2025.03.14
🟨早く入会した子ほど成功率が高いのはなぜか❓
竹の会では、小5の夏以降の入会者が合格するのは、限られたケースを除き、ほとんどありません。
限られたケースとは、内申が申し分ない、その上で真面目な努力家である、という場合です。もちろん習い事などやってないことは前提です。
平成25年までは、小4入会を推奨していました。しかし、私立難関受験者が、都立を併願するのが、普通になった、平成26年以降は、小2入会を推奨しております。小2といっても、小2の夏までがリミットです。
これは、基本を習得するのに、普通は2年を要すること、思考力を培うには、基本習得後、通常2年を要すること、からです。
基本習得は、ひとり中学受検だけではなく、高校受験の基本となるから、スキップできないのです。
多くの塾に通わない公立小の児童は、既に絶望的な未来がほぼ確定しています。公立中で確実に落ちこぼれというか、底辺に滞留することになります。現代は、塾に通わないという選択は、底辺の選択にほかなりません。かつて平成20年前後には公立小6の90%は、割合を理解していませんでした。わたしが、割合指導を研究するきっかけとなった事件です。大手塾に通う児童も、割合を真に理解する者は少ない。理解しているのは、塾でもトップクラスにある者ぐらいではないか。大手塾に通う多くは公式を暗記して、あるいは問題パターンごとに解法を暗記して、誤魔化しているのだろう。
小学期に塾に通い、基本を身につけた者だけが、トップレベルの高校入試の資格を得るのです。学力の基礎造りとは、計算、割合を介しての思考スタンスの形成、引いては勉強を生活の軸とする習慣の形成を完成させることです。この基礎の上に、高校入試の基盤を積み込むのです。早く、速くは、こういう基礎があるからこそ可能となるのです。小学期に塾に行かない子が、中学に入り、いきなりトップ都立などを目指して塾に入っても、ダメなのは、そういう基礎が、何もないからです。
都立桜修館に行きたい、あるいは高校入試で、都立独自校へ行きたい、あるいは、高校入試で開成、筑駒、あるいは早慶に行きたい、そう思ったら、勉強というか、思考訓練の開始は、小2期がベストです。早期入会者の成功率は非常に高く、また国立大学の合格も視野に入るほどの実力をつけることも可能になります。竹の会の卒業生が一致して竹の会時代の指導に感謝しているのが、その真実性を物語っていると思うのですが。