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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

都立戸山高校を最低線とする受験/小石川合格への道筋/世の中はバカばかり/バカ親が賢い子をバカにする構造

2016.04.25

 おはようございます。本日は渋谷Bの指導日です。渋谷Aがそろそろ指導できる限界数に達しつつありますが、渋谷Bは相変わらず閑散としておりまして、これから竹の会へとお考えのみなさんは、是非渋谷Bもご一考していただければと思います。

 ◎渋谷Aと渋谷Bの違いについて

  渋谷A 指導時間 日曜7時間 水曜(最低)4時間 注 16時開始も15時には入室可能

  渋谷B 指導時間 月・金各2時間

  主たる違いは、指導時間の差、それにともなう使用レジュメ量の差です。

  ※指導を前提としないレジュメ配付はしません。例えば、配付するレジュメも指導時間に見合う量になります。レジュメのみ指導なしということは想定してないということです。

   たとえば、夏参加しないでレジュメのみ希望、冬参加しないでレジュメのみ希望、というのはありません。

   使うレジュメに差はありませんが、自ずと量に差は生じます。費用については、渋谷Bが基準で、渋谷Aはそれより割安に設定してあります。さらに、渋谷Bは、夏期指導及び冬期指導は必須ではありません。また、参加を希望してもAが定数に達していれば参加はできません。それは、BがAの予備的コースとして位置づけられていたからです。

  渋谷Bを独立したコースとし設定しています。8月は、少なくとも通常指導を実施の予定です。また、冬についても、どこまで指導(及びレジュメ配付)が可能なのか、検討しています。

  Bで成功するには、十分な家庭学習が確保できるかにかかっているでしょう。中学では定期試験がその成否を測ってくれます。渋谷Aの中学生は、これまで中学では学年トップ層にいるのが普通のことでした。

 ◎竹の会では、都立戸山高校合格のために特別なことは何もしていません。平成20年に都立西高校に女子を合格に導いていますが、長年に渡る高校入試指導を集大成したレジュメによる指導の初めての成果でした。竹の会の英語にはわたしの英語指導を集大成した、名テキストがあります。薄いテキストですが、1冊で受験をカバーする、必要十分な珠玉の1冊です。「新英語指導案」と言います。これには、わたしの詳細な解説レジュメが別冊としてあります。さらに、早実などの偏差値70の難関校向けには、幻の名著を復刻した「入試英語指導案」があります。竹の会の中学生は、このテキストだけで戸山なら普通に合格していくのです。それ以外には、竹の会の英語で特筆することがあるとすれば、徹底した5文型思考による英文解釈の指導かもしれません。

 数学は、わたしのレジュメだけです。平成20年西合格の女子は、わたしの数学レジュメだけで、豊島岡女子にも合格をしております。27年戸山合格者は、滑り止めの国学院久我山の数学、英語を90点前後とりました。実は、その経験から、早実などの難関私立向けに、本年新中1の成長に合わせて、新作を執筆することにしています。

 竹の会の中学生は、最低でも、都立戸山高校に合格する、そういうことです。

 ◎お願い

  竹の会では希望者に小冊子を無料配付しておりますが、希望者の中には、自分の住所を書かない方がけっこういます。その際は、その旨を折り返し、メールしていますが、そのメールが届かないというケースが何件かあるようです。希望者は必ずご自分の住所を明記してください。また、竹の会では、折り返し、必ずメールをしておりますので、それが届かない場合は、自分のメルアドに障害がある可能性があります。ご確認くださればと思います。

