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都立日比谷高校、都立西高校、都立小石川中等教育学校、相手にとって不足なし

2016.02.18

 遅くなりました。朝夕はまだまだ2℃、3℃とはいえ、日中は1枚増やせばすぐ汗ばんでやはり春は近いと実感します。

 なかなか集まらなかった新中1も日比谷、西をめざすほどの志し、気概のある子たちが集まりそうです。今日は、「文字式」のレジュメを準備していて、中学用のレジュメが、これまで竹の会の小学生にはあたりまえだった「ミクロマクロ法」にはなっていないことを思い出しました。それで該当部分の解説を逐一「ミクロマクロ」で解説を書き直していくことにしました。

 日比谷の数学、西の数学については、すでにほぼ分析を終わり、解説し尽くしたと思います。

 英語については、これまで長文読解のための書籍を用意してきたものの一度としてこれにまともに取り組みものにした生徒はいません。思案して、今年は、日比谷、西の英文を冊子としてまず編集し、英文読解の教本として使うこととしました。

 これは、国語についても同じことを考えております。

 さらに、大学入試用の参考書から「サマーセット・モーム」の英文を読解用にレジュメ化する試みも計画しております。

 西、日比谷では、さらに英作文が問われます。これがなかなか取れないという生徒が多い。これは普段から英文で日記を書くなどの苦労をしておくことが大切なのかなと思います。竹の会でもそうしたレジュメ、、英語でどう表現するか、という視点から、問題レジュメを制作することを計画しております。

 都立受験生のための理科、社会対策についても、これまでの指定テキストを中2までに終わらせるという指導は維持しつつも、中1、中2のために、入試に使える、定期テスト対策レジュメを構想しております。

 日比谷、西は、努力だけではどうにもならない、ある意味、天才の行く学校だということは認識しておかれたほうがよろしいでしょう。

 都立小石川中等教育学校についても、やはり遅くとも小4の2月から指導に入らなければ合格は難しいと思います。理想を言えば、小3の2月までにスタートするのがよろしい。ただそれでも合格するほどの子は勉強に軸足の固定された子に限られるでしょう。算数の才能は高いのはあたりまえの子たちばかりの戦いになります。合否を分けるのは国語読解力であろうと思います。国語に才のない子の合格もない、と考えておいたほうがいいでしょう。

 なにかと勉強を省力化する子、怠ける子というのは、いくら知能が高くても、合格は難しいかもしれません。

 23年、25年の合格者を見てみると、国語に難がないどころか、すばらしい読解力を示していたことがあげられます。国語ができるということは小石川合格の要になると思います。国語に問題があるということは本番で想定どおりにいかない、失速する原因に確実につながっていくと思います。

 竹の会にはすでにして小石川中等合格の手順は完成しており、問題は、勉強するということにブレのない、揺るぎない姿勢の子がいるかどうかだけだと思っています。今年は、やはり夏までの勉強量が足りなかった。勉強を省力化するということが、合理的と考えている節がありますが、合理的に勉強時間を短くする、というのは力不足を来たし、失速の原因となるでしょう。

 中1、中2のみなさんは、中3になったら、定期試験のためと称して、竹の会の指導を回避、先送りすることは、結局、私立合格の力もつけられず、本体の都立高校の合格さえおぼつかなくなるということを知っておいたほうがいいでしょう。

 駒場や小山台など共通問題の学校なら内申のために竹の会でテスト勉強するというのもありかもしれません。事実平成26年の都立駒場合格者は定期テストのために中3時は竹の会のレジュメをほとんどこなせずかなり危ない思いをしました。27年戸山合格者のときは、塾ではテスト勉強はしない、受験勉強優先ということでやってきましたので、わたしはいつも過去問やレジュメで「マル」の多寡を実感することができました。

 そうなんです。高校入試に成功するためには、わたしがいつも力をチェックできる体制にないとダメだということです。そうでなければ、わたしのコントロールできないところで、正直かなり超主観的になって勉強してしまうことになります。

 定期テストというのは、当面の範囲のある勉強、入試とは全くか、ほとんど関係ないことばかりです。テスト前2週間、中には3週間前からそれにかかりきりの生徒もいます。中2でそれをやるとはやり入試準備もろくにできないままに中3になる。中3の1学期で中間、期末、合わせて6週間、2学期も6週間、テスト勉強だけに使えば、入試の勉強は中断に継ぐ中断で力なんてつくはずもありません。もし早慶とか受験する生徒だったら定期テストは適当にやって受験勉強に専念するはずです。日比谷には慶應や早稲田併願という天才もいますから、こういう天才は定期テストも要領よくこなしているのでしょう。

 新中1のみなさんは、これまでの内容から実は中学になってもほとんど時間がない、足りないのだということをまず自覚しておく必要があります。少なくとも、日比谷、西をねらうのなら、「まだ中1だから」とか、「まだ中2だから」という理由で諸々の家庭の行事を優先させるのは自殺行為だということは、むしろ親御さんに言っておきたい。過去竹の会の西合格者は盆も正月も勉強するということに何のブレもなかった。いや親にブレがなかったということです。

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