画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

都立高校は新宿、駒場まで/都立中受検を甘く見るな/勉強ファーストできたか

2017.02.11

 おはようございます。今日は氷点下の朝でした。しかし、青空と太陽の恵みは変わらず気持ちのいい朝でした。このところ竹の会のHPへのアクセスが異常なのは例年のことですが、ことしの受検に合格者はなしです。今年は小4期に募集したけれど入会者なしだった年の受検です。竹の会が小4から育てて仕上げたという子たちはいません。竹の会の所定のレジュメシリーズを全くやれないままの受検でしたから勝負にはならないと見ていました。竹の会には小5の2月から「合格はんこ」をとりながら進めなければならないレジュメというものがあります。これをやるには、どうしても小4期に入会しなければ間に合わない。もちろん相応の能力は前提です。例年小5の2月から受検指導を始めるとして、「合格はんこ」をとりながら進められるか、が勝負です。それには、算数レジュメシリーズを時間をかけて、少なくとも1年かけて思考を培ってこなければならない。それを前提として少なくとも「その他編」を終えていることが必須の条件である。「合格はんこ」で進めてきたか、7回解き直しをしたか、こういうことが小5の2月からの指導にそのまま影響してくる。よく正解だすことだけに気を取られてだれかの正解を見て書いてくるという子がいるけれど、だから式なんかも後知恵の意味不明の式を書いていることもある、これはダメでしょ。そもそも竹の会で思考を鍛えるという目的はどこにへ行ったのか、本末転倒なのであるが、当の本人はできたことにして先へ進める。これをやっているとスカスカの実力で受検を迎えることになる。だから受検をなめるなと言っている。習い事、稽古事で休むというのは、確実に合格からは遠のいている。親にその自覚はないけれど、掲示板の前に立つということを経験してみれば勉強がすべてに優先しなければとても合格できないということはすぐわかることである。不合格になってみなければそれを実感しないというのはあまりにも愚かであろう。2月に受検指導を開始してみたものの、始めた途端に失速した子たちが出ている。そもそも竹の会の思考養成期間が絶対的に足りないということ、「その他編」にまだ入れてない子、入ってもまだ終わるまで時間を要する子、こういう子たちはまずこれを終わらせることである。ただし、決して人の正解を見てはならない。そんなことをしてできたことにしても何の意味もない。姉妹だとそういう機会があるけれど、自分で解いたかどうかぐらい見ればすぐわかる、すぐわたしに見抜かれるでしょ。長い間指導してきた私からすれば自分で解いたかどうかすぐわかる。特に、かなり遅れている子がいきなり正解を連発すればおかしいと思うに決まっている。思考判定用の問題を時間もかけずにいきなり出してきて正解という子がいる。しかもその子が簡単な問題でも合格はんこを陸にとってこなかたということを考え合わせると、わたしにはどうしても自分で解いたということが信じられない。人の正解を見たのではないか、と疑ってしまう。そんなことをして何の意味もないということがわからないのか。頭がスカスカになってしまう。

 小5、特に遅くに入会した子ほど遅れは否定できない。いいですか。わたしが自分で納得した指導の形に進められてこそ、この厳しい都立中の試練に勝つことができるのです。小6になっても習い事、稽古事で竹の会ファーストのスタンスがとれない懼れのある方は早々に別の塾を探したほうががいい。

 とにかくわたしを失望させること、落胆させることが多ければそれだけ合格からは遠のくでしょう。合格したいということで竹の会にきたのはいいけれど、現実はわたしの思うようには指導を進めさせてもらえない、それで合格できると思っているのか、試験をなめるなとわたしは腹立たしく思ってきた。合格掲示板は、冷酷である。容赦などない。合格する子というのは謙虚さと懼れ、もともとの品性というか、敬いの心というものを持ち合わせている。もちろん例外はいた。ただ冗談でもわたしや竹の会をおちょくる子というのはまず受かる見通しなどないから早々に他塾に移ったほうが賢明である。合格する子というのは謙虚さを本質的に具えている。敬うということを知っている。決して失礼なことを言わない。平成10年に早稲田実業に合格した鈴木君はそういう人でした。その態度にはわたしのほうが尊敬の念をもつほどでした。小5や小6の子にはこれまでわたしの頭を叩いてくるとか、蹴ってくるとかいう女子がいましたが、そういう子は合格などしないことになっている。受検という根本の資質のところがですでに欠落している。

 わたしは小4の8月までに来てくれれば、そして入会試験に受かってくれれば、合格街道を道案内できると思っています。入会試験に合格できないとやはり合格するのは難しいというのが本音です。さらには、小5だと遅いと思っています。小5で間に合うかは、やはりその子の持ち合わせた資質による。人の答えを見て書いてくるというのは資質を疑う。今は、小6の問い合わせが数件来ていますが、この人たちが大手やさまざまな塾で勉強してきたとしてはたしてどこまで高校受験に耐えられる思考を培ってきたか、かなりに疑問を持っています。これまで大手にいたという子たちでわたしの眼鏡に適った子たちがいた例しがないからです。そもそも大手にいるということからしてわたしから言わせれば間違った選択をしていると思っています。あれはバカ養殖場みたいなものです。1年たっても入塾した時と何も変わらないということにも気づかない、親が何も考えていないのです。少なくとも竹の会で指導してそんなばかなことはない。それに竹の会なら失速すれば早々に退塾したほうがいいですよ、と親に通知します。