 ◎小石川志望、桜修館志望、九段志望

  23区の受検生の人気ベスト3でしょうか。両国もいいのですけど、竹の会では、22年に両国に合格した男子がいるだけで、その後、両国志望者は皆無です。

  竹の会では、小石川と桜修館の人気が圧倒的です。実は、今年小石川を落ちた子の中には、適性Ⅱと適性Ⅲがはるかに合格者の点を超えていたが、適性Ⅰでミスして落ちたという子がいました。わたしは小石川受検の子たちがどこまで戦えたのか、知りたかったのですが、報告を受けたのはこの子のみでした。とにかくわたしの指導で本番でも高得点をとっていた、そのことに救われました。小石川の場合、その受検生のほとんどが、私立中堅以上を受験の子たちで占められているのは周知のことでした。そういう子たちが夏にやるであろう勉強量は想像に難くない。だからわたしもそのことを想定して1日7時間以上を考えていました。しかし、竹の会は勉強を強制することない、飽くまでも本人の自由な意思に任せています。ですから、報告される勉強時間がいつ尋ねても「4時間弱」とか、しだいに「3時間ほど」になっていったことには相当に失望していました。小石川、桜修館などと言うのはいい、ただこういうところに受かるには、強い勉強の意思、継続の意思、そして実行力、それを担保する集中力がなくては土台無理な話です。

 いいですか、直前にやるのは、みんな同じなんです。凡人たちがやらないときにやらなくてどうするのですか。わたしの出た高校は、当時は、大分県の御三家と言われた県立高校でした。高校時代には名物先生に事欠きませんでしたが、よく言われたことは、夏休み1日10時間やれば京大合格、でした。10時間というのは、実働です。子どもたちがわたしに報告する3時間、4時間というのが、曖昧な数であろうことは承知です。実際に集中してどれだけ勉強を実行したか、です。当時、家庭にエアコンなんか「ない」のが普通です。古くて、音のでかい、効きの悪い扇風機はありました。そういう中での10時間です。京大法に合格したH先輩、東大法に合格したT先輩など、よく逸話として語られました。実はH先輩は、実家の隣の人です。T先輩が、靴が買えなくて下駄で通った、線路に近接した家で、汽車が通る度に轟音で家が揺れた、それでも汽車が通過したことさえ気がつかないほど勉強に集中していた、そんな話しを幾度も聞かされました。T先輩は、わたしが高校入学した年に卒業しましたからすれ違いでしたが、弁護士として活躍されているときに偶然言葉を交わしたことがありました。

 あなたたちが、充実した、学問と教養に満たされた、知的レベルの高い人生を歩むことになるか、それは一重に、強い勉強への熱意、固い意志、そしてブレない実行力、それを担保する集中力にかかっています。そして、そのような人生を選択できるのは、小4、小5の時代に、思考力、集中力の基本的素地をつくりあげていった人のみです。いいですか、竹の会で、そのような基本的な勉強力というものを鍛えられ、身につけていった、竹の会出身の子たちが、竹の会を離れて、今、竹の会で培った、養った勉強力を発揮し、期待通りの、自分の夢に近づく、勉強生活を送っている、そういうことです。

 九段のチラシ配布のとき、「竹の会?知らないな?」と言ったおじさんがいましたが、知らないのは、知らないからダメだ、では、出会い、いい出会いなんか永久にないでしょ。いつも「知ってる」大手で、知ってるから安心ですか? 中にはチラシを敵視しているのではないかという親、その洗脳の子がいましたけど、出会いというのは、竹の会のような小さな塾では、こういう方法でしか知らしめることができないのです。向こう(大手)が大金かけてつくる出会いなんかいいはずもない。そんな簡単な論理もわからないほどに頭の悪い親なら子ならまあ失敗すべくて失敗する選択をするしかないわけですけどね。

 良心的でいい塾があるとして、今は、余程の資本でもなければ大々的にその存在を知らしめることなどできない。DMは個人情報の保護とかなんとかでありえない、そうなるとそういう塾が自分の存在を世の中の人に知ってもらう方法はないわけです。ですから学校説明会などの機会にチラシを配付するというのはそういう塾にはかけがえのない方法なわけです。ところが世のバカ親というのは、「またか」という胡散臭い態度を臭わせながら、敵視するのがいるわけです。こういう人種が手に入れる情報というのは、カネをふんだんにかけた大手の法螺情報だけです。そして大手に入れば結局高い宣伝費を出しているのは自分たちなわけです。だからわたしはバカ親と言っているのです。竹の会の子たちから、「大手はバカばっかり」と口調まで真似されますけど、・・

