子の話しに戻ろう。
 ここで、私が感心したのは、注意すると、1回で修正することだった。だから、作文の添削は常に有効だった。よく、「式をかけ」「単位をつけろ」と言っても、何度言ってもまた繰り返す子がいるが、そういう子はダメということだ。
 一回で修正が効く、行動を心が見事にコントロールしている。
 決して算数を得意とするほどにはできたわけではない。ただ特筆すべき能力があった。文章の読解がかなり正確であった。これが、多層問題には最も必要とされる能力ではないかと思う。

 

 本年の指導を終えて、切実に感じたことがあった。 
 これからは、合格させる指導に専念したい!
 もう合格の見込みのない子を「なんとかしよう」という、そういう労力に時間とエネルギーを割きたくない。そういうことで消耗したくない。
 少なくとも竹の会の入会試験で、合格も取れない子が、合格することは、本来ありえないことである。しかし、実は、これには、例外があった。確かに、受検では成功する確率はほとんどない。しかし、わたしは、都立高校入試では、そういう子でも、真面目に努力する子なら、上位都立文京、三田、駒場、小山台、新宿など)に行けることがあることを知っている。それは過去にもそういう事例はあったし、これからもあるだろう。

 竹の会では、とにかく在籍していれば、みな力をつけていく。1年、2年と芽の出なかった子が、突然覚醒して、できるようになる、そして前へ進んでいく、このところわたしはそういうケースを目の当たりにしてきた。正直驚を隠せないでいる。だめだ、こりゃ!と思っていた子が、長い眠りから覚めようとしている。これはいったいどうしたことなのか。竹の会の指導システムには、そのような隠れた力があったのか。
  

 竹の会は、合格の見込みのある子に手を差し伸べて、合格までサポートしたい。
 この思いは特に今強い。だから少しでも親御さんから場合によっては退塾という打診があれば退塾をお受けすることにしました。

 合格指導に専念したい、ただその決意が強固になった。若い先生と違って、もう時間がない。だから待てない。ただそういう理由です。勉強するという心のできあがった子だけがいればよい。そう思ったからです。
 

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