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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

都立中高一貫校、両国、桜修館/新宿・駒場以上として最低でも戸山、青山/小4、十才が将来を決める

2017.03.02

 おはようございます。今日は生憎のぐずついた一日となりそうです。いよいよ3月に入りまして適性対策指導に頭を悩ます日々です。早、失速気味の子なども出始めましてわたしも悩むところです。その日の課題に「合格はんこ」をとれない子たちというのが必ずいまして、なかなか出してこない、時間がかかりすぎるわけです。この時間がかかりすぎるというのが、実はよくない兆候なわけです。1問にかけられる時間は本番ではせいぜい10分でしょ。それを何時間もかけてとうとうその日のうちに出せないというのでは合格見通しなど立つはずもないのです。

 3月は調整期間とします。遅れたら家でとにかくやりあげてくることです。それからズルは絶対にやってはいけない。そんなことしてたら本末転倒です。

 いずれにしましても、失速が常態となればこのまま竹の会で指導を続けられるのか、ということになるのかと思います。そこまでの覚悟をして真剣に勉強に取り組んでほしいということです。

 小5の1年間をフルに思考訓練してきたか、いやそれ以上に勉強ファーストでやってきたか、ここが問われることになる。なにやかやと習い事、稽古事をまだ小5だからということを言い訳にして続けていればそういうことが小5の2月から始まる適性訓練において失速の遠因とならないとは言い切れまい。「まだ小5だから」、「小5のうちに」という論理、言い訳は多くの場合いい結果をもたらさなかった。掲示板の前で自分の番号が飛んでいるという現実を見て何かを悟るという愚は決してしてはなるまい。

 8月、いや早ければ7月の早稲田進学会の模試に竹の会は全員が挑戦することとします。とにかくその日を本番と考えて勉強に取り組んでください。小5のみなさんは、2月になってもはや算数レジュメシリーズなどほとんどやる時間などないということがおわかりになったことでしょう。思考訓練できるのは小5の1月までなんです。ですから、わたしは小4の8月には竹の会にきてほしいと訴えてきたのです。

 小4の8月前後に竹の会にきた子たちというのは、わたしの指導を何か月か受けて、いつまにか小5に並び、なかには小5を抜いてしまった子も出ています。これがわたしのいう小4の8月指導開始の驚くべき効果なのです。小5になって竹の会に来たからといってすぐに思考訓練が始められるわけがない。大手に小4の1年を通っていたという子をふくめて、計算は未熟、それどころか通分もできない小5もいるわけです。ましてや割合など未熟も未熟、なにも知らないに等しい。大手にいた子でも無に等しい。竹の会で小4を過ごした子たちの計算力、割合のレベルを考えるといったい大手で何を学んできたのですか、と言いたくなる。これが塾というものを知らない子たちだとさらにひどい。思考未熟、未開拓なままにきた子たちというのが、竹の会で手ほどきしてものになるまでにはまず6か月はかかるでしょう。現に小4の2月にきた子たちというのは小数の計算もあやしく、通分などは知る由もない。すでにして竹の会で訓練を受けてきた子たちとの差はあまりにも歴然としている。一方はいまや中学受験の算数を自らの思考で解き、他方では分数の通分も知らない、そういうことが現実に竹の会では起きている。

 わたしは常々小3の8月から小4の8月、この間に指導を訓練を開始することの重要性を説いてきた。ただし、小3の8月から指導が始められる子というのは限られる。だれでもというわけではない。いずれにしても入会試験は受けてもらわなければならない。これでその子の器を計るのである。この器を計るというのがなかなか繊細な判断を要する、難しいことではある。竹の会の定番となっている「入会試験Ⅰ」は小4の8月基準に最適ということがわかっている。ここでA合格をとるほどの子なら器に問題はない。かつては小5でもこれを使ってきたが、小5でこれに合格してもその後の指導に乗れない子も出てくる。そこで小5用として新たな開発した試験があるけれど、これに合格するのはかなりの秀才かもしれない。

 小5、小6ではとらないことにしていますが、もし仮に小5、小6を受け入れることがあるとしても、それにはかなりハードルの高い入会試験をクリアしなければならなくなります。ですから、竹の会に入会するには、小4期がいちばん入会しやすい、と言えます。

