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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

都立日比谷・西・戸山シフトに指導を軌道修正

2016.03.09

 激戦の2月、掲示板の無情をこれほど味わってきたことがあろうか。

 小石川受検組が両国を受けていれば間違いなく合格していた。それはわかっています。

 しかし、彼らはいや親御さんも含めて小石川しか考えていなかった。わたしが志望校についてあれこれ言う立場にはないし、小石川も実は合格は紙一重だったのだから。

 ここは日比谷、西で勝負すると早くに覚悟を決めた者が勝ちである。

 竹の会では去年の10月から高校入試指導の募集を再開しました。もともとわたしの最も得意とするところは高校入試でした。今回の募集再開は、かつてのどこでも都立、私立を問わず入会させてきたのとは違い、都立日比谷、都立西、都立戸山に合格する受験生を育て、合格に導きたい、そういう意図からです。

 したがって、これまでのように新中1についてとってきた指導手順に修正を加えることとしました。定期試験はもちろん尊重しますが、同時に、2年9か月後の都立入試を想定した受験指導に特化していきたい、そのために、つまり日比谷、西、戸山に確実に合格するために、Z会に優る充実した指導を実現したい、と決意しております。

 数学はもともと竹の会のお家芸でしたが、さらに独自校の英語を踏まえたレジュメ制作を開始するととも、独自校英語の要となる読解力及び英作文について、新たなる指導を開始していくつもりです。竹の会英語はすでに完成されていますが、つまり、竹の会では英語ができないという生徒はありえないわけですが、日比谷英語、西英語を効果的に終わらせるレジュメ体系を作り上げることを早急に実現したいと思っています。

 竹の会の開発した「新国語読解」が、本年戸山受験者には爆発的な威力を発揮したようです。去年の11月あたりから独自校の模試で国語偏差値70をいきなりとり、その勢いはそのままに本番ではなんと90点近い高得点を取りました。それまで国語は点数が低かったこともあり、一躍「新国語読解」方式が見直されることとなりました。国語読解の思考法、「対立A⇔B」「同値A=B」「対比(抽象-具体)」の3つについて訓練するために制作した、この国語シリーズをさらに進化させて、独自校の過去問をこの手法で解明していく予定です。

 理科、社会については、これまで中2の夏に渡していた指定テキストを7回やるという方法は維持しながらも、過去の都立の問題を意識した、定期試験対策レジュメを制作し、理科、社会について各100ページほどの対策レジュメの完成を急ぎたいと思います。これは竹の会に眠っている公立中学の定期試験過去問データベースを活用して、高校入試という視点から整理しなおしてみようという意欲的な計画です。

 家庭・技術、音楽、保体、美術については、新教育研究会やその他の発行する補助教材を一定の条件のもとに配付する予定です。

 竹の会はこれまで日比谷、西を目標に設定してそのために指導を展開したということはありませんでしたが、今後はそういう目的設定ですべてを考えていくことになろうかと思います。

 

 

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