画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

高校受験に失敗しないために~新中1への忠告

2016.02.20

 寒いのだろうか。しかし、一枚増やすともう汗だくである。増やさなければくしゃみが出る。目がすっきりしないのは杉花粉のせいだろう。 今日は新中1の募集について触れたけど竹の会は実は小塾で1学年3人もいれば十分で5人だとけっこういるような気になる。公立中高一貫校の受検生も3人もいればいい、と思ってきたけれど、5人集めて5人合格というのも悪くない、と思うようになって5人はほしいという気になっていた。ただし、入会試験はかなり厳しくやらないとここであまくすると合格はとれまい。

 正直今年の小6については、小5の時から机への定着率が悪く悪い予感ばかりが先行してきた。定員5人のはずが8人にも達していた。その分去年はほとんど入会者がいなくて、大手にもっていかれた感じだ。A合格者どころか、ほとんど入会者がいなかった。それで考えてみたけれど、そういうことは過去にもよくあった。平成21年は事実上受検者0だったと思い出した。

 あの当時の2月、3月というのは、受験の子がみないなくなって、教室は閑散としていたものだった。残った少数の子たちとほんとうに農閑期のような時期を過ごしていたものだった。それでわたしもいろいろと充電することができた。疲れた体を休めるというのもあるけれど、すわとばかりによく本を読んだ。本をとにかく読んでいると次から次にまた新しいアイデアが浮かびやる気が出てきたものである。

 さて、これから新中1になるみなさんに二、三の注意点をしておこういう気持ちになった。

 まず、英語について。これは、もう小6の今からが勝負になる。ここでサボるとこれから中学三年間を英語不得意で過ごすことになる、どころか、都立の共通問題でさえも40%そこそこの点しかとれないことになる。逆に、今しっかりとやること、勉強の継続的な習慣をつけておくと英語で悩むことは中学の3年間ない、と断言できる。

 じゃ、具体的に何をどうやればいいのか。独りで市販の参考書を買ってきてやるのは効率も悪く、まず失敗するだろう。これは塾にいくしかないのかな。例えば、竹の会の生徒なら英語ができないなどという泣き言を言う生徒はまずいないものね。

 中学では定期テストがある。これで悪い点をとると、内申も当然悪くなる。例えば、90点とっても「3」、70点とっても「5」ということもある。提出物をサボるとそうなる。授業態度が悪いとそうなる。具体的には、いつもおしゃべりしている連中だ。授業中ずっと先生の目を見つめていること、これがお薦めである。

 学校の授業の進行を追っていては、高校受験で失敗する。中2の夏前に中2の履修事項はすべて終えていなければならない。高校受験の準備は中2の夏からスタートする。いや中1から先へ先へ、特に、英語数学は進めていくのだから、もう入学前から高校受験を見据えて、見越して、勉強を始めている、ということではある。

 理科、社会の勉強法

 授業ノートはしっかりとってほしい。これは、試験に出します、というところをメモしているようなものです。だから黒板に書かれたことだけノートするのではなく、先生が喋っている言葉でも重要なことは聞き逃さないでノートにとることである。

 普段の勉強は、理科や社会の教科書をノートにまとめることである。参考書は便利なまとめものがたくさん出ているけれども、手を出すとキリがない。まず自分でまとめて、それから覚える、これだけでいい。

 このことは、選科だって変わらない。とにかくまずノートにまとめることである。ただ、理科と社会については、ノートにまとめるというやりかたができないのが、高校受験の理科社会である。いいテキストを見つけてそれをやりきる、何回も読む、理科なんかは、基本問題を解く中から理解を深める、というのがいい。絶対覚えていなければならないワードというものがある。ワードは単独であるのではなく関連してこそ存在意義がある。ここがポイントである。「関連」をまとめる。これが極意である。

 数学、英語はどうやるか。竹の会の子たちならレジュメをやっていればいい。レジュメは単元ごとにすべて完成しているからやる気のある生徒なら中2の夏前には中3まで終わらせることもできる。だから中2の夏過ぎにV模擬なんかを受けることもできる。それで中3よりいい点数、特に、数学、英語は、いい点がとれる。

 

ページトップへ