2025.01.22
🟧受検の失敗が高校受験の失敗の前兆にならないために!!
5年生のときにこれをやってれば❗️ 6年生になって、しかも2学期から、あるいは直前期の12月あたりから急に「受かりたい」という思いを募らせて、熱心になる子、家庭があるけれど、それでは遅過ぎます❗️
それまで節約型の指導時間で、稽古事なんかを目一杯やってきて、それで受かるか、という話しです。
指導が成功するために、やらなければならないレジュメというものがあります。合格者なら必ずやったレジュメというものがあります。わたしが必要と判断したものです。しかし、小5まで節約型でやってきた家庭では、そのほとんをやれないままに、小6を迎えます。そうなるとどうしても積み残したレジュメをやらないわけにはいかない。これで小6も時間は最小限のままであろうから、本来やらなければならないレジュメのほとんどはやらないままに、いよいよ小6の2学期に突入する。これは落ちパターンなわけです。そしてそういう状態で、突然受験熱が上がり、夢中になって、わたしにいろいろ注文してくる。それでは遅いんです❗️ 受かりたいなら、小5までにどれだけやったか、時間とこなした量が問題なんです。そういうものがほとんどないままに小6を迎える。これはもう受かる見込みがほとんどない。例外的な子はもちろんいます。内申の「よくできる」がほぼ全部とか、すごい努力家で毎日何時間も勉強したとか、それでいて素直で知能も高いとか。ただ昨今のように難関私立の併願として私立受験生が大挙参入となると、それも危うい。そういう時代だからこそ早期から時間をかけることが大切なんです。合格した子というのは、それはもう勉強だけでした。成績が悪いと真剣に悩み相談もしてきました。その子の心はなんとかして合格したい、なんとしても合格したいという、切実な思いが伝わってきました。合格する子というのはそういう子です。わたしは、受験するといいながら、習い事、稽古事ごとはやめないで、そちらはそちらで熱心、もちろん勉強も真剣だったと思いますが、レジュメの積み残しは大量になり、直前の勉強は空回りするだけ。そういうどうしようもない状況を幾度となく見てきました。「ながら」の勉強では、どうにもならない量なのだということがわからない悲しさです。
竹の会では、算数で高い水準を超えたことを条件に、適性検査問題レジュメを考えてもらいます。選りすぐった適性検査問題は、かなりの複雑な思考を必要とします。算数による思考訓練が中途半端だとここでほとんどの子が挫折します。このとき算数をよく理解してこなかった者、わかりませんの率が高い子はまず確実に落ちこぼれます。
算数の取り組み方、自分で解くこと、解き直しを繰り返すこと、そういう努力を毎日のようにしなければなりません。
わからないで、教わったのなら、それは思考を少しも深めてはいないのです。だからわからなかった問題は納得のゆくまで何度でも解き直して考えてみなければならないのです。
竹の会では、合格するためには必ずやらなければならないレジュメというのがあります。しかもそのレジュメは正解率9割でクリアしなければならないのです。このレジュメにまで達しない子はたくさんいます。そういう子の合格は絶望的です。
これは高校入試だって変わらない。中2までにあるところまで終わらなければ、高校入試は終わりとまでは言わないが、少なくとも戦略的には失敗です。もちろんわたしはそういう場合だってなんとかしてはきました。しかし、早期、前倒しに進めていれば、高い偏差値の高校を選択肢にできるのです。しかも、合格の可能性も高いのです。単なるチャレンジではない。希望ではない。もしかしたらではない。確実に合格できる選択肢になるのです。
早期の始める。前倒しで最大限の時間をかける。これが合格の鉄則です。