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慶應女子,女子学院への道 桜修館攻略の本質 大手塾に通う子の、実は悲惨な学力、お粗末な実力‼️

2023.06.01

🟡大手塾に通う子の、実は悲惨な学力、お粗末な実力‼️
 大手と言っても、公立中高一貫校対策の塾と私立受験の塾とは、そもそも集まる層がまるで違う。前者は、もともと受験などとは無縁だった層が、ただでいい授業が受けられるというので、受けなきゃ損と考えた人たちが中心となる。もともとカネをかけて学費のかかる私立などに行く気など一切ない人たちである。
 公立中高一貫校制度は、もともと経済的にそれほど余裕のない人たちに、一つのある種の夢を持たせた、ことは確かである。
 ただ、昨今の都立中高一貫校の受験層の90%が、私立併願組であるということが、もともとの素朴な都立中高一貫校の受検組を締め出すことになっていることは、皮肉な結果である。公立中高一貫校に私立受験で流失する優秀な受験組の取り込みに成功したということで、都立の凋落を回避することはある程度避けられたともいえる。中学入試で優秀な層が私立中学に流れるという流れを阻止したという意味で、当局の目論見はある程度は成功したということになるのか。こうして都立受検ができると喜んだ、私立を受験する余裕のない層には、あっという間の、糠喜びであったということか。
 エナなどの大手に通う層は、真のライバルが、早稲アカやサピなどの中堅以上の私立中受験者だということを知らなけれならないだろう。敵は、公立中高一貫校第一志望の子たちではないのだ。
 さて、そうとして、中高一貫大手塾の子たちに勝ち目はあるのか。 
 私が出会ってきた中高一貫大手塾の子たちは、総じて、算数能力が極めて低いという印象である。そして計算力ない。これはここ何年か、エナなどの大手から流れて来た子たちの学力を具に知ったからである。まだある。平成27年当時の竹の会の小6がエナの模試を受けたことがあった。そうしたら約2000人中の12番だったか,順位を取ったことがある。当時その子より算数のできる子はほかにも何人かいたが、その時にエナの子たちの力を知った。
 不思議なのは、大手に何年も通わせながら、我が子の算数力がまるでついてないのを親がまったく知らないことだ。どころか、自分の子は「できる」と信じている節があることだ。
 大手の手練手管、ありとあらゆる媒体を使った誘導に、集まった夜光虫のように、大手に群がり、一年経っても、まともに割合のベタな問題さえ解けない、腑抜けた実力で、いったい何を戦おうというのであろうか。
 早稲アカやサピックスの戦場と化した、都立中高一貫校受検戦線で、まともに戦えるはずもなく、地元の公立に通うことになることは大手を選んだときから決まっていたということです。お粗末な第一巻の終わりです。
 大手にもう2年も3年も通っている、親たちには、自分の子がパッとしないことはもうそろそろ気がついていることでしょう。それを大手のせいだとなかなか考えないのは、自分の最初の選択の非を認めたくないからかもしれない。被害者は子どもということですが、これも第一巻の終わりです。なぜなら,重大なのは、この失敗は、この2年を無為に過ごしたということから来る、将来の破滅の端緒となるからです。そこまで深刻に捉えない親はいずれ初期始動の失敗の取り返しのつかない重大性を知ることになるはずです。
 竹の会の子たちは、受検に失敗したとしても、計算力は卓越しており、割合思考は鍛え抜かれており、公立で落ちこぼれることはまずない。竹の会出身の子たちがそれぞれの公立中でトップ層にいるのは竹の会出身者ならだれでも知っています。そのことを今、竹の会出身の親たちはやっとわかってくれているはずです。竹の会が将来のことを考えてしてきたことが今わかるはずです。
 私立中学受験のための大手は、昔から、落ちこぼれ問題、第一志望ではなく、結局第二、第三志望に行く結果に終わる人がほとんどだ、ということも知っておいてください。

 もともと中学受験のための進学大手塾というのは,もともとできる天才少年しか相手にしていないのです。大手の実績を作るのはそういう子たちしかいないからです。その他大勢の子たちは天才たちの作った実績に夢を持たされて,自分もと考える,そういうように仕向けられるのです。
 第一志望に何人受かったなどと煽り立て、生徒を集めるが、だからといって、大手に入ったら、全員第一志望に受かるのではない。最初は難関に受かると威勢がいい。大手も合格実績を掲げて、大手のカリキュラムに従えば受かるようなことを言う。しかし、一年も経つと自分の力というものがわかってくる。そういう人たちは、第一志望を受けることは変えないが、現実には、第二志望、第三志望に流れていく。私立選択という態度は崩さない。こういうカネのある層には、根強い公立不信があるような気がする。
 中学受験というのは、まあ、最初は、開成だ、慶應だ、なんて言っているわけですが、大手の宣伝も上手いこともあるが、上位の天才たちが出した合格実績を最大限誇張して煽るわけです。パンフレット読んでると、いつしか自分もここで勉強すれば慶應に行ける、なんて信じ込むわけです。親もこんな大きなところで学ぶんだから、きっといいことだらけに違いないと頭はもうピンクモードです。蛙の子は蛙とは思わない。鳶が鷹を産む、と本気で信じる。宝くじに当たると本気で信じて買う、あれと同じです。お花畑モードです。
 
 不思議なのは,なぜ大手に通わせる親たちが我が子のお粗末な学力を悟らないのか、である。

 公立中高一貫校の塾の場合,群がるように集まった親たちはたいてい現状を変えられないしくみになっている。
 親は大手の巧妙な手口にコロリと騙される。
 小5までは、平易なテキストを使う。これは、大手塾につきものの落ちこぼれをできるだけ見えなくするためです。一つの商売です。
 テストなんかもよくやるようだが、80点、90点取れるように調整しているのだろう。
 これで親たちは何も文句は言わなくなる。騙しやすいのだ。そもそも子どもの能力もたいしたことはないのに、大手を選んで、安心するという思考そのものが底の浅さを彷彿とさせる。
 私なんか、子どもが信用できなくて、本当にわかっているのか、何度も検査するけどね。
 易しいテキストで「できている」と誤信させるのは、大手を大手だからと信じる多分に権威主義的性格の人が多いのだろうと思う。こういう人間なら,権威的に、操ることも、容易だろう。
 易しい問題ばかりやってるとバカになる❗️
 小5までに、易しい問題、易しいテキストばかりやってたら、本当のバカになってしまう。竹の会にやってくる大手の子たちが、本当にできない、ということを、わたしは何度も見てきた。本当に必要なことを何も学習していないのだ。いったい2年も通って割合の基本問題さえもまともに解けないというのはどういうことなのだ。何もできないのに、よく2年も3年も通わせるものだ。
 カネをドブに捨てるというより,子どもの将来をドブに捨てているのではないか。
 大手は「みんないる」から安心できる、と誤解しているが、みんなで落ちれば怖くない、の裏返しということでしょ。

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