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🎵開成・筑駒絶対合格の方程式

2024.05.14

🎵開成・筑駒絶対合格の方程式
 開成高校及び筑波大学附属駒場高校の合格戦略についてのお話しです。もちろん竹の会の方法です。
 前提 

① IQの問題をクリアしていること
②小学の基本を完全にマスターしたこと
③竹の会のカリキュラム、指示、指導に完全にしたがうこと
以上である。
スタートは、小6の2月である。
①は、竹の会の判定テストで、満点をとること
②は、竹の会の判定テストで満点をとること
 小学の間、スポーツや習い事、稽古事に時間を費やしてきたなら、受験は期待しないほうがいい。塾に行ったことのない子の頭は、耕されないままの荒地である。また1年未満通ったという人もさして変わらない。
 小学低学年(小2〜3)期を無塾で過ごすことのもったいなさは、なんとも口惜しいとしか言えない。この時期の緩慢ながらメリハリのある指導がもたらす効果は、小4からの高度な指導を約束するものである。
 その流れは、次のような過程をたどるであろう。
 小2の1年は計算に始まり計算に終わる。整数の四則、小数の四則、特に、余りのある割り算は時間がかかる、最小公倍数、通分、約分(約分で分数の掛け算、割り算をこっそり仕込む)、分数の繰り上がり、繰り下がり、それから計算テキストを使って、計算の順序、約分、通分を織り交ぜた指定問題を解かせる日々、これで難関中レベルへ、次は、最終段階、逆算だ、逆算は時間のかかる子が多い。それでも1か月もあればいいかな。
 こうしてめでたく計算課程を終えて、割合訓練という長いトンネルに入る。ただし、指導開始前計算4題を解くのは、竹の会のルーティンである。

③は、常に、指導時間を最大にとることを選択の基準とすること、受験は投資しない人がやることではない。
 講習不参加者が時折いるが、そういう人は最初から受検をめざす人、家庭ではなかった、ということである。格差社会において上級国民と下級国民は事実として存在する。しかも上級国民は、5%に過ぎない。少なくとも庶民が、その5%の中に入るには、難関国立大学か、早慶に行くしかない。そしてそういう人たちは、教育に投資を惜しまない、経済的に余裕のある層なのである。
 ただわたしは、今のような大手塾の知識偏重の詰め込み主義は、子どもの脳、したがって心を壊すのではないか、と危惧しているのです。大手塾は、難関中の超少ない定員に合格させると言いながら定員の何十倍、何百倍もの生徒を集めています。その上で、「全員合格❗️」とありえない嘘をつき、大手の生徒も何の疑問も抱かない、のです。全員が受かるわけはないのに、自分だけは「頑張れば」例外となると信じて疑わないのです。そういう心理が、見事に大手の商法とマッチングしている。当然落ちる生徒は多数のはずですが、なぜか第二、第三、第四志望に落ち着いて、「よかった」と喜ぶ。入試とは受験者の心理変化によって、大手の煽りはまるでなかったかのように鎮まり、大手はまたこんなに受かったと煽り、それに引き寄せられるように「自分も」と勘違いした親子がまたさながら集まる。
 おカネをかけないで、受かろうと考えるのが、もともと都立中高一貫校の志望者でした。昔は、都立高校は、経済的に私立には行けない家庭の子が行くところでした。トップ都立には、そういう家庭の子には、頭さえ良ければ、理想の高校だったと思います。もちろんトップ都立は、私立難関を受ける子たちの滑り止めとして機能した側面も否定しません。いや、今は、日比谷などのトップ都立は、経済的弱者のためではなく、東大志望のむしろ経済的に恵まれた家庭の子が普通なのかもしれません。都立中高一貫校もその姿を変えました。私立には行けない、経済的に不遇な家庭の子たちがそれこそワッと志願したものです。塾の季節講習も節約型でした。しかし、大手は、商売をしてきましたね。オプション方式で、基本費用は安く設定して、後からオプション講座を付加していく、このままでは受からないと不安を煽り、また「小石川コース」などと銘打って、これを受けなければ受からないようなキャッチフレーズで取り込むわけです。気がついたらかなりの額を払わせられていた、というわけです。ここでも定員の何百倍も集めるから、落ちるに決まっています。しかも、都立中学志望者の8割は、第二、第三志望なんてない。落ちれば、公立へ行くしかない子たちです。
 そして、高校入試を視野に入れた、基幹指導をスキップして、大手のわけのわからないカリキュラムにしたがってきたわけですから、計算も満足にできない、割合なんかは、テキストの単元(2ページほど)を終わっただけ、それで適性問題ばかり練習させられる、そんなことやって2年前後を過ごして来て、予定通り公立中学へ行くことになる。それがほとんどの大手塾生の姿ではないでしょうか。
 長くなりましたが、竹の会で、開成、筑駒高校を受験、もちろん合格する前提です、する場合、小学時代の過ごし方が、決定的になるということ、竹の会では、小6の2月から前倒し、早め早めに、合格に向けて、進めていくと、それだけのことです。
 しかし、小学を無為に過ごした子が、この竹の会のカリキュラムに乗るのは無理があります。さらに、通常指導だけで、受かることも無理です。
 それから通常指導だけで、成績不振という場合、退塾していく親がたまにいましたが、通常指導だけで伸びないのは、それだけのIQしかないか、IQがそれほどでもないのに部活優先で勉強しないとか、いやそもそも勉強をスキップし過ぎなのですが、それもまたIQと関連しますから、要は、IQの問題なのですよね。IQが普通ならそれだけ勉強に時間をかけなければならないし、とにかく節約型の指導時間だけでは無理ということです。子どもの能力の低いことを棚に上げて成績不振を塾のせいにする、塾がよくない、とする傾向は、昔から変わりません。

 

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