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推薦合格の落とし穴 

2024.06.10

推薦合格の落とし穴
難関私立高校にも、推薦枠があります。内申と学力試験、面接で合否を決めます。
都立の推薦は、内申、面接、小論文などで、総合判断して決めます。
ずいぶん昔のことになりますが、新宿高校から塾対象の学校説明会の案内が来たので、参加したことがあります。その時、新宿高校の先生が、推薦合格の子の入学後の成績に触れられて、「入学後の成績が非常によろしくない」ということを警告的に言われいたのが、記憶に残っております。
 推薦で合格した子が、一般入試前日まで猛勉強した子より、学力が劣るであろうことは、当然であろうが、推薦合格者のほとんどは、実は、一般受験したら落ちるだろう、つまり、もともとその学校は一般受験できない学校であった、ただ内申があまりにもいいので、推薦を受けた、というのが実態なのではなかろうか。
 だから、推薦合格者の入学後の成績が低迷するのは、当然の成り行きであったということである。
 いわゆる独自問題作成校、つまり、進学指導重点校である、日比谷・西・国立・八王子東・戸山・青山・立川の7校について、推薦で入学するということは、決してこの世の春が来たわけではない。有名校に入ったらこの世の春ではない。高校というのは、入学後上位25%内にいるか、いられるかということが、もっとも重要なことなのである。
 さて、一般的に学力の劣る推薦合格者にそれが可能なのか。
 日比谷を例に考えてみよう。日比谷は、東大志望の女子にとっては、国立を除けば唯一の、東大への道なのである。そういう女子は、慶應女子に合格しても、日比谷に来る。慶應女子の入学辞退率が、50%弱あるというのも、頷ける。この事情は、男子でも似ている。もっとも男子には、開成、渋幕、筑駒、やや落ちるが、巣鴨、城北と言ったところがあり、日比谷だけというわけでない。しかし、日比谷の東大合格者60人というのは、私立難関校にも引けを取らないほど、群を抜いている。学費も安い日比谷を狙うのは、偏差値的にも、開成などと比べて、お得である。
 ただ、日比谷は、開成、筑駒などの東大志望者の滑り止めとしてだけでなく、経済的理由で第一志望となるところでもある。
 さて、これで、日比谷に集まる生徒層というのが、お分かりであろうか。
 推薦で合格した者の、これからは厳しいものになることは誰でもわかるでしょ。推薦で入ったからと手放しで喜べるものではないのです。
 上位25%のルールは、絶対です。
 どんな難関校に入れても、上位25%内になければ、一流と言われる大学への進学はない、と考えてよい。一般論はそうである。ただ開成高校のように上位25%のルールが適用できない超少数の学校はある。もちろん開成にも落ちこぼれはいる。
 都立中高一貫校に、合格するということも、合格ですべてが、バラ色というわけではない。大学進学実績は、もちろん上位25%のルールが適用される。だからその多くは日東駒専に進学することになるのではなかろうか。詳細は、サンデー毎日臨時増刊号を待つことになる。
 都立は、進学指導重点校のほかに、進学指導特別推進校として、小山台・駒場・新宿・町田・国分寺・国際・小松川の7校、進学指導推進校として、三田・豊多摩・竹早・北園・墨田川・城東・武蔵野北・小金井北・江北・江戸川・日野台・調布北・多摩科学技術、 追加として上野,昭和の15校がある。
(1)進学指導重点校(7校)
日比谷、西、国立、八王子東、戸山、青山、立川
(2)進学指導特別推進校(7校)
小山台、駒場、新宿、町田、国分寺、国際、小松川
(3)進学指導推進校(15校)
三田、豊多摩、竹早、北園、墨田川、城東、武蔵野北、小金井北、江北、江戸川、日野台、調布北、多摩科学技術、上野、昭和

都立高校の入学難易度ランク 昔からの分類
都立トップ校
日比谷
西・国立・国際IB
2番手都立
戸山・青山・立川
八王子東・新宿・国分寺・国際
3番手都立
小山台・小松川・武蔵野北・小金井北:調布北
駒場三田・竹早・城東・豊多摩
町田北園・日野台・多摩科学技術・昭和
・上野・目黒・文京・狛江
中堅都立
江戸川・井草・石神井・東大和・南神代・小平・調布南
広尾・豊島・墨田川・深川・雪谷・科学技術・小平南・清瀬・成瀬・
府中・江北・田園調布・東武蔵丘・翔陽・芦花・保谷・松が丘
本所・小岩・杉並・晴海総合・鷲宮・東大和など

※太青字は竹の会合格校

 三田は、最近、駒場の上にあり、人気校となっている。
 こうして、あなたたちは、進学指導重点校を目指すとしてその成否はすでに小学の低学年、理想は小2で決まっている、ことを知らない。
 わたしが、小学2年を指導開始の理想として、訴えているのは、以上を踏まえての話しである。
 能力も普通なのに、大切な基礎学力を忘れて、中学受験に翻弄されることが、生涯を決めていたことになるなんて、考えてたこともないでしょう。
 いいですか。中学入試は、できる子だけでいいんです。まず、基本をしっかりとつけてあげることです。これが子どもを幸せにする唯一の道です。
 それから無塾は、致命的です。高学年になってそろそろ塾、それは認識が甘過ぎます。それがどんなに無謀なことか、それがわかるのは竹の会の子、親御さんだけです。
 東京の皆さんは何もわかっていないと思います。子どもは、鉄は熱いうちに打ての通り、小2から打つのです。
 子どもはまず訓練です。早くから訓練すること、これがすべてです。今、思えば、竹の会に小2から入会という英断をされた親御さんは、賢明、英邁、深い見識に裏打ちされた、判断者だとわたしは常々ただただ感服するしかありません。わたしに、子どもを育て上げる機会を与えてくださり、感謝申し上げています。
 竹の会は、もうこれから出会うことはないかもしれない塾です。それはわたしがいつやめるかわからないからです。なぜ、もうそろそろ体力的に無理な時期が迫っているからです。
 東京の皆さんが、竹の会に出会えるのは、もう時間がないかもしれませんね。
 わたしは、今、お預かりしていただいている子どもたちを育てていければそれでいいと思っています。
 開成高校に合格した塾生の親御さまには、よく小4から竹の会に預けてくださった、と感謝しております。わたしを信頼できないのでしょう。よく大手に行った親子ばかりでした。わたしに任せていただいた、二番目でした。初めては、平成10年の早稲田実業高校に合格した生徒さんでした。わたしに、機会を与えてくださり、感謝しております。
 それからこのブログを読んでくださる人たちが、北海道から九州まで、たくさんいてくださることに驚きと不思議を感じています。四国、山陰、広島、京都、新潟、函館、青森、いやもう日本全国のリピーターと思われるみなさんが読んでいられることにただただ驚くしかありません。

 ありがとうございます。

 竹の会が終わるとき、このブログも終わることでしょう。それまでよろしくお願いいたします。

 

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