2025.01.14
🟧受験・受検 成功にはA&Bという選択もある❗️
受検・受験において、「遅い!」というのは、実は致命的なことなのです。中2までに「入試数学ベーシック」を終えた者と中3の2学期にようやく終えた者との差が歴然と過去問の結果に出ています。早く終わろうと思えばできないことはなかった。ただそれには費用がかかる。だから結果はわかっていてもそれ以上の手は打てなかった。
これは小学生でも変わりません。小5までのんびりとあれこれ好きなことをやってきた子は小6になれば当然時間が足らなくなります。やらなければならない事の何分の一も終わらないままに試験本番を迎えることとなります。かつて優秀な子はたくさんいましたが、そういう子が落ちたのは時間不足でした。竹の会の規定の回数だけでは足りなかったからです。加えて夏季等の講習も規定の回数、中には「出ない」という子もいましたから、落ちるべくして落ちたのです。
頭がいいならさらに時間不足は深刻です。もし頭がよくないのならこれも時間不足のために基礎もつけられないということも往々にしてあることでした。
受験は、時間勝負です。特に、遅い子、時間のかかる子は、合格の可能性は限りなくゼロに近いと思います。
遅い子が小6になって時間が足りなくなって結局落ちるしかないというのは、実は落ちた子のほとんどに当てはまることです。
直前に時間をかけるのとは、別の話しです。基礎習得に時間がかかる、遅いというのが、すでに合格可能性がないということなのです。
そういう子はたいてい小4期、さらには小5でさえものんびりと勉強は付随的な扱いとしてきたはずです。
高校受験の仕上がりは、すべて速いか、遅いの差。できない子は遅い。中学受検も遅い子は合格することはないでしょう。
さらに本来、入会時期が遅ければ、間に合うわけがないのです。
怖いのは、遅れがちな子は、基礎も不十分なままに小学を終わり、そのまま公立中学へ進む。成績が取れるわけがないので、結局どこやらの誰でも入れる私立に行くことになる。遅いというのは、そういうことです。