 わたしの頭の中には、平成23年に小石川中等に合格した子の合格イメージというものが強くありつづけていると思います。その子が竹の会にやってきたのは小4の8月からでした。品川区から電車に乗って、確か、東横線の自由が丘経由で渋谷まで出てそれからバスで20分ほど初台坂下のバス停で降りて徒歩1分、これを小4の8月から続けたのです。その子はたちまちのうちに竹の会が大好きになり、秋には割合を始めた。まだ現在のような指導レジュメがなかった時代です。当時の割合レジュメはまだ試行錯誤の段階で試作品ばかりだった。そういう中でその子はグングンと頭角を表していき、遂には、小5に並び小5を抜いた。当時の小5には22年に両国に合格した男子、桜修館に合格した杉山太一君もいました。小4の8月から指導するということの効果はあまりにも大きいことをわたしはずっと確信していましたが、ずっと胸に秘めてきました。なぜって、当時から多くの親は、小4から塾なんて早すぎる、小5でも早い、小6でちょうどいいということを信じていたからです。こういう中でわたしが小4期に「こい」などということはなかなか言えなかった。それでも最低限譲歩して小4の2月には来て欲しいとわたしは訴えてきたわけです。もっとも竹の会はこれといった宣伝手段などなくわたしのこの訴えが東京23区の親御さんに届くことはなかったのです。27年、28年と小4の2月の募集でやってくる子はほぼ皆無でした。教室はガランとしてわたしものんびりとやっていました。小4の8月基準、十才基準を訴えてみても竹の会のような小塾の声に耳を傾ける人などいなかったのです。竹の会に小4の8月にきて「入会試験Ⅰ」に合格した子の伸びはすばらしく、その真実は小5のみなさんがいちばんよく知っていることだと思います。小4にくるのと、小5にくるのとでは、もう語るまでもないほどにあまりにもあからさまな実例が示されるに及んでわたしがもうとやかく言う必要もなくなりました。

 竹の会の十才指導論には十分な裏づけに支えられた根拠があります。多くの親御さんが小4期、しかも8月に指導開始することの決定的なほどの重要性について知らないままに、大手で無為に過ごし、あるいは塾に行かないという選択で子どもを確実にスポイルしている現実を思うと残念てなりません。

 わたしなら小4の子を、その能力を訓練し、引き出し、伸ばしていくことができるのにと残念でしかたありませんでした。ずっとそういう思いを抱いてきました。しかし、小5でも竹の会に来ていただけるだけでもありがたいと、次善の策を打ってきました。本来ならこの子が小4の8月にきていたならばこの子の能力はさらによくなるとよく思います。

 子どもの教育、受検に関心の強い親御さんはすでに小4からの教育の重要性というものをよく認識しておられます。だから大手に通わせるのでしょ。大手に通わせるのに迷いはないのも一般です。竹の会を早くから知っていてもなかなか飛び込めないという親御さんもいるでしょう。そういう中で「竹の会しかない」と思って竹の会にきてくださった親御さんで竹の会はなんとか成果を出して細々とやってきました。大手信仰の強い中では竹の会にはとても大手に敵わない。ただそういう中であっても入会試験は実施してきました。入会試験でお断りした子もたくさんいましたけど、これは譲れない。質を落とすことが竹の会をさらなる破滅に追い込むということはよくわかっていたからです。ただでさえ生徒がこないのに入会試験で排除して竹の会は風前の灯火でした。渋谷教室はおまけだと思ってきましたので、それでだめになったらそれでいいと覚悟はできていました。わたしももう歳ですから引き際、止めどきというのをよく考えます。だから近頃は失速している子には躊躇なく退塾を言い渡す、それもありかなと次第に固まりつつもあります。

 十才の脳を愚脳にするか、賢脳にするか、すべては小4期の訓練にかかっています。それも8月が最適です。この時期に訓練するのがいちばん脳を伸ばしていくと思います。小5の8月では遅すぎるのです。小4の8月に竹の会にきてわたしに仕事をさせてほしい、切にそう願っております。わたしならたちまちのうちに親御さんの予想をはるかに超える能力開花を成し遂げるでしょう。ただし、わたしの創作した入会試験にきちんと合格した子に限ります。学校の通知表で8割基準(「よくできる」が8割以上)を満たす子なら竹の会の「入会試験Ⅰ」には合格できます。これで器を計るのです。器がない子には盛りつけはできない相談です。小2、小3というのは器の形成期なのかもしれません。わたしが推奨するのはナンプレです。これは推理を培うのに有効です。もし興味を示さないのならその程度の器です。小1では「字」がすべてです。ゆっくりとていねいに書く、字の形を毎日毎日練習させることです。

 わたしは十才児の能力訓練の達人です。わたしはそう思っています。わたしの手にかかればたちまち十才児はその秘めたる能力に目覚め開花していくことになります。子どもたちが思考するということをこれほど巧みに手順として組み上げて完成させた塾がかつてあったであろうか、そういう塾は「ない」のです。東京では、唯一竹の会だけが完成させた、魔法の指導システムなのです。小5より小4がいいのは、同時期に同じ指導を始めて、小5が順調に伸びていくとして、小4は小5と同じことをして伸びていくだけでなく、その柔らかな脳は小5を凌ぐ進化、伸びを示すことがわかっているからです。だから小5よりも小4なのです。わたしは小4指導の名人です。こういう名人を名乗る人、名乗れる人は東京にはいないと思っています。

 

 

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