2024.12.06
🟧教育にカネをケチると確実に失敗する!!
教育にカネをケチる親は教育で成功することはない。そういう親の子はやはり教育にカネをケチる。子は親を見て育つからである。
生活が困窮とまでいかなくてもとても教育にカネをかけられないなら、親、子とも貧困というマイナスの財産状態は永遠に受け継がれるであろう。貧困スパイラルの入り口を自ら選ぶのが、多くの親の常である。
現代における格差社会、貧富の二重構造は、生存競争の結果をリアルに反映している。安倍、菅、いや自民党がもたらした、いや結局自民党を選び続けた国民の選択にほかならないのだが、少数の富の独占を結果する社会が、困窮した若者を犯罪へと追い込んでいく。
官僚は、法人を作り、天下り先の確保に余念がない。理事長として2年ほど年に2000万ほど貰ったら、退職金もらってまた別の法人に天下る。何か法律ができれば、必ず利権を掠め取る仕組みを作り、甘い汁を吸う。それが今の日本の官僚組織である。こういう奴らが高級国民の中身である。二重構造といい、若者の困窮を尻目に税金を合法的に搾取する制度を国民にはわからぬようにこっそりと作る。日本の生存競争は、初めから既存利得の硬い岩盤ありきの実に不正義、理不尽なものである。
それでも勉強しない人間、勉強にカネをかけない、かけられない人間は、この理不尽な社会の中で、下層階級に確定的にベルトコンベアで送り込まれていくしかない。IQのあまり高くない国民をターゲットにしたテレビは、お笑い芸人、バカ芸能人をカネで操り、国民を洗脳してきた。自らが下級国民であることの自覚はないのか、どんなに困窮しても暴動を起こすこともない。いや昨今闇バイトなど困窮した若者の犯罪の本質は、猿にスマホを与えて大人しくさせた、勉強しないバカ者、あ、いや若者の成れの果てではないのか。
皇室なら東大も無試験で入れるのか、何やかやと理不尽が、罷り通る社会ではあるが、私たちはとにかく勉強なら少なくとも高級国民の中へとギリギリ入り込めることだけは確かであることは間違いない。
教育にカネをかけなければ、それだけの未来しかないのだ。だから教育は投資であり、決して習い事なんかと同レベルではない。同レベルにしか考えないから死ぬまで国家に搾取されるのだ。
わたしの経験は、勉強にカネをケチる人間、もったいないと観念する人間、思い切った投資のできない人間が、決して成功しなかったことを教えている。唯一の例外は、天才のみである。しかし、昨今、天才ほど教育にカネをかけるというのが、世の中の常識である。東大生の8割が富裕層というのである。私立中高一貫校に合格し、その合格のために多額の投資をしてきたのはほかならない富裕層だから当然の話しではある。中学受験で飛びきりの天才たちが抜けた公立小から公立(区立・市立)中へと流れ込む、その8割が勉強とは縁のない人間たち。だからこそ高校入試は、そういった天才のほとんどいない中での、公立中2割の子たちの争いとなる。だから高校入試は絶対有利なのだ。ここでカネをケチって勉強にカネをかけない家庭はその認識の甘さとともにカネをかければ勝つ仕組みから自ら離脱してしまう。トップ都立はただ合格したら終わりではないのだ。上位25%に入らなければせっかく上位都立に入っても意味はないのだ。だからギリギリでも受かればいいなどという親の考えそうなことだが、そういう思考は入ってから落ちこぼれては地獄だということを知らない甘い親の認識だ。