 ◎バカ親が賢い子をバカにする構造

 世の中はバカばっかり、確か、そんなCMを女優の桃井かおりがやったら、たちまち炎上してしまったことがあった。テレビや新聞は、本音を言ってはいけないところなのに、その逆を突いて見たのだろうけど、やはりダメだった。世の中には偽善者ばかりだからそうなる。犯罪があると何々の記者というのが、突如として正義の味方となりきり、正論、建前論をとうとうと述べる。まるで自分は完全無欠の人間かのように語る。しかし、人間なんてのはどこかで人様にはとても言えないことを多かれ少なかれやっているものではないか。テレビの中の人間はみんな「よい子」であり、聖人君主なのはどうしたことか。

 中1のときにやってもいない万引きをでっち上げられて高校の推薦がとれなかった生徒が自殺したという事件があったけど、あのとき、問題の担任、女教師は、「中1のとき、万引きしたでしょ」と訊いたという。それで口ごもった、返事できなかった、ということが報じられていたけれど、このように一般的に問われたら、頭のいい子なら、いや正直な子なら、いろいろなことを考える、友だちの家に行ったとき、消しゴム1個持ち帰ったことまでふくめて考える、だから応えようがないでしょ。テレビのバカコメンテーターとか、ビートたけし、尾木ママとかが「心当たりがないならはっきり言えばよかったのに」とコメントしてたけど、ばっかじゃないの、頭のいい子ほどいろんなことを思い起こして、些細なものでも万引きかなと考えたりする、そのどれがバレたのかなと考えたかもしれない、つまり答えられなかったのだ。

 まあ、「騙す」というのが罷り通る世の中ですから、世の中バカばっかりと言いたくもなる。賭博でスポーツ選手などが人生を転がり落ちているけれど、なに、国なんか大っぴらに競馬や競輪など賭博をやっているわけで実は説得力がない。たばこは有害と言いながら、高いカネ取って売っているわけですよね。一方では、肺がんの途方もないクスリも売りつけている。こりゃーマッチポンプでしょ。カジノがどうのこうのという話しもある。さすがに麻薬などは犯罪と密着していることが顕著でまずいが、この薬物や賭博というのは、刑事政策的には、犯罪の被害者が、犯罪を実行した本人であるというところに特徴があり、そこからまたその処罰根拠をどこに求めるかと言うことが議論もされてくる。賭博で財産をなくすのは賭博をした本人である。薬物で身体を害するのも本来本人である。もっとも最近は薬物により他人を害する例も多くなったけど。マスコミのこの種の犯罪に対する報道の仕方は、人格否定を前提としたような姿勢である。偽善の代表、マスコミがどれほどのものかという疑念は払拭しきれない。

 わたしは、大手に嬉々として通わせたかどうかは知りませんけど、大手に通わせることに迷いのない、竹の会のような小塾は最初から眼中にない、そういう親のとった選択が、賢い子を完全なバカにするという構造的なからくりを言っているのです。

 大手に行っている子の特徴というのは、1年も通ったというのに、計算力は破滅的、割合もまるでわかっていない、したがって、思考力なんてない、そうなると実行力、集中力も怪しい、そういうものです。共通しているものと言えば、押し並べて、大手の子というのは、過信している。「計算はできる」と思い込み、「割合はわかる」と言うわけです。しかし、竹の会なんかで、ベタな割合の問題を解かせてまともに解いた子など見たことがない。計算だってやれば間違う。正解とは無縁だ。大手の子というのは、過信でできたただけの張り子の虎です。そのくせ、つまりは、基本もできてないのに、やたら難しい適性問題ばかり解いている。これでは、もともとできる天才しか生き残れない、簡単な論理でしょ。しかし、親にはそれさえもわからない、見えていない。それなりに賢いはずの子が本物のバカになる過程に手を貸す、積極的に協力するのが実は親だったというオチ(構造)です。

 

 

  

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