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慶女・トップ都立への道~試験に落ちるタイプ

2023.04.29

🟠試験に落ちるタイプとは
 ~謙虚さと奢りの差がもたらす天と地との差
 「侮る」というのは、落ちるタイプの子に備わる共通の性質のようである。礼を失するというのは、「侮り」の為す技である。同年代どころか、目下、目上に対しても、、失礼な言動を憚らないというのは、心に棲みついた「侮り」が、もはや性格と化している、としか言いようがない。たとえ本人の前でも人を「侮る」。「ほんとうのことだからいいじゃない」と開き直るのは、本当のことなら人を侮ってもいい、という頭の悪さである。
「侮り」は、他人を侮ること、侮辱することを常態とするから、気分で誰でも貶(おとし)めることになる。それを正当化するために自分のお気に入りだと、他人にはどうでもいい人を褒めそやそうとする。自分は褒めるべきときは褒めるのだと言いたいのか。

 あなどる【侮る】相手を見下げて軽んずる。見くびる。軽蔑する。 

 謙虚さと侮りは表裏の関係にあります。人を何かにつけて侮る、そういう人は、謙虚さに欠けるとも言えます。
 謙虚というのは、進歩にとってバネのようなものです。謙虚だからこそ、もっと頑張らなければとなるのです。
 逆に、侮りというのは、その底に「慢心」「奢り」というものが渦巻いているのだと思います。慢心とか、奢りというのは、心の隙、つまり注意散漫の状態です。周りは実は何も見えていないわけです。
 そういうわけで、侮る人が、受からないということはわかってもらえたか、と思います。
 合格するほどの人は、賢いですね。慢心や奢りには、反省という言葉がない。だから悪い結果は、他人のせいにするのです。オレが悪いわけではない。悪いのは、そうさせた他人、世の中のせいだ、という論理です。

 以下はヤフーニュースです。
 アメリカ・ルイジアナ州の高校に通う16歳のデニス・マリーク・バーンズさんは、飛び級しているため今夏に卒業を控えているが、これまで170の大学に合格し、総額900万ドル(約12億円)の奨学金を獲得したアメリカ史上初の高校3年生

 「彼は本当に努力家で優秀で、自分の言葉に自信があり自発的で、みんなに敬意を払います。でも特に学ぶことに対しての熱意が素晴らしいのです」と彼のカウンセラーのジェームズさんは語る。

 ほんとうに賢い人というのは、みんなに敬意を払います。決してむやみやたらに他人を貶めたりしません。わたしは、竹の会の過去の合格者たちが、他人を侮る言葉だけは決して口にしなかったことをいつも思い出して感動しています。

 

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