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都立中高一貫校/都立高校トップ校 受験専門 渋谷で創立30年

低偏差値私立校の規範

2023.01.07

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低偏差値私立校の規範
 朱に交われば赤くなる
人は交わる友、また環境によって、良くも悪くもなる。
※高校受験を経て低ランク校に集められた生徒たちは勉強しないことを規範とされている。熱心に勉強する同級生もあまりいない上に、先輩も大学など学力選抜が求められる進路を選んできていないわけで、勉強する強い動機を持ちにくいことは不思議ではない。教育困難校、課題集中校は制度によって作られているし、それは国際的には特異なことだ(「教育格差」ちくま新書)

 例えば、都立青山には青山の規範がある。能力的に比較的高い層によって均質化された生徒層が醸し出す雰囲気は自ずと底辺都立、低偏差値私立とは異なる。生徒層の大学進学志向は高く、必然勉強に対する関心も高い。底辺校の生徒が、勉強しないという規範を空気とするのとは全く違う。底辺校の生徒は、勉強しないということが規範であり、中途退学、卒業してもそのまま就職、フリーター、無職、専門学校へと今度は社会の底辺へ溢れて広がる。こうして社会の底辺は再生産される。
 
〇区立中学の規範
 区立中学の80%は、学習不振児である、と推測される。その中には、発達障害とされる子も少なからず含まれる、と思われる。最近、区立小学校の子の20%が、発達障害という報告も出た。区立中学というのは、私立受験や都立中受験で、優秀な生徒が抜けた、その余りという側面は否定できない。ただこれは大雑把な見取りであって、実際は、区立から日比谷などの進学指導重点校や開成、筑駒などの難関合格者が出ているわけで、決して余りばかりではないわけである。むしろ都立中高一貫校の大半が日東駒専以下に進学という事実からどちらが本当に優れていたのか、ということにもなる。私立中学受験といっても様々で、第一志望に合格しているのはほんの一握りに過ぎない。ほとんどは第二志望、第三志望で決まっていくのが実態である。
 さて、それはそれとして、区立中学には、本当にどうしようもない生徒がウヨウヨいる。ほとんど勉強とは無縁の規範で生きている子たちである。こういう生徒が多数派を占めるのだから、学校全体としては、8割にジャックされて、まともな授業は期待できないし、そういう生徒を野放しにするしかない教師なども信用できないのは当然のことである。
 そして2割の勉強を規範とする子たち、その中のまさに1人から2人が都立日比谷や難関高校に合格していくのである。してみれば、その少数の勉強規範組は、かなり鞏固な勉強規範を張り巡らした層と言える。多くの都下の親たちが、このような低学力ばかりの区立中学を避けて、都立中高一貫校に行こうとするのもわからなくはない。なにしろ高校入試にしても、中学の教師は矛盾を地でゆく無責任さだからだ。一方では部活を大いに勧め、生徒会活動を勧めて、内申のご利益を散らつかせる。他方で、内申を生徒コントロールの機械と化し、贔屓、好き嫌いは、何の規制なしの教師任せの内申点に生徒や親は翻弄され続ける。そのくせ中学の授業だけで、高校入試なんてできない無責任さである。素行の悪い生徒ばかりの区立中学では、まともな授業もできない仕組みである。できない8割に合わせていたら、できる2割は、塾に行くしかない。
 とは言っても、都立中高一貫校は、8倍の難関であり、誰でも行けるところではない。だから大半は区立に行くほかない。それでは受験はどうするか。塾に任せるしかないのが現実である。
 それとして、勉強規範の2割の中で、進学指導重点校に成功するのは、一握り、多くてほんの2、3人しかいない。2割の中のほとんどが、部活と内申で潰される。部活は定期試験の点数を下げ、したがって内申を潰す。開成、早慶などの難関私立も一つの区立中学で、いるか、いないかであり、いても1人というのが現実である。日比谷にしてもいるかいないかであるのはもちろんである。
 こう書いてくると、区立から進学指導重点校に受かるのはとても困難のように思えるが、実は、そうでもない。いや竹の会ならの話しですが。2割の中の生徒なら、やりようによっては、という意味です。高校入試というのは、戦略勝ちです。何の戦略もなしに、学校任せ、どうでも塾任せにしていたら、潰れるのは当たり前です。
 

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