 現小5のみなさんはいよいよ自分の番です。残念ながら今年の小5も小4の8月までにきてくれたという子はひとりもいない。ほとんどが小5になってからです。ですから出遅れていることはわかっています。中には不思議な子がいまして、算数レジュメの「その他編」を終わっているのに、適性レジュメができない。ここでまたわたしの疑いが頭をもたげます。ほんとうに自分で解いてきたのか。ズルをすれば頭がスカスカになる。受験勉強でやってはならないこと、それがズルです。なんらかの事情で正解を見る方法がある子は要注意です。

 いいですか。正解出して合格はんこをもらうのはノーマルなことです。しかし、それは自分で思考をめぐらしての結果での話しです。いつしか合格はんこをもらう、だから正解さえわかれば、と思考を蔑ろにする、だれかのを見るなどという不埒な子が出てくるものです。これはいずれ失速する。過去にそういうことで失速した子は何人もいました。

 わたしは、自分のなっとくのゆく指導をしたいだけなのです。課題を全く出さないという子もいますけど、このままずっとそういうわけにはいかない。適性レジュメでいきなり失速して出せないという子は思考がまだ未熟ということです。思考を形成するには1年はかかります。多くは小5にやってきます。竹の会が譲歩して小4の2月募集ということにしてもだれも竹の会のような小塾には来てくれないのです。ほんとうは小4の8月までに来てほしい。ずっとそう思ってきました。そうしたら都立中の合格率は100%は無理としても、80%にはもっていける。そう思っていました。小4に来た子たちの中でも入会試験に合格した子たちの進捗が著しいことは自明のことでした。さてです。小5に来た子たちです。適性レジュメでいきなり失速した子たちについてどうするかです。思考形成期間が明らかに足りない。いや急ぐあまりに正解を先に手に入れて帳尻合わせをするということをもしこれからもやっていけばいずれ頭はスカスカになるでしょう。8月の模試ですぐ結果に出る。そういうバカなことはもう止めることです。この2月、3月算数による思考訓練を優先させるしかないでしょ。その分適性訓練は遅れます。しかたない。明日の指導では、その振り分けをします。時間内に適性レジュメが出せないなら適性対策は後回しです。「その他編」を終えていながら、適性レジュメができないというのは、スカスカ勉強をしてこなかったか、疑われてもしかたない。

 後回し組は、3月中旬まで算数優先とします。とにかく待ちます。その分一日の勉強時間は増やすしかない。合格掲示板に自分の名前を載せるには、それだけの厳しいノルマをこなしてきたことが前提です。今年の小6で何が足りなかったかといえば勉強の絶対量でしょ。勉強時間があまりにも少なすぎた。小6前後に来たというのはあらゆる意味で少なくとも竹の会には無理であった。この時期にきて成功するのは類い稀なる知能と実行力に恵まれた子たちに限られる。勉強時間が足りないのです。それなのに習い事、稽古事だけは欠かさない。勉強時間が足りなくてもいくら足りなくてもいくらでも勉強を犠牲にする。そういうことがそのまま不合格につながるということがわからないのであろうか。

 中学生について、一言警告しておきます。まず勉強しない中学生は竹の会ではいりません。中学生だと一日の勉強時間は最低でも5時間です。これが実行できなければ、日比谷、西、戸山、青山、新宿、駒場などを受けるなどと言わないほうがいい。竹の会は、中学生の基準が厳しいのか、学年でも2、3人程度しかいない。成績が上位に維持できなければ退塾は当然です。学年1番はあたりまえ、悪くても5番まででしょ。内申は5が先行してあたりまえです。わたしは新中3といい、新中2といい、かなり厳しいノルマを課すつもりです。日比谷、西を想定してのことです。ですから、ついてこれないと思ったら、退塾を申し出てくれればと思います。勉強しない、する時間がないならそもそも竹の会には来てはならないのです。

 その流れですが、現小6については、中学入学後トップクラスをとれる逸材のみの入会を認めます。余談ですが、竹の会の卒業生はとりません。悪い方に慣れすぎて騒がし過ぎました。敬いとか、緊張とかいうものが喪失していました。ある意味失速していたのだと思います。

 現塾生でもその勉強姿勢を常に問い、この勉強姿勢では合格など無理と判断した場合は、躊躇なく「退塾のご相談」というメールを発しますので、ご容赦くださればと思います。

 ◎竹の会に入会を希望するみなさんへ

  「渋谷B」で若干名の受け入れを予定しております。特に、現小3は最優先して入会試験を受けていただいています。

  小5については予定していません。小6は高校入試ということで認めるのみですが、入会試験で中学でもトップグループに入れるという判定を受けなければ受け入れは難しいです。入会試験につきましては、現在、小4対象の「入会試験Ⅰ」を基準にして、小3のための「入会試験01」、小6のための「入会試験3.0」を何度も治験を重ねては作り直してきました。能力発掘、逸材発掘にどれだけ有効なのか、まだまだ未知数ですが、これから多くの子たちに受検してもらい精度を高めてゆきたいと思います。なお、かっての入会試験の本来の選別機能を果たせなかったシリーズは廃棄しました。

 

ページトップへ