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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

桜修館合格法 都立上位校合格法 開成高校合格法 筑波大附属駒場高校40人枠に入るには 中学受験術 🎵子どもの能力を引き出す妙味の世界にいる‼️

2023.11.03

🎵子どもの能力を引き出す妙味の世界にいる‼️
 塾を始めてもうやがて40年の歳月が流れる。
 ここ数年、わたしは、剣の道に喩えるなら、剣の極意に到達した心境にある。都立中高一貫校指導は、平成19年区立九段中等合格の年をもって嚆矢とする。平成18年4月のこと、九段に入りたいと入会してきた区立小6年を10か月の指導で、合格に導いた。倍率11倍だった。ほんとうに入会したばかりの頃は、通分とか、割合の%概念の理解とか、その程度のところから始めたのだった。かの年の小6は実は3名いて、残り2人は、二人とも東大附属中に合格した。平成20年は、高校入試の年だった。都立西、豊島岡学園、桐蔭理数などに合格を果たした。高校入試の二人は、中1から育ててきた子たち、正確には、一人は小6の4月からでしたか。この子のために、高校受験用レジュメの製作に入ったのでした。これまでの竹の会の古いテキストをすべて書き換えて、レジュメにしていきました。2年かかりました。このレジュメだけで豊島岡女子学園に合格したのは、わたしには、大変な自信となりました。
 竹の会のレジュメ指導のスタート元年は、平成17年4月のことでした。都立中高一貫校のためのレジュメ製作が本格的に始まったのは、平成24からでした。それまで小学生指導のための算数レジュメ開発に3年を費やしました。竹の会の算数指導体系の基本原理となる、ミクロマクロ法の発想が指導の実践に使われて、その効果の確証を得て、竹の会の算数体系は確固たるものになりました。
 過去、移転前の元代々木教室時代の竹の会の合格を通じての指導体験は、指導に関する様々な技術経験を蓄積したものでした。また学科の理解を深める機会もありました。中学入試を委託されれば、そのための研究をし、大学入試をたのまれれば大学受験に、それは久しぶりに、つまり、自分の大学受験以来の勉強となりました。そうなんです。まるで自分が大学受験をするかのような指導でした。都立駒場の生徒、都立新宿の生徒、青山学院高等部の生徒など、指導しましたが、一番記憶にあるのは、青山学院高等部の女子生徒を慶應大学に合格させたこと、都立西の生徒を早稲田理工に合格させた経験でしょうか。ただし、都立西の生徒は、第一志望は東大でした。彼は諦めきれずに、一浪して東大に再チャレンジするのです。しかし、またも数学で失敗。結局、慶應の理工に進学しました。彼の東大受験が決して無謀なことではなかったのは、彼が、一浪時の三大模試すべてで、全国順位20番台を取っていたことからわかります。わたしから、言わせてもらえば、彼は天才でした。都立西高時代は、順位は、3年間50番以内をキープしていましたが、彼は勉強だけに没頭していたわけではなく、テニスを楽しんでいました。また、実は、彼はパソコンに魅了されていました。慶應理工に進み、すでに大学前半で、ゲームソフトを開発しています。理工だと通常は、大学院に進むのが普通ですが、彼は大学を卒業すると、すぐに起業し、IT関連の会社を立ち上げ、社長におさまります。資本金は数千万だった思いますが、たちまち億に突入しています。
 わたしは、彼が西原小の6年生の時から西高の3年生まで指導しました。
 あ、大学受験で一人思い出しました。その生徒は、偏差値47の某都立に入った生徒でした。中3の9月ごろだったかな、来たのは。話しによると、中2から不登校になって、学校に行かなくなったということでした。原因については、敢えて聞いておりませんが、なんらかのトラブルで、学級の生徒たちから無視されるようになったと聞いております。
 定期試験のときだけ、学校に行っていたようで、テストは、80点以上を普通に取っていたようです。だからかれは青山でも行けると思っていた。しかし、通知表は、数学のみ2で、他はすべて1です。彼は内申制度を理解していなかったのです。オール1だと行ける都立はない。鷺宮でも、当日点は、450点以上必要です。ところが彼は合格した。当然学年1番。大学受験などまともにする生徒はほとんどいないレベルの都立です。大学受験資格をもらうためにのみ意味を見いだし,通ったと思います。わたしはそう説得して、学校にだけは通うように諭しました。あ、言い忘れていましたが、彼は大学受験を竹の会でやるために、高校も竹の会に通うことになりました。高校の授業は恐ろしく低レベルだったようです。とにかく英語は中学の基本レベルから、数学も計算から、あまりにアホらしいので、笑うと、教師が、「バカにしてるのか」と恫喝してきたそうです。とにかく、授業レベルが低くて、とても大学受験なんかできるところではない。それで、竹の会で、大学受験の勉強を組み立て指導した。話は長くなるので、結論のみ、彼は国立の千葉大学工学部と、東京理科大に合格した。千葉大は後期日程、前期は一橋を受け、一次通過、二次を落ちる。
