2025.01.11
🟧できるのはやってる量が違うから❗️❗️
小6、中3になって、例えば、中3なら、都立独自校や早実などの難関私立の過去問がよく解ける生徒、これは中2までにやっている量が違うからだ。これはいわゆる「遅い」子ができない原因でもある。「遅い」子は中2までにやれる量が少な過ぎるのだ。だからと言って、親は何もしない。それは当面は特に困っていないから、そのためにカネを使いたくない、のだ。この事情は小6でも同じだ。小6になって適性問題が全く解けない、そういう子の方がむしろ多数派だろう。その原因ははっきりしている。入会時期が遅いこと、それに加えて様々な習い事などに多くの時間をかけること、中には家族旅行などに時間を割く人もいる。だから小6になるまでに終わっておかなければならないことが終わっていない。だから未熟なままに適性問題をやることになる、あるいは小6になってもやり残したことをやることになる。何度も言うように、小学生が、適性問題をまともに解けるようになるには、小2から指導を開始するほかないのだ。小4では遅いことは、これまでに多くの実例がある。ましてや小5、小6では考えられない。ましてや小5、小6で習い事などに多くの時間を割くなど自殺行為以外のなにものでもない。それがわかるのは、小6になり、夏が終わっても何もかもやり残したことを知るときであるが、そんなことは普通に考えればわかるはずであり、私が言うことは、「まだ時間がある」という強固な思い込み、錯覚とともに、聞き流される。
竹の会で小6、中3になって「できる奴」は、小5までに、あるいは中2までに「やっている量」がまるで違うということである。
それからよく勘違いしている親や子がいるから、何度でも言っておかなければならないが、竹の会のレジュメは、ただ答えを出せば、答えが合っていればそれで力がついたなどというものではない。そういう勘違いをしているから、特に、小6の中途に入会してきた子に見られるのだが、家庭で親などに教えてもらって持ってくる、それで答えが合っていれば、次のステップに進められると思っている。そういう終わり方をしても、思考力などついていないのだから、本番で思考を働かせて切り抜けるなどの芸当ができるはずもないのだ。竹の会のレジュメは、大手のテキストのように、解き方、答えがわかれば次に進めるという形式的なものではない。飽くまで思考力をつけるための材料であり、どうやって答えを得たのか、その過程が中核にある。式のない答え、図のない答えなんかいらない。親に教えてもらった答えなんて意味もない。あなたの思考がどう使われたかが問われているのだ。解き方を学んで解けたつもりになっても空っぽなことは変わらない。
竹の会、わたしの指導理論に従えば、例えば、小3時、なかなか割合のいろはさえも理解できなかった子でも中学期には都立独自や早実レベルを狙えるまでになっているという実例があるほど、効果は実証済みである。