結局、千葉大に進んだ。不登校児を国立大学に合格させた、経験でした。
 先の、青山学院高等部に合格した女子生徒を3年間指導して慶應大学、上智大学に合格させたのも、実は、わたしには苦難の体験でありました。彼女は、中1から竹の会に所属していましたが、いわゆる受験指導というのは、やっていませんでした。というのも彼女がれっきとしたサピックスに通う生徒だからでした。彼女が、脱落、落ちこぼれたのは、中3の10月のことでした。慶應女子第一志望でやってきましたが、サピックスの模試では、もはや絶望でした。実力はガタガタで、すっかり自信をなくしていました。中1のころは、首都圏サピックスで、第3位だった子でした。わたしは彼女の母親と話しをし、サピックスはやめさせ、後は竹の会で引き受けることになりました。期間は三か月しかなかった。でも基本的なことは出来上がっていたから、指導はテンポよく進められた。とにかく青山学院高等部に合格させることができた。これで終わりかと思ったら、母親から電話、高校でもお願いしたい、そういうことだった。わたしは高校指導はやってないから、できないと断ったのだが、もう大手には行かない、このまま竹の会の先生にお願いしたい、と粘られ、結局やることになった。彼女は青学大にそのまま上がるつもりはなく、受験の意思は固かった。リベンジ戦であった。またまたわたしは、自分が大学受験をするようなつもりになるしかなかった。数学は、わたしが選んだ参考書を使うことにした。英語は、塾専用教材を使っていたが、途中か、東大教養学部の教科書を訳すことにした。訳書がない。生の英文であった。しかも自然科学系の論文であっ。悪戦苦闘して、わたしも訳と格闘した。指導は、お互いの訳を持ち寄り、付き合わせて、正訳を考えていった。彼女は、青学の三年間、数学3科目、英語3科目、10段階評価のすべて10であった。最初日本史での受験を考えたが、日本史は浪人が強い科目なので、わたしは、数学の受験を勧めた。慶應、上智を数学で受けるにしても、確率の比重が高く、確率を直前に補強したことを覚えている。
 慶應大学総合政策合格、上智大学経済合格。彼女の学校では、彼女が塾にも予備校にも行っていないことになっていたので、学校の先生方が特に驚いたらしい。青学でも、同級生が何人も慶應などを受けたらしいが、みな有名予備校に通いながら、受験したそうですが、全員落ちたそうです。彼女は、竹の会に通っていたことは、一切伏せていたのです。昔から、竹の会の子たちは、竹の会に通っていることを隠す傾向がありましたけど、今もそれは変わっていないようです、
 彼女のお母さんは、彼女が大学に通う4年間、毎年クリスマスにわたしにワインを彼女に届けさせました。竹の会に恩義を深く感じ、竹の会への感謝の表れだったのでしょう。彼女は、毎日新聞社に無事就職し、今は、第一線の新聞記者として活躍しているのをわたしは知っています。
 今度は、高校受験の思い出を一つ
 平成9年でしたか、竹の会から、早稲田実業高校普通部と商業部に合格しております。この生徒は、立教新座にも合格しました。また慶應義塾高校の第一次を突破しております。当時代々木ゼミナールで実施していた、全国模試で、200番前後を取り、名前が載ったのを覚えております。彼は小6の終わる頃、やってきたのか、と記憶しています。慶應志望で、小4から日能研に入り、切磋琢磨してきましたが、どうしても2番目のクラスの真ん中あたりの席次が不動でした。わたしがよく言うように、大手は、同じ授業、同じ講師、同じテキストですから、努力は前提で、能力が順位を決める仕組みです。結局慶應は失敗しました。彼は上原中学に進み、竹の会で指導を受けることになりました。柔道部長、生徒会長など超多忙でしたが、当時の竹の会のSコースに通い、どんなに忙しくても決して休んだことはありませんでした。都立青山を滑り止めにして、私立を受けたわけです。早稲田実業は、渋谷区で合格者が一人だけという快挙でした。河合塾などに通っていた同級生が軒並み落ちたものですから、竹の会の真価が発揮できて、とても嬉しかったです。彼の頃の指導法は、いわゆる過去問合格法です。あの頃は、英語指導案(旧バージョン)とか、数学は項目別テキスト(オリジナル)を使って、過去問を総なめするやり方でした。今と変わらないのは、徹底して、自分で考えることを指導したことですね。

 これから過去の指導の思い出を思い出すたびに書いてみようと思います。といいますのは,今のわたしのは境地が指導というものの妙味を自ら繰り出す,無意識の指導技術で子どもたちをこれまでにないほどその能力を引き出せる域に達したのではないかと実感するからです。昔のわたしにはできなかったであろう,子どもの心の変化を感受し,適切な指導を仕掛けることができるようになったのかとよく思います。指導というのは毎回が生のリアルであり,臨機応変の判断が求められる,高度な技術をようするものだと思